石丸博也
[Wikipedia|▼Menu]

いしまる ひろや
石丸 博也
プロフィール
本名石出 伸二
(いしで しんじ)
[1]
性別男性
出生地 日本宮城県仙台市[1][2]
生年月日 (1941-02-12) 1941年2月12日(82歳)
血液型A型[3]
職業俳優声優ナレーター[4]
事務所ぷろだくしょんバオバブ[5]
配偶者あり[1][2]
公式サイト ⇒石丸 博也|ぷろだくしょんバオバブ
公称サイズ([4]時点)
身長 / 体重167 cm / 60 kg

俳優活動
活動期間1960年代 -
ジャンルテレビドラマ舞台
声優活動
活動期間1970年代 -
ジャンルアニメゲーム吹き替えナレーション
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

石丸 博也(いしまる ひろや、本名:石出 伸二〈いしで しんじ〉[1]1941年2月12日[1] - )は、日本俳優声優ナレーター[4]宮城県仙台市出身[1][2]ぷろだくしょんバオバブ所属[5]
経歴

宮城県仙台市で生まれ、5歳の時に千葉県に転居し、東京都神奈川県横浜市で育つ[1][2]

目黒区立第四中学校(現:目黒区立大鳥中学校[2]東京高等学校卒業[6]芝浦工業大学工学部中退。

大学1浪中に「何かやってみよう」と劇団ひまわりの研究生募集に応募したのが、芸能界入りのきっかけである。『大江戸捜査網』などのテレビドラマ舞台に出演していたが、それだけでは食べていけないため、マネージャーからアルバイトとして声の仕事を紹介される[1]パラマウント・テレビ制作のテレビドラマ『マニックス』での初レギュラーを経て、1972年にテレビアニメ『マジンガーZ』の主人公・兜甲児を演じた。

劇団ひまわり、劇団太陽、JKプランニング、青二プロダクションを経て、ぷろだくしょんバオバブ所属[1]
特色

声優業ではアニメ吹き替えを問わず、幅広い活動を見せる。

兜甲児役では演技の未熟さからディレクターに怒られることが多く、「それまでは、バイトの感覚でやってたんだけど、本当に慣れることができたみたい」とのこと[1]。当時はよくトチるため、「トチマル」と現場で呼ばれていた。石丸自身は「俺みたいな下手なやつでも頑張っていると上手くなる」と語っている[7]

オーディションを受けると落ちることが多く、ジャッキー・チェンについても兜甲児についても、オーディションなしで役をもらった。また、自分の老いを実感しているにもかかわらず年相応の役があまり来ないため、若い演技をしなくてはならないことに難儀している模様[8]で、兜甲児役もかつての勢いが衰えてきていることを自覚しており交代を望んでいた。2009年のテレビアニメ『真マジンガー 衝撃! Z編』で赤羽根健治に交代させることができ、自身はようやく安堵したという。その後、2018年の劇場アニメ『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』では森久保祥太郎が演じており、自身は統合軍指令役として収録の際に森久保から当時のことなどを聞かれたが、「もう忘れちゃったから、君が思うとおりにやりなよ」とエールを送っている[9]

ジャッキー・チェンの専属吹き替え声優(フィックス)としても知られている。ほとんどのジャッキーの出演作品で吹き替えを担当しているほか、彼を主題にしたアニメやドキュメンタリー番組でも声を担当している。なお、石丸とジャッキーの初対面は、1982年の『スネーキーモンキー 蛇拳』のアフレコスタジオである(ちょうど新作『ドラゴンロード』のPRで来日しており、石丸をジャッキーが表敬訪問)。また、1984年の『夜のヒットスタジオ』にジャッキーが歌手として出演した時は、石丸がジャッキーの応援で出演した。『ベスト・キッド』のジャッキーは老いた役だったため、恥ずかしくなくやれたと語る[8]。2019年12月4日には「同じ声優による同一俳優への吹替え映画の最多数」としてギネス世界記録に認定された[10]

ジャッキー・チェン以外には、『ダーティハリー5』のアル・クアン役などで知られるエヴァン・C・キムをいくつかの作品で担当しているほか、チェンの物真似を得意とするため「リトル・ジャッキー」と呼ばれることの多かったタレントのジャッキー・チュンの吹き替えを『ワイルド・ブリット』にて担当している。1971年のテレビドラマ『復讐の鬼探偵ロングストリート』では、ブルース・リーの吹き替えを一度だけ演じたことがある。

トランスフォーマー』シリーズでは総司令官ロディマスコンボイを演じたが、当時は玩具が発売されていることを知らず、後年のインタビューで初めて知ったという[8]

火曜サスペンス劇場』以来、日本テレビのサスペンスドラマ枠、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』などのスペシャルドラマ、邦画やアニメーションなどを放送する際の『金曜ロードSHOW!』、ならびにテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の視覚障害者のための副音声解説(アイパートナー)を担当しており、「この番組の案内役、アイパートナーは私(わたくし)石丸博也でした」の発言でエンディングを飾る。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:173 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef