砂沙美☆魔法少女クラブ
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砂沙美☆魔法少女クラブ
ジャンル魔法少女
漫画
原作・原案などAIC、BeSTACK
作画M田あきまさ
出版社角川書店
掲載誌月刊ドラゴンエイジ
レーベル角川コミックスドラゴンJr.
発表号2006年1月号 - 5月号
巻数全1巻
アニメ
原作AIC、BeSTACK
監督高本宣弘
シリーズ構成岡田麿里
キャラクターデザイン原将治
音楽多田彰文
アニメーション制作AICスピリッツ
製作砂沙美製作委員会
放送局WOWOW日本テレビ
放送期間2006年4月13日 - 7月13日(シーズン1)
2006年10月3日 - 2007年1月11日(シーズン2)
話数シーズン1:全13話
シーズン2:全13話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

『砂沙美☆魔法少女クラブ』(ささみ まほうしょうじょクラブ)は、日本テレビアニメ、およびM田あきまさによる漫画作品
概要

タイトルの通り魔法少女アニメWOWOW2006年4月13日から放送された。同年10月5日からは第2期『砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン2』が放送され、それにともない第1期は『砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン1』と区別して呼ばれており、物語的には日常生活での単発エピソードが主体のシーズン1は「スクールデイズ編」、魔女の世界での連続したエピソードでストーリーの展開を見せるシーズン2は「ウィッチランド編」とされている。WOWOWに出資している日テレが製作に加わっており、10月3日からは日テレでもシーズン1、シーズン2が放送された。2007年1月12日からアニマックスでもシーズン1が放送。またシーズン1放送に先立ちM田あきまさによるコミック版が『月刊ドラゴンエイジ』(角川書店)2006年1月号から2006年5月号まで連載された。

制作会社であるAICなどの公式アナウンスでは『天地無用!』の登場キャラクターである砂沙美を主人公としたスピンオフ作品とされるが、設定・世界観などはまったく別物のスター・システム作品となっており、担当する声優も変更されている。また本作と同じ『天地無用!』のスピンオフ作品であるテレビ版『魔法少女プリティサミー』のオリジナルキャラクターである「美紗緒」「銀次」「ほのか」らも登場するが、銀次とほのかは名前を受け継いでいるだけであり、容姿はもちろん性格や役割なども大幅に変更されている。

子供キャラクターのほとんどに実際の子役を配している。

おおまかの設定はごく普通の魔法少女ものになっているが、実際の作品では、以下のように若干大人向けのテイストが味付けされている。

魔法少女達には専用の衣装が用意されてはいるが、その衣装の目的はあくまでも少女達の魔力を抑止・抑制する為の拘束具であり、魔法少女もの恒例の変身シーンなどの演出はなされず(普通に着替える)、魔女の世界が舞台となる物語後半では完全に私服のみで進行する。

攻撃魔法が乱れ飛ぶような派手なバトル演出には主眼を置かれておらず、戦いの勝敗で事態が転化するような場面がほぼ存在しない。

既に部分的に魔女と人間がひとつの世界に共存しており、実際の事件「魔女狩り」について多少扱われている。

魔女の世界の平和の代償にある人物が生け贄のようにされている。

人間を蔑視しているメインキャラのひとりの魔女が最後まで改心しないままである。

あらすじ

砂沙美は、魔法が使えるいわゆる魔法少女だが、父親との約束でそのことは隠している。ある日、砂沙美は、転校生で未だクラスに馴染めない美紗緒を料理クラブに誘うのだが、ひょんなことから、異空間へと飛ばされてしまう。そこで、美紗緒の過去が映し出された。彼女は、前の学校で魔法が使えることから虐められていたのだ。それを見た砂沙美は、父親との約束を破り、彼女の前で魔法を使って見せた。
キャラクター
魔法少女
岩倉 砂沙美(いわくら ささみ)
- 小川真奈[1]誕生日:9月6日 O型 144cm 伊佐奈小学校5年2組本作の主人公。生まれつき物に一時的に命を与え動かす魔法を使えるが、両親との約束で秘密にしている。元々物を動かす魔法は魔法少女なら誰でも使えるようになる程度のものであり、本来の特性として闇を打ち消す光の魔法の才能を内に秘めている。魔法の力は好きで、人前で魔法を自由に使えないことは残念だと思っていたが、反面人を傷つけるための攻撃魔法の練習は本質的に嫌っており、そのため物語中盤ではひとり魔法の成長が伸び悩む。誰からも好かれる明るい性格で、何事にも一生懸命。良くも悪くも実直で人の話を聞かない一面がある。運動神経は決して悪くはないが、運動会や競争といった肝心な場面では緊張して走るのが遅くなる。手先は器用とはいえないが、料理の腕は超一流で、和洋様々なメニューから怪しげな創作料理まで何でもそつなくこなす。魔女の世界で出会ったアミターヴのことが好きだが、それが恋愛感情であると自覚していない。
篠原 美紗緒(しのはら みさお)
声 - 志村比芽子[1]誕生日:6月12日 A型 152cm 5年2組虫や外套の状態で具現化する闇の魔法を使う。当初は魔法の力を嫌っておりコントロールもままならなかったが、魔女の世界での出来事を経て次第に魔法に傾倒していくようになると同時に、その飛び抜けた才能を開花させてゆく。内向的な性格で、進級前に転校してきたもののクラスには馴染めていない。転校前の学校で、魔法のせいでいじめられていたことがトラウマとなり人を避けていたが、砂沙美との出会いで自分を変えようとする。いつも明るく皆の中心にいる砂沙美に憧れる一方、コンプレックスを感じてもいて後にそれを巫女長に利用され、砂沙美たちと敵対することになる。クラスメイトの猿田の事が好きだが、その想いを伝えられずにいる。猿田が砂沙美に好意を持っているのにも気づいており、それもコンプレックスの一つとなっている。手先が器用で、バザーではアクセサリー作りに意外な才能を発揮する。
穂積 真琴(ほづみ まこと)
声 - 波多野桃子[1]誕生日:3月11日 B型 137cm 5年3組重力操作の魔法の適性があり、巨大化や縮小化ができる。一人称はマコで、自称美少女。ミーハーで強引な性格で、身長が低いことを気にしており、給食の牛乳を大量に飲んでいる。そのため腹を壊しやすく、トイレの一室を半ば私有化している。良くも悪くも自己中心的な現代っ子で、物事をハッキリ言う性格のため砂沙美や杏莉とよく衝突する。恋愛にも興味旺盛で、魔法少女集会では他の参加者の少年達とメールアドレスの交換をするなどの積極性を見せる。
高峰 司(たかみね つかさ)
声 - 川上早春[1]誕生日:5月4日 A型 157cm 5年1組風を操る魔法を使う。父親からは魔法の使用を禁じられているが、司自身は魔法を亡くなった母親との絆と考えており、その使用に抵抗がない。そのため5人の中では一番魔法を使いこなしており上達も早い。父子家庭だが資産家の裕福な箱入り娘で、溺愛されるあまり学校を長期休学していた。無口で感情の変化をあまり見せないが、根は相当な変わり者で、唐突に時代劇口調で喋る等の突拍子もない言動に出ることが多い。次回予告ではほぼ本編内容と関係のない見当違いの発言を繰り返す。好物は厚揚げ。
美杉 杏莉(みすぎ あんり)
声 - 船山真凛[1]誕生日:11月1日 AB型 140cm 6年1組唯一の6年生。


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