木本正次の同名小説については「木本正次#主な著書」を、中村晃子のシングルについては「砂の十字架 (中村晃子の曲)
」をご覧ください。この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "砂の十字架" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年9月)
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。検証可能性に基づき除去される場合があります。
「砂の十字架」
やしきたかじん の シングル
B面スターチルドレン
リリース1981年2月21日
2006年11月22日(再発売)
規格シングル・レコード
マキシシングル(再発売)
ジャンルポップス・アニメソング
時間4分56秒
レーベルキングレコード
スターチャイルド(再発売)
作詞・作曲谷村新司(作詞・作曲)
チャート最高順位
21位(オリコン)[1]
やしきたかじん シングル 年表
Walking On
(1980年)砂の十字架
(1981年)かりそめのパートナー
(1981年)
テンプレートを表示
『砂の十字架』(すなのじゅうじか)は、1981年2月21日に発売されたやしきたかじんの7枚目のシングル。 谷村新司の作詞・作曲。アニメ映画『機動戦士ガンダム』(劇場版3部作の第1作)の主題歌で当時のたかじんのシングルとして最大の13万枚[2]を超えるヒットとなる。カップリング曲「スターチルドレン」は、たかじん自身の作曲。作詞の井荻麟は『機動戦士ガンダム』の総監督・富野由悠季のペンネーム。映画のイメージソング(劇中での使用はなし)として作られた。発売から25年後の2006年、本作歌入り音源に加え、オリジナル・カラオケを収録したマキシシングルとして再発売された。 当時鳴かず飛ばずのたかじんを担当していたキングレコードのディレクターが、部長に涙ながらに土下座し、たかじんにレコードを出す機会を与えるよう直訴した。その結果キングレコードは発売の条件として、たかじんに『機動戦士ガンダム』の主題歌を歌うよう指示する[3]。たかじんも歌詞に「ガンダム」という固有名詞が含まれないことを条件に、土下座をしたディレクターに対し恩義を感じていたこともあり、渋々ながら承諾する。たかじんは本作の収録で東京に赴いた際に富野と面会し、「分かんないんだよね。一番初めの『♪ライリーライリー』って、あれなんだ?」と問い質したが、たかじんの人となりを知らない富野は「谷村新司さんもOKしてくれたんだし、やって下さいよ」と返すのみだったという[4]。歌詞が理解できなかったこと、ジャケットが『機動戦士ガンダム』主人公アムロ・レイのイラスト(安彦良和の描き下ろしによる)だけで構成されており、自分の写真が無かったことにたかじんがクレームをつけたため一旦発売延期されたが結局そのまま発売された。 本作のヒット以降、たかじんは「あんた」「やっぱ好きやねん」などヒット曲を出すようになるが、上述の事情からたかじんはこの歌のことを「人生最大の汚点」と語り、「この歌が話題に出ると機嫌が悪くなる」とも語っていた。たかじん自身は上記のような苦い思い出もあり、ガンダムの話題を避けていたものの、元々アニメ番組に関して、殆んど観ていなかったためそもそもガンダムを観たことが無く、ガンダムの作品世界そのものに嫌悪感を示したわけではない。たかじんは通常、半日で終わるレコーディングが、この曲の時は2日かかったといい、元々歌詞の内容や意味へのこだわりの強い性格もあり、繰り返し歌詞の中に出てくる「ライリー」という言葉の意味がまったく理解できなかったという。
解説
発売までの経緯
その後のたかじん
Size:98 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef