「石川ゆみ」とは別人です。
いしかわ ゆみ
石川 優実プロフィール
別名義石川 由美子
生年月日1987年1月1日
現年齢37歳
出身地 日本・愛知県[1]
血液型O型
活動
デビュー2004年[2]
ジャンルグラビアアイドル
他の活動フェミニスト
事務所フリー
公式サイトhttps://ishikawayumi.jp/
石川 優実(いしかわ ゆみ、1987年〈昭和62年〉1月1日[3][2][4] - )は、日本のフェミニスト[1][5]、オピニオンリーダー。元女優[5]、元グラビアアイドル[2]であり、女優活動時には石川 由美子名義も使用していた。
芸能界における#MeToo活動や、ハイヒールやパンプスの強制について問題提起した#KuToo活動を行った[6]。2019年、BBCの「100人の女性」に選出[7]。「#KuToo」は同年の新語・流行語大賞トップ10に入選した[8]。 1987年愛知県生まれ[1]で、岐阜県で育つ[2]。父親は沖縄県出身[9]。2004年10月の商業高校3年生時にスカウトされて芸能活動を始める[2]。 初期はお菓子系アイドルとして、主にお菓子系グラビア雑誌で活動した[2]。雑誌『クリーム』が行ったクリームガール総選挙で、大差で1位になるなど人気が高かった。 2008年に事務所を退所してフリーとなった。
来歴・人物
2014年6月28日公開の映画『女の穴』(吉田浩太監督)では、市橋直歩とともにダブル主演を担当[2][11]。
2016年2月20日公開のいまおかしんじ監督作品『誘惑は嵐の夜に』でもダブル主演[4][12]。精神が入れ替わった母娘の役を、高樹澪とともに務めた[12]。
2017年、はあちゅうによるセクシャルハラスメント告発をきっかけに、自身が経験した芸能界でのセクハラ事情をTwitterやnoteで告発。日本での「#MeToo」運動を行った[6]。グラビアやDVDで事前に許可していない露出を公開されたことや、性接待の強要について告白[13]。告発文の公表で所属事務所を辞めた[14]。
2022年にはYouTubeやSNSで祖父母の代からの創価学会3世であることを告白した[16]
#KuToo運動「#KuToo」も参照
2019年1月24日のツイート[17]私はいつか女性が仕事でヒールやパンプスを履かなきゃいけないという風習をなくしたいと思ってるの。専門の時ホテルに泊まり込みで1ヶ月バイトしたのだけどパンプスで足がもうダメで、専門もやめた。なんで足怪我しながら仕事しなきゃいけないんだろう、男の人はぺたんこぐつなのに。 ? 石川 優実、Twitter
が反響を呼ぶ。このツイートが拡散されるなかで、#MeTooに倣い靴と苦痛をかけた「#KuToo」のハッシュタグが登場した[18][15]。2週間後、Change.org Japanのスタッフである遠藤まめたからの呼びかけに応じ、厚生労働省に対してパンプス強制を禁止する通達を各企業に出すことを求める署名活動を行った[1]。2019年6月3日、署名を厚生労働省に提出した。
2019年6月5日の厚生労働委員会[19] の答弁で、厚生労働大臣が「例えば労働安全衛生の観点からは、腰痛や転倒事故につながらないよう服装や靴に配慮することは重要であって、各事業場の実情や作業に応じた対応が講じられるべきであると考えております。」と、雇用者の安全配慮義務が靴の着用規定にも及ぶとした。その上で、「女性にハイヒールやパンプスの着用を指示する、義務づける、これは、社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲か、この辺なんだろうと思います、それぞれの業務の特性がありますから」と述べた。この答弁について、報道各社やインテ―ネット上の論調は二分された[20][21][22]。ハイヒール・パンプス着用義務付けについて「強制を事実上容認した」とするものと、「強制がパワハラに当たり得る」とするものである。石川は「署名を提出して、社会通念を考え直して欲しいということを伝えたつもり。ヒールを履くことがなぜマナーなのか、明確な答えはない」「健康被害があることが、分かっていないような発言です。」と大臣を批判した[23]。
石川は、不当な政府に挑戦する女性として、日本だけでなく海外でも知られるようになり[24]、同年10月、BBCが2013年から毎年選出している「100人の女性」に日本人2人のうちの1人として選ばれた[25][26][注 1]。