「石井竜也」とは別人です。
いしい ゆうや
石井 裕也
生年月日 (1983-06-21) 1983年6月21日(40歳)
出身地 日本・埼玉県浦和市
職業映画監督
ジャンル映画
活動期間2005年 -
配偶者満島ひかり(2010年 - 2016年)[1]
相楽樹(2018年 - )
事務所ブレス・チャベス事業部
公式サイト有限会社ブレス・チャベス事業部(Breath.Inc Chavez)|石井裕也
受賞
日本アカデミー賞
最優秀監督賞
2014年『舟を編む』
ブルーリボン賞
監督賞
2011年『川の底からこんにちは』
2024年『月』『愛にイナズマ』
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
日本映画監督賞
2014年『舟を編む』
脚本賞
2018年『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』芸術選奨
文部科学大臣新人賞
2013年『舟を編む』アジア・フィルム・アワード
監督賞
2017年『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』受賞歴参照
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石井 裕也(いしい ゆうや、1983年6月21日[2] - )は、日本の映画監督。
山梨県生まれ[3]、埼玉県浦和市出身[4]。私立川越東高等学校[5]、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業、日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修士課程修了[2]。ブレス・チャベス事業部・チャベス事業部所属・業務提携[注 1]。先妻は女優の満島ひかり。現妻は女優の相楽樹。 1983年、銀行員の父を持つ二人兄弟の次男として生まれる[6]。7歳のときに母を病気で亡くし、父親に育てられる[7]。映画監督になろうと決めたのは高校生のときで、幼い頃から生と死に対する意識を強く感じており、自分にとって生きている事への実感に行きついたのが映画を撮る事だった[8]。大阪芸術大学進学後は映画制作のためにひたすらバイトで制作資金を稼ぎ、映画を作り続けた[9]。 2005年『剥き出しにっぽん』を大阪芸術大学の卒業制作として監督[2]、第24回そつせい祭グランプリを受賞し、その後の2006年に第9回京都国際学生映画祭で入選。2007年には第29回ぴあフィルムフェスティバルにおいてもグランプリを受賞する[2]。 2008年に行われた第37回ロッテルダム国際映画祭では『剥き出しにっぽん』を始め、京都国際学生映画祭やTAMAシネマフォーラム、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にノミネートされた低予算映画『反逆次郎の恋』、大阪市より助成金が給付され制作された2007年の映画『ガール・スパークス』[6]、そして『ばけもの模様』の計4作品が選出され、特集上映された[2]。国際舞台のみならず日本でもほとんど名を知られていない新人監督の自主制作映画が特集上映されるという異例の待遇を受け、開催期間中はその前評判から各上映のチケットが完売となり約4000人を動員した[2]。その後、続けて第32回香港国際映画祭においても長編4作品が特集上映され、さらにアジア・フィルム・アワードでは第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞した[2]。 2009年、第19回PFFスカラシップ作品として長編映画『川の底からこんにちは』を完成させると、第60回ベルリン国際映画祭正式出品され、モントリオールファンタジア映画祭では作品賞を受賞。さらに商業映画デビュー作にして第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少(28歳)で受賞した[2][10]。 2013年9月、松田龍平主演の映画『舟を編む』(同年4月公開)が史上最年少(30歳)で第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選出された[11]。同作では、第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞や最優秀監督賞、芸術選奨新人賞(映画部門)など国内の映画賞も多数受賞。 自主制作時代から、家族の話を取り入れた作品を多く作ってきたが、2014年、『ぼくたちの家族』で余命宣告された母を救おうとする家族の姿を描き、20代最後に改めて家族に全力で向き合う作品を作る[7]。この作品は原作がありながらも石井にとって自分自身の話でもあったが、普遍的な要素が重なり、多くの人が自分と重ねる作品となった[7]。
来歴・人物