石鎚山
西条市中心部の加茂川東岸より臨む石鎚山
標高1,982 m
所在地 日本
愛媛県西条市・上浮穴郡久万高原町
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度46分03秒 東経133度06分54秒 / 北緯33.76750度 東経133.11500度 / 33.76750; 133.11500座標: 北緯33度46分03秒 東経133度06分54秒 / 北緯33.76750度 東経133.11500度 / 33.76750; 133.11500
山系四国山地
初登頂850年(嘉祥3年)(灼然、寂仙)
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石鎚山(天狗岳) - 地理院地図
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プロジェクト 山
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石鎚山(いしづちさん、いしづちやま)は、四国山地西部に位置する標高1,982 mの山で、近畿以西を「西日本」とした場合の西日本最高峰で、山頂から望む展望が四国八十八景64番に選定。愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する。
石鉄山、石?山、石土山、石槌山とも表記され、伊予の高嶺とも呼ばれる。『日本霊異記』には「石槌山」と記され、延喜式の神名帳(延喜式神名帳)では「石鉄神社」と記されている。前神寺および横峰寺では「石?山(しゃくまざん)」とも呼ぶ[1]。
概要最高地点の天狗岳
石鎚山は、山岳信仰(修験道)の山として知られる。日本百名山、日本百景に加えて日本七霊山のひとつとされており、霊峰石鎚山とも呼ばれる。石鎚山脈の中心的な山であり、石鎚国定公園に1955年11月1日指定されている。また、四国八十八景64番に西日本最高峰からの眺望が選定されている。
最高峰に位置する天狗岳(てんぐだけ、標高1,982 m)・石鎚神社山頂社のある弥山(みせん、標高1,974 m)・南尖峰(なんせんぽう、標高1,982 m)の一連の総体山を石鎚山と呼ぶ。その三峰を頭部に三角点山(下記)を胸部に見立て、星が森からは涅槃弘法大師の姿と、西条市北部からは涅槃釈迦の姿といわれてきた。
三角点は天狗岳や弥山には設置されておらず、弥山の北西にある1,920.63 m[2]のピークに三等三角点「石鎚山」が設置されていて三角点山また北岳と呼ばれている。石鎚山系の一等三角点「面河山」は南西側の二ノ森山頂(1,929.24 m)に設置されている。 かつて石土山と呼ばれた笹ヶ峰、瓶ヶ森から授かったとされている。古くから修験道の山として知られており、山のかたちが石でできた剣である「石鎚」に似ていたことが由来などの伝承もある。 伊曽乃の女の神が石鎚山の男の神に求婚した際に、石鎚山の神は「修行せねばならず、山から3個の石を投げるので、落ちたところで待て」と言い、その石の落ちたところが伊曽乃神社だとされる[3]。 新第三紀の1500万年前ごろまで、火山として活動しており、山体は三波川変成帯を覆う、安山岩からなる[4]。この安山岩は山頂の南側の面河渓を中心とする直径約7 kmに分布しており、カルデラを形成していた。ちなみに、このカルデラは日本で一般的なじょうご型カルデラではなく、環状割れ目噴火によるバイアス式カルデラである。約2万年前の最終氷期にこの辺りは周氷河作用がはたらき、岩石が砕かれ岩稜の山が形成されたと推定される[4]。 石鎚山及びその周辺の森林は、暖帯林(カシ林)から温帯林(ブナ林)、標高1,700メートル以上の亜寒帯林(ダケカンバ林、シラビソ(シコクシラベ)林)と変化に富んでいる。
山名の由来
伝説
地質
動植物
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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