石神井公園駅
南口(2021年5月)
しゃくじいこうえん
Shakujii-kōen
◄SI09 練馬高野台 (1.1 km) (1.9 km) 大泉学園 SI11►
所在地東京都練馬区石神井町三丁目23番10号.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度44分36.8秒 東経139度36分25.3秒 / 北緯35.743556度 東経139.607028度 / 35.743556; 139.607028
石神井公園駅(しゃくじいこうえんえき)は、東京都練馬区石神井町三丁目にある、西武鉄道池袋線の駅である。駅番号はSI10。都立「石神井公園」に隣接。
特急ならびに平日朝ラッシュ時に千鳥停車運用で運行される通勤準急を除いた、全旅客営業列車が停車する。終日にわたって当駅発着の列車が設定されている。
石神井公園駅管区として、練馬高野台駅 - 秋津駅間の各駅を管理している[1]。 駅の北口は 1978年(昭和53年)に貨物駅の縮小によって開かれた。2012年には高架化が完成した。 西武池袋線は当駅を境に飯能駅までが複線、練馬駅までが複々線である。そのため複線の大泉学園駅側に引き上げ線を備え、当駅発着の列車も副都心線や有楽町線直通列車を中心に多数設定されている。 ホームはそれぞれ有効長210m、幅員が最大10mである。中央部には冷暖房完備の待合室が設置され、屋根を支える支柱は石神井公園の木々をイメージした意匠となっている。地上階との間には池袋方に階段、所沢方にエスカレーター、中央部にエレベーターが設置されている。改札口は地上階の東西2方向(中央口、西口)に設けられている。改札内には床に石神井公園の水紋をイメージした意匠が施されており、西口改札脇にはトイレが設置されている。定期券自動発売機設置駅。駅舎の外装は、練馬区内在住在学の小中学・高校の学生を対象としたデザイン画コンテストが行われ、その入賞作品21点からアイデアを抽出して設計された。とくに、駅前広場に面する部位に設けられたアーチ状のモニュメントは、コンテスト最優秀賞作品から採用されたデザインである[要出典]。 かつては駅舎および改札口が南北両方にある地上駅で、改札内の跨線橋でホームと駅舎を連絡する構造であった。駅の南北を移動するには近接の開かずの踏切として悪名高い踏切を利用する必要があったが、後述の高架化工事に伴い立体交差化され利便性が向上した。 ホーム路線方向行先 (出典:西武鉄道:駅構内図 高架化以前は島式ホーム2面3線で、中線は上り(3番ホーム)と下り(2番ホーム)とで共用だった。また4番ホームの北隣に留置線が2本存在し、うち1本が車両留置や上り回送列車の待避に使われていた。練馬駅付近で高架・改良工事が行われていた頃、線路が分断されたため豊島線を終日練馬 - 豊島園間の折り返し運転とし、池袋 - 豊島園間の各駅停車を池袋 - 練馬間の運転としていた時期がある。この際、一部列車を除き練馬 - 当駅間を回送扱いとし、ホーム北側の留置線にて折り返し・待機としていた。
歴史
年表
1915年(大正4年)4月15日:石神井駅として開業[2]。
1933年(昭和8年)3月1日:石神井公園駅に改称[2]。
1962年(昭和37年)7月14日:駅構造を島式ホーム1面2線から島式ホーム2面3線に変更し、跨線橋を開設[3]。
1978年(昭和53年)3月31日:貨物営業を廃止[4]。
1978年(昭和53年)9月12日:北口開設[5]。
1990年(平成2年)12月23日:新駅舎使用開始[6]。
2008年(平成20年)11月22日:高架化工事に伴い跨線橋を廃止して仮設地下道に切り替え(高架化工事の詳細については該当節参照)[7]。
2010年(平成22年)2月7日:上り線が高架化される[8]。
2011年(平成23年)4月17日:下り線が高架化される[9]。定期券販売窓口を廃止。
2012年(平成24年)6月23日:下りホーム全面供用開始(1番線使用開始により下り線が1面2線化)[10][11]。
2013年(平成25年)3月23日:西口を供用開始[12]。
2017年(平成29年)3月1日:商業施設「Emio石神井公園」がオープン[13]。
駅構造
のりば
1・2 池袋線下り所沢・飯能・西武秩父方面
3・4上り練馬・池袋・新木場・渋谷・横浜方面
3番ホームは、2012年ダイヤ改正以降、練馬駅4番ホームおよび西武新宿線各駅の上りホームと同じメロディが使用されている(複々線化に伴い、4番ホーム発列車と区別をつけるため)。
外側の1番・4番ホームは基本的に特急、通勤準急の通過及び各駅停車を除く優等列車を発着する急行線、内側の2番・3番ホームは各駅停車が発着する緩行線として使い分けることで緩急接続を行っている。但し、一部優等列車は交互発着及び上位列車待避のため2・3番ホーム、各駅停車も1・4番ホームを使用する場合がある。当駅が始発・終点となる列車は、引き上げ線の関係もあり必ず内側ホームを使用する。
下りの1番・2番ホームは同時刻に到着、上りの3番・4番ホームは同時刻に発車する事がある。
当駅では、池袋線池袋駅発着の急行と、東京メトロ有楽町線・副都心線直通の各駅停車との連絡が頻繁に行われる。急行・通勤急行と、平日朝に1本のみ運転されている池袋行の快速急行は、次の停車駅が池袋駅で、練馬駅には停車しないため、西武有楽町線の小竹向原駅を経由して有楽町線・副都心線へ向かう際には、当駅での乗り換えが必要となる。
夜間は2本ある引き上げ線にそれぞれ8両編成が1本ずつ留置される。このうち下り線側に留置される1本は翌朝5時台の各駅停車当駅始発池袋行きに、上り線側に留置される1本には東急5050系・横浜高速Y500系のいずれか1編成が留置され、翌朝の当駅始発各駅停車菊名(土休日は元町・中華街)行きに充当される。なお、日によっては留置番線が入れ替わる場合がある。
中央口改札(2022年7月)