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出典検索?: "石井敏弘"
この項目では、推理作家について記述しています。科学技術官僚の同名の人物については「石井敏弘 (科学技術官僚)」をご覧ください。
石井 敏弘(いしい としひろ、1962年12月19日 -)は、日本の推理作家。岡山商科大学卒。 岡山県倉敷市出身。1987年、「風のターン・ロード」で江戸川乱歩賞を史上最年少(当時)の24歳で受賞し話題となった。他の代表作は、青春小説「バイク物語」や推理小説「風の魔術師」、本格推理「業火
略歴
現在は、作家業の傍ら母校の岡山商科大学で講師を行い後進の育成に努め、自らが立ち上げた小説創作集団「ZEPHYR」では新たな創作活動を試みている。
株式会社フォーシーズンと連携、各地でミステリーイベントを開催し、2010年7月20日には奈良県の平城宮跡で自身の推理小説「失都の記憶」に描かれた事件の謎を解明するイベント「平城京ミステリークエスト」が開催された。
2014年3月22日、23日には自身が原作を手がけた児島市民創作ミュージカル「ヤオヨロズ」が倉敷市児島文化センターで開催され、2日間で延べ1700人を動員した。
著書
風のターン・ロード(講談社 1987) のち文庫 昭和62年江戸川乱歩賞)
バイク物語「白の章」(講談社X文庫ティーンズハート、1987)
風の魔術師 講談社, 1988.6. のち文庫
バイク物語. 青の章 1988.9. 講談社X文庫. Teen’s heart
Dの鏡 北海道バトル篇 1989.11. 講談社ノベルス
ビーナス殺人ライン 長篇ツーリング・ミステリー トクマ・ノベルズ 1989.6.
Dの鏡 2 (東京インフェルノ篇) 1990.2. 講談社ノベルス
Dの鏡 3 (ニューヨーク死闘篇) 1990.6. 講談社ノベルス
騎士達の鎮魂曲 トクマ・ノベルズ 1991.2.
竜王伝説殺人事件 光文社 1992.2. カッパ・ノベルス
業火(トクマ・ノベルズ)1993
失都の記憶(三栄書房刊)
ノー・ソリューション 解決編のない推理小説 ふくろう出版 2007.5
デウス・エクス・マキーナ 機械仕掛けの神 ふくろう出版 2007.9
表
話
編
歴
第33回江戸川乱歩賞
1950年代
第1回 中島河太郎『探偵小説辞典』
第2回 早川書房「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」の出版
第3回 仁木悦子『猫は知っていた』
第4回 多岐川恭『濡れた心』
第5回 新章文子『危険な関係』
1960年代
第6回 受賞作なし
第7回 陳舜臣『枯草の根』
第8回 戸川昌子『大いなる幻影』 / 佐賀潜『華やかな死体』
第9回 藤村正太『孤独なアスファルト』
第10回 西東登『蟻の木の下で』
第11回 西村京太郎『天使の傷痕』
第12回 斎藤栄『殺人の棋譜』
第13回 海渡英祐『伯林?一八八八年』
第14回 受賞作なし
第15回 森村誠一『高層の死角』
1970年代
第16回 大谷羊太郎『殺意の演奏』
第17回 受賞作なし
第18回 和久峻三『仮面法廷』
第19回 小峰元『アルキメデスは手を汚さない』
第20回 小林久三『暗黒告知』
第21回 日下圭介『蝶たちは今…』
第22回 伴野朗『五十万年の死角』
第23回 藤本泉『時をきざむ潮』 / 梶龍雄『透明な季節』
第24回 栗本薫『ぼくらの時代』
第25回 高柳芳夫『プラハからの道化たち』
1980年代
第26回 井沢元彦『猿丸幻視行』
第27回 長井彬『原子炉の蟹』
第28回 岡嶋二人『焦茶色のパステル』 / 中津文彦『黄金流砂』
第29回 高橋克彦『写楽殺人事件』
第30回 鳥井加南子『天女の末裔』
第31回 東野圭吾『放課後』 / 森雅裕『モーツァルトは子守唄を歌わない』
第32回 山崎洋子『花園の迷宮』
第33回 石井敏弘『風のターン・ロード』
第34回 坂本光一『白色の残像』
第35回 長坂秀佳『浅草エノケン一座の嵐』
1990年代
第36回 鳥羽亮『剣の道殺人事件』 / 阿部陽一『フェニックスの弔鐘』
第37回 鳴海章『ナイト・ダンサー』 / 真保裕一『連鎖』
第38回 川田弥一郎『白く長い廊下』
第39回 桐野夏生『顔に降りかかる雨』
第40回 中嶋博行『検察捜査』
第41回 藤原伊織『テロリストのパラソル』
第42回 渡辺容子『左手に告げるなかれ』
第43回 野沢尚『破線のマリス』
第44回 池井戸潤『果つる底なき』 / 福井晴敏『Twelve Y. O.』
第45回 新野剛志『八月のマルクス』
2000年代
第46回 首藤瓜於『脳男』
第47回 高野和明『13階段』
第48回 三浦明博『滅びのモノクローム』
第49回 不知火京介『マッチメイク』 / 赤井三尋『翳りゆく夏』
第50回 神山裕右『カタコンベ』
第51回 薬丸岳『天使のナイフ』