この項目では、道路について説明しています。札幌市電の停留場については「石山通停留場」をご覧ください。
都市計画道路
石山通
3・3・11石山通[1]
総延長19.4 km[1]
起点札幌市中央区
終点札幌市南区
接続する
主な道路
(記法) 国道230号(北1条宮の沢通)
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路
南3条西11丁目付近(2009年1月)北海道札幌藻岩高等学校付近(2007年8月)
石山通(いしやまどおり)は、札幌市中央区から南区に至る都市計画道路。区間により北海道道452号下手稲札幌線、国道230号になる。 石山通は、1870年(明治3年)に東本願寺の僧たちが1年半で開削した本願寺道路(本願寺街道)が前身になっている[2][3]。現在のルートになったのは1875年(明治8年)になってからであり[2]、屯田兵が山鼻に入植することにより中隊本部と札幌本府を結ぶ道路として整備した[2][4]。名称の通り石に関わりがあり、1872年(明治5年)から硬石山、1875年(明治8年)から軟石山で採石が始まり[2]、開拓使の特命による直線の馬車道を整備した[2]。この頃から「石山」の地名が使用され始め、1910年(明治43年)の札幌石材馬車鉄道開業を契機に「石山通」の名が広まっていった(1918年廃止)[4][5]。
路線データ
起点:札幌市中央区北18条西15丁目(環状通・新川通交点)[1]
終点:札幌市南区簾舞(簾舞西循環通交点)[1]
幅員:25 m[1]
車線数:4車線[1]
歴史
年表
1871年(明治04年):本願寺道路完成。
1875年(明治08年):山鼻の屯田兵中隊本部と札幌本府を結ぶ道路として整備[2][4]。
1953年(昭和28年):札幌?虻田(現在の洞爺湖町)間の道路が国道に指定[6]。
1964年(昭和39年):札幌?定山渓間(国道230号)舗装工事完成[6]。
1977年(昭和52年):石山バイパス(石山大橋)完成[7]。
2002年(平成14年):板割沢(いたわりざわ)局改(線形改良、4車線化)完成[8]。
路線状況
区間
北海道道452号下手稲札幌線(起点 - 札幌市中央区北1条西11丁目)
国道230号(札幌市中央区北1条西11丁目 - 終点)
道路施設
山鼻川橋(17.30 m)[9]
北の沢橋(上り : 90.60 m、下り : 90.60 m)[9]
川沿アンダーパス
南の沢橋(17.28 m)[9]