知らなすぎた男
The Man Who Knew Too Little
監督ジョン・アミエル
脚本ロバート・ファーラー
『知らなすぎた男』(しらなすぎたおとこ、原題:The Man Who Knew Too Little)は、1997年にドイツ・アメリカで製作されたシュールコメディ映画[2]。 アイオワ州のビデオ店
ストーリー
指定された場所に着いたウォレスは、国防大臣や英露の諜報機関による英露首脳暗殺計画の秘密を知るローリーと出会い追われる身となるが、「そういうシナリオなのか」と思い込み、英仏諜報機関の追っ手を振り払い、計画が書かれた手紙を手に入れると、勝手に「シナリオ」を書き換えて諜報機関と取引を行う。「シナリオ通り」に大金と引き換えに手紙を引き渡そうとするウォリスだったが、彼を本物のスパイで暗殺計画を阻止してくれると思っていたローリーは失望し彼と別れてしまう。
「勝手な行動で女優(ローリー)を怒らせてしまった」と感じたウォリスは英仏首脳が参加する平和協定調印パーティーに乗り込み、舞踏団に紛れ込み爆弾が仕込まれたマトリョーシカ人形を持ち踊り出す。そこに諜報員のブラバスキーが現れウォリスを狙撃しようとするが、運良くマトリョーシカ人形に命中し時限装置が止まり暗殺が阻止された。ウォリスの行動に恐れをなした諜報機関のロジャーとセルゲイは金を引き渡し逃げ出した。「ゲームが終わった」と思ったウォリスは満足気に大金を受け取り、彼に恋したローリーと共にバカンスに出かける。バカンスを楽しむウォリスとローリーの元に某国の諜報員が現れ、ウォリスを「凄腕スパイ」としてスカウトするが、「舞台役者のスカウト」と勘違いしたウォリスは大喜びで快諾し、舞台の脚本を考え始める。 ※括弧内は日本語吹き替え
キャスト
ウォレス・リッチー - ビル・マーレイ(江原正士)
ジェイムズ・リッチー - ピーター・ギャラガー(藤原啓治)
ローリー(ローレライ) - ジョアンヌ・ウォーリー(坂本千夏)
ボリス・ブラバスキー - アルフレッド・モリーナ(小形満)
ロジャー・ダゲンハースト - リチャード・ウィルソン(沢木郁也)
セルゲイ・ニコラエヴィッチ - ニコラス・ウッダーソン
ギルバート・エンブルトン - ジョン・スタンディング(英語版)(岡和男)
ホーキンズ - サイモン・チャンドラー(英語版)(河合義雄)
ルドミラ・クロポトキン博士 - ジェラルディン・ジェームズ(さとうあい)