石川瑠華
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いしかわ るか
石川 瑠華
第32回東京国際映画祭にて
生年月日 (1997-03-22) 1997年3月22日(27歳)
出身地 日本 埼玉県ふじみ野市[1][2]
川越市とも[3]
身長155 cm
血液型B型[4]
職業女優
ジャンル映画MVCM
活動期間2017年 -
事務所ソニー・ミュージックアーティスツ
主な作品
映画
イソップの思うツボ
恐怖人形
猿楽町で会いましょう
うみべの女の子』テレビドラマ
13

 受賞
日本映画批評家大賞
新人女優賞
2021年猿楽町で会いましょう

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石川 瑠華(いしかわ るか、1997年3月22日[5] - )は、日本女優埼玉県出身[5]ソニー・ミュージックアーティスツ所属。チーズfilmサポートタレント[5]
経歴

西武学園文理中学校・高等学校卒業、上智大学理工学部物質生命理工学科中退[1][6]

大学在学時よりモデルキャスティングサービス「Cherishdoll」に登録し、モデルとしての依頼を募集[7]2017年5月には写真週刊誌FRIDAYの「女子大生水着図鑑」で水着姿を披露している[1][8]制作会社芸能事務所チーズfilmのトレーニングを半年間受講したのち、2017年8月11日に同事務所への所属が発表され、女優としての活動を開始した[4][9]

事務所所属後、2017年8月の舞台「SUGAR WORKS」でデビュー。初の映像出演は第2回未完成映画予告編大賞出品作の『猿楽町で会いましょう』の主演・ユカ役で、同作はグランプリと小原信次賞を受賞し、2019年に本編の製作が決定[10]第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門正式出品作に選出され、2020年から渋谷シネクイントから全国順次公開が予定されていたが[11]、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、2021年6月4日に公開された[12]

オーディションを経て、アスミック・エース配給で2019年8月公開の映画『イソップの思うツボ』の主演・亀田美羽役に抜擢[注 1][13]。同映画のキャストが公開された際、Yahoo!リアルタイム検索に石川の名前が8位にまで上った[14]TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶では「撮影のときには上映館が109館というのも、こんな光景が目の前に広がるというのも想像できなかったので、今すごくうれしいです」と喜びをあらわにした[15]

2020年1月1日より、ソニー・ミュージックアーティスツに移籍。前所属事務所のチーズfilmも「サポートタレント」という枠組みを新たに作り、引き続き石川をサポートする[16][17]。同年8月から放送の東海テレビ制作連続ドラマ『13』にて主人公の妹役を演じ、これが連続ドラマの初レギュラー出演となった[18]
人物・エピソード

特技にダンステニス水泳蕎麦の早食いを挙げており[5]、特にダンスは幼稚園生の頃から続けており、大学でもダンスサークルに入ってヒップホップをやっていた[1]。影響を受けた映画に『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を挙げる[19]

派手なことはあまり好まないタイプ[20]くまのプーさん抱き枕を愛用している[21]

大学生になるまで役者の道に進むとは考えていなかったという。しかし、大学の環境が嫌になり「どこか違うところに行きたい」と思った結果、演技のワークショップを受けたところ、演技について想像していたものとは異なっていたことから興味を惹かれ、週1でワークショップに通い続けた[19]

役の中に自身の色が出てきてしまうのを嫌い、オーディションの際には自身のことを話したり伝えたりすることはほとんどなく、自分より役を見てほしいと考えている[20]。これは『Superendroller』の舞台稽古中、役を演じていたつもりが「それは瑠華だから」と指摘されて悔しかった経験から来ている[19]。オーディション前にはカフェなどに入ってイメージに近い音楽を聞くことで感情にスイッチを入れているという[20]。役者としての将来像は「芸能人じゃない人。普通の人を普通に演じられる人。」と答えており、石川瑠華という名前よりも役名で覚えていてもらえるような役者を目指している[19]

映画『イソップの思うツボ』のオーディション終了直後、担当の監督3人の間では特別「石川がよかった」という意見は出ていなかったものの、特別華があったり、特別芝居が上手かったりを超えた何かを感じ取り、3人の監督全員が「この子は残しておこう」と石川の名前を候補に残していた。結果、新人女優ながらヒロインへの抜擢へと至った[13]

映画監督の児山隆が第2回未完成映画予告編大賞出品作『猿楽町で会いましょう』の主役をどうするか考えていた際、Instagramで石川の写真を見て、まだ女優の仕事を行っていなかったものの「この人、すごい実在感があるな」と強く惹かれ、ダイレクトメッセージで出演をオファーした。映画化が決定した際も石川を最初にキャスティングし、「石川さんだけは絶対に残したい」とプロデューサーに伝えたという[22]

石川はインタビューで「濡れ場には抵抗ないか」と問われた際、「いい作品のためなら、何でもいいが、観た人が脱いでいたことしか頭に残らなかったら嫌だ」と返答。『猿楽町で会いましょう』『うみべの女の子』どちらも性を超えたものを描いているから、私自身は脱いでも脱がなくても、どっちでもいい」と答えている[23]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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