日本の政治家石井 隆一いしい たかかず
2007年11月
生年月日 (1945-12-15) 1945年12月15日(78歳)
出生地 日本 富山県富山市
出身校東京大学法学部卒業
前職国家公務員(総務省)
消防庁長官
所属政党無所属
称号法学士
旭日大綬章
配偶者石井志保子
第17-20代 富山県知事(公選)
当選回数4回
在任期間2004年11月9日 - 2020年11月8日
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石井 隆一(いしい たかかず、1945年12月15日 - )は、日本の政治家、自治・総務官僚。勲等は旭日大綬章。
富山県知事(公選第17-20代)、消防庁長官(第26代)を務めた。妻は数学者で東京大学名誉教授の石井志保子[1]。 富山県富山市西町生まれ[2]。富山県立富山中部高等学校[3]、東京大学法学部卒業[2]。1969年、自治省(現総務省)に入省した[2]。静岡県総務部長や財政局財政課長、税務局長、自治税務局長等を経て、2002年に消防庁長官に就任した[2]。また2003年から3年間、早稲田大学大学院公共経営研究科において客員教授を務めた[2]。2004年1月に退官し、市町村職員中央研修所学長に就任し、同年の8月に退職した[2]。 2004年11月、富山県知事を6期務めた中沖豊の退任を受け、知事選挙に無所属で出馬して初当選[2]。2008年、2012年、2016年の富山県知事選挙でそれぞれ再選[2]。 2020年10月の知事選挙では5選を目指したが、新人で元日本海ガス社長の新田八朗に6万票以上の大差で敗れた[4]。 2024年、旭日大綬章受章[5][6]。 400億円の財政構造赤字解消へ財政改革を始め[9]、就任時あった400億円の県の財政赤字を解消した[10]。 富山県の地域経済の活性化のため、若者、女性、熟年の志のある起業家の育成。全国、海外へとチャレンジしていく方を支援をするとやま起業未来塾を開設する。 全国で初であり、全国有料化のモデルとなる[11]。
概要
年譜
1945年12月15日 - 富山県富山市において出生[2]
1965年 - 富山県立富山中部高等学校卒業
1969年6月 - 東京大学法学部卒業[2][7]
1969年7月 - 自治省入省[2]
1991年4月 - 静岡県総務部長[2]
1994年7月 - 自治省財政課長[2]
1995年5月 - 地方分権推進委員会事務局次長[2]
1997年7月 - 自治省大臣官房審議官(税務・財政担当)
1998年 - 自治省財政担当審議官[2]
1999年8月 - 自治省税務局長[2]
2001年1月 - 総務省自治税務局長[2]
2002年1月8日 - 総務省消防庁長官[2]
2004年1月6日 - 総務省消防庁長官を退官[2]
1月 - 市町村職員中央研修所学長[2]
8月 - 市町村職員中央研修所学長を退職[2]
11月 - 富山県知事選挙に出馬し、初当選[2]
2008年 - 富山県知事再選[2]
2012年 - 富山県知事3選[2]
2016年 - 富山県知事4選[8]
2020年 - 富山県知事選挙落選
政策・活動
富山県知事として
1期目(2004年 - 2008年)
⇒とやま起業未来塾の開塾
全県下でレジ袋無料配布の廃止
「県森づくり条例」の制定
「県安全なまちづくり条例」の制定
2期目(2008年 - 2012年)
幅広い人脈を駆使して北陸新幹線の富山県への延伸を実現し、北陸新幹線整備の富山県政負担額を600億円超軽減[10][12]。