「矢じるし」はこの項目へ転送されています。解散したお笑いコンビについては「矢じるし (お笑いコンビ)」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。
矢印(やじるし、英語:arrow、アロー)とは主に方向を指し示すのに使われる記号。
代表的なものに←、↑、→、↓があり、それぞれ左、上、右、下を表す。日本の信号機で使われている緑色左上の矢印。車両が左前方向に進めることを示す。
矢印という名前は読んで字のごとく、矢を表している。これは矢の、一度特定の方向に放たれたら地面に落ちるまで真っ直ぐに進む性質を想起させるため、世界中で一般的に使われている。 矢印は普通特定の一方向を表すが、ある方向とその反対の方向の両方を表す双方向の矢印も存在する。これは具体的な方向を示す場合よりは対象物・概念どうしの関係性を示す場合によく使われる。また、数学などでは図で、「ここからここまでの距離」という意味で使われる事もある。双方向の矢印には、1本の矢印で示すもの(.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}??)や、2本の矢印がセットになったもの(????)がある。 矢印は、シャフト(箆)となる線分の終点にアローヘッド(鏃、矢尻)を付けた形である。 アローヘッドは、「∧」形あるいは「▲」が一般的だが、二等辺三角形、凹四角形、Λ形の半分だけ、逆ハート型なども使われる。三角形の場合、黒(▲)と白抜き(△)がある。白抜きの場合、シャフトがアローヘッドを突き抜ける場合と、突き抜けずに底辺から伸びる場合がある。 シャフトには、通常のもの(→)のほか、ダブルトラック(⇒)、トリプルトラック(⇛)、白抜き(⇨)、点線(⇢)などがある。シャフトの始点に小さな黒丸、短い横棒などのテールをつけることがある。矢印の前後間を表す目的などでシャフトを曲げて表記することも多い。 一方指示マーク(????)や、アローヘッドのみ(▲、Λなど)を矢印の意味で使用することがある。 多くの場合は矢印の形状によって意味が変わることはないが、ソフトウェア工学のUMLのような形状によって意味の異なる例も存在する。
矢印の種類
方向
書き方
用途
進行方向や目的物の方向の指示などでよく用いられ、標識では一方通行や進行方向の制限での用途で使用される。「⛗」(「↑↓」の間を詰めて並べた物)で対面通行を示すような標識も存在する。
車両横断
転回禁止
追越しのための右側部分はみ出し通行禁止
目的の場所がどの方向にあるかを示す目的で示すことも多い。看板などでの表記方法はさまざまである。矢印の脇や端、矢印の中や重ねる形で説明が行われることがある。看板が多く立ち並ぶ例(2011年、愛知県岡崎市上地三丁目交差点)
羅針盤でのN極の示す方向から、矢印の先を北の方向として示す用途もある。
数学
ベクトル
図表で使う。矢印の長さと向きで、ベクトルの大きさと向きを表す。
変数記号の上に→を付けてベクトル変数であることを示す。ただし、矢印の代わりにボールドを使うことが多い。例: a → {\displaystyle {\vec {a}}}
→を上に付けた行ベクトルと↓を右に付けた列ベクトルを区別することもある。例: a → , a ↓ {\displaystyle {\vec {a}},a_{\downarrow }} 。
点を表す2つの記号の上に書き、その2点間のベクトルを表す。例: b c → {\displaystyle {\overrightarrow {bc}}} 。
上に付けた↔はテンソル(あまり一般的ではない)
→は極限
↑はクヌースの矢印表記、→はコンウェイのチェーン表記。
論理演算で、⇒・→は論理包含(ならば)、⇔・↔は同値 (IFF)、↓・⩛は否定論理和 (NOR)、↑・⩚は否定論理積 (NAND)
⇔は合同
⤅・⤇は写像、⤖はbijective写像(全単射 (bijection) とは別)
コンピュータ
マウスカーソルなど、ポインティングデバイスのポインタ。矢印の先端が位置を表す。典型的には左上向き白抜き矢印(⬁)。
抽象アルゴリズムやいくつかのプログラミング言語で←は代入。C言語の=、Pascalの:=に当たる。
いくつかのプログラミング言語で↑は冪乗
Z言語では、→はtotal function、↔はrelationなど、多くの矢印が使われる。
APLでは、←はベクトル(配列)の代入、↓はベクトルの第1要素のドロップなど、多くの矢印が使われる。
コンピュータ用キーボードのキートップや印刷物での入力指示で、↑↓→←はカーソルキー、⇧はシフト、⇪・⇬はCaps、⇫はレベル2ロック