砂白金(さはっきん)とは、砂金と同様に河川や旧河床から採掘される白金族の漂泊砂鉱の総称。ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金(プラチナ)からなるが、個々の砂白金中でもそれぞれの元素が様々な比率で混じり合い、純粋な状態で産することは稀である。また不純物として鉄を含む場合も多く、さらにはヒ素と白金族の化合物も砂白金中には含まれる。 主な産地は北海道で、北海道の中央部を南北に縦断する蛇紋岩地帯を流れる河川から採掘される。 などの産地が古くから有名であるが、近年は本州の蛇紋岩地帯の河川にも少量ではあるが存在が確認されている。 比較的硬度の低い白金を主体とした物は砂金と同様に丸く磨耗した形状の物が多いが、硬度が高いイリジウムを主体とした物は角ばった形状の物が多く、一部には六角板状の自形
日本国内の産地
夕張市
深川市
小平町
外観
関連項目
自然白金
浅砂鉱床
更新日時:2017年5月20日(土)23:51
取得日時:2018/12/10 09:44