石川慶
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いしかわ けい
石川 慶
生年月日 (1977-06-20)
1977年6月20日(46歳)
出生地 日本 愛知県豊橋市
職業映画監督
ジャンル映画ドキュメンタリーCM
活動期間2005年 -
主な作品
愚行録
蜜蜂と遠雷
ある男

 受賞
日本アカデミー賞
最優秀監督賞
2023年ある男
最優秀編集賞
2023年『ある男』
その他の賞
毎日映画コンクール
監督賞
2019年蜜蜂と遠雷日本映画プロフェッショナル大賞
新人監督賞
2017年愚行録ヨコハマ映画祭
監督賞
2020年『蜜蜂と遠雷』
新人監督賞
2018年『愚行録』山路ふみ子映画賞
2019年『蜜蜂と遠雷』

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石川 慶(いしかわけい、1977年6月20日[1] - )は、日本映画監督愛知県豊橋市出身[2]愛知県立時習館高等学校東北大学物理学科卒業[2]
人物・来歴

幼少の頃から両親の影響で映画が好きで、東北大学で興味のあった物理を学んだ後、映画監督を志し、多くの名匠を生み出したポーランド国立大学ウッチ映画大学に留学し演出を学ぶ[3]。短編映画などの制作でキャリアを積み、母国語で映画を作りたいと考え帰国[4]。帰国後は主に短編映画を作り、ドキュメンタリーCMなどを手掛けてきた[2]。日本とポーランドの合作企画『BABY』ではプチョン国際ファンタスティック映画祭の企画マーケットでグランプリを受賞している[5]

2017年、映画『愚行録』で長編映画デビューを果たし、第73回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出された[6]。ほかに、新藤兼人賞銀賞、ヨコハマ映画祭、日本映画プロフェッショナル大賞では新人監督賞も受賞。2019年、映画『蜜蜂と遠雷』では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞などを受賞[7]
監督作品
短編映画

Co Slychac(2006年) ※ドキュメンタリー

bracia(2006年)

Dear World(2008年)

It's All in the Fingers(2009年)

conversation(s)(2013年)

点(2017年、
S・D・P

十年 Ten Years Japan「美しい国」(2018年11月3日公開、フリーストーン)[8] ※オムニバス映画

長編映画

愚行録(2017年2月18日公開、ワーナー・ブラザース映画オフィス北野

蜜蜂と遠雷(2019年10月4日公開、東宝

Arc アーク(2021年6月25日公開、ワーナー・ブラザース映画

ある男(2022年11月18日公開、松竹

ドラマ

ドラマW イノセント・デイズ(2018年3月18日 - 4月22日、WOWOW

受賞歴

第39回
ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル新人監督賞(『愚行録』)[9]

2017年 新藤兼人賞 銀賞(『愚行録』)[10]

第27回日本映画プロフェッショナル大賞 新人監督賞(『愚行録』)[11]

第41回ヨコハマ映画祭 監督賞(『蜜蜂と遠雷』)[12]

第74回毎日映画コンクール 監督賞(『蜜蜂と遠雷』)[13]

第46回日本アカデミー賞 最優秀監督賞(『ある男』)[14]

脚注
出典^ “ ⇒香港映画『十年』がアジアで大プロジェクト化!日本版総指揮は是枝監督、タイ版はアピチャッポン監督が名乗り!台湾も参加し国際共同プロジェクトへ!”. Cinefil (2017年10月16日). 2018年7月3日閲覧。
^ a b c “ ⇒石川慶「愚行録」シネマ&トーク”. とよはしまちなかスロータウン映画祭. 2018年7月3日閲覧。
^ “石川慶監督の登場は、日本映画史における“事件”だ 荻野洋一の『愚行録』評”. リアルサウンド (2017年2月28日). 2018年7月3日閲覧。
^ “アイデアの扉 見えるもの以外の何かを、 画づくりに込めたい。”. Pen Online. 2018年7月3日閲覧。
^ “ ⇒石川 慶|DIRECTOR|ディレクターズクラブ?クリエイター部│芸能事務所 CLEO”. 2018年7月3日閲覧。
^ “愚行録 特集: ベネチア国際映画祭での上映を果たした《高満足・良質エンターテインメント》受け止められるか。仕掛けられた3度の衝撃──必ずあなたを絶句させます。”. 映画.com (2017年2月18日). 2018年7月3日閲覧。
^ “『Arc アーク』staff”. ワーナー・ブラザース. 2021年6月29日閲覧。
^ “是枝裕和が総合監修『十年』公開日決定、石川慶×太賀「美しい国」は“徴兵制”施行された日本描く”. 映画ランドNEWS (ホットモブ・ジャパン株式会社). (2018年8月15日). https://eigaland.com/topics/?p=83506 2018年8月15日閲覧。 
^ “「ヨコハマ映画祭」日本映画ベスト10が決定 石井裕也監督作品が5冠”. ヨコハマ経済新聞. (2017年12月16日). https://www.hamakei.com/headline/10290/ 2018年7月3日閲覧。 
^ “「新藤兼人賞」は海外でも活躍する長谷井宏紀監督が金賞、石川慶監督が銀賞受賞”. 映画.com. (2017年12月8日). https://eiga.com/news/20171208/20/ 2018年7月3日閲覧。 
^ “石川慶監督、「愚行録」で新人監督賞 満島ひかり登場に「何言うか飛んだ」 「第27回日本映画プロフェッショナル大賞」授賞式”. MANTANWEB. (2018年4月28日). https://mantan-web.jp/movie/RSS9O19zYME.html 2018年7月3日閲覧。 
^ “ ⇒第41回ヨコハマ映画祭 2019年日本映画個人賞” (2017年11月30日). 2017年12月1日閲覧。
^ “第74回毎日映画コンクール日本映画大賞は「蜜蜂と遠雷」! 「半世界」と並ぶ3冠を獲得” (2020年1月22日). 2020年2月4日閲覧。
^ Inc, Natasha. “【日本アカデミー賞全リスト】石川慶×妻夫木聡「ある男」が8冠に輝く”. 映画ナタリー. 2023年3月10日閲覧。

外部リンク

石川 慶|DIRECTOR|ディレクターズクラブ?クリエイター部│芸能事務所 CLEO


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