矢切駅
2番出入口(2019年10月)
やぎり
Yagiri
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矢切駅(やぎりえき)は、千葉県松戸市下矢切にある、北総鉄道北総線の駅である。駅番号はHS02[2]。 本駅はやぎりと読むが、地名本来の読み方は濁音のないやきりである(詳細は矢切を参照)。市川市との市境に立地する。 島式ホーム2面4線を有する地下駅(栗山トンネル・延長1,827 m[3])で、待避可能となっている。印旛日本医大駅側に片渡り線があり、当駅での折り返し運転に対応している。 地下1階が改札コンコース、地下2階がホームであり、エスカレーターとエレベーターが設置されている。また、改札内に多機能トイレを有する。 番線路線方向行先 1・4番線は、特急の待避、臨時列車の発着や回送列車の留置にも使用する。早朝の下り始発および当駅折り返しの下り電車は1番線から発車する。 2020年度の1日平均乗降人員は6,193人[5]。 近年の1日平均乗車・乗降人員の推移は下記の通りである。 年度別一日平均乗降・乗車人員[6]年度1日平均 当駅は矢切地区の南東部に位置する。 当駅は映画やテレビCMなどのロケーション撮影スポットとして使われることが多い。
歴史
1991年(平成3年)3月31日 - 開業[1]。建設時の仮称駅名は「栗山駅」であった[3]。
2010年(平成22年)7月17日 - 駅番号 (HS02) が付される。
2017年(平成29年)3月31日 - 発車メロディを導入[4]。曲は「矢切の渡し」[4]。
駅構造
のりば
1・2 北総線上り京成高砂・日本橋方面
1・3・4下り新鎌ヶ谷・成田空港方面
ホーム(2019年10月)
改札口(2012年4月)
利用状況
乗車人員1日平均
乗降人員
2001年(平成13年)3,274
2002年(平成14年)3,170
2003年(平成15年)3,164
2004年(平成16年)3,0815,906
2005年(平成17年)3,085
2006年(平成18年)3,2186,196
2007年(平成19年)3,429
2008年(平成20年)3,4786,685
2009年(平成21年)3,470
2010年(平成22年)3,4896,729
2011年(平成23年)3,3526,465
2012年(平成24年)3,443
2013年(平成25年)3,6317,027
2014年(平成26年)3,6697,338
2015年(平成27年)3,8257,425
2016年(平成28年)3,9967,772
2017年(平成29年)4,1398,058
2018年(平成30年)4,1198,056
2019年(令和元年)4,0357,903
駅周辺
国際医療福祉大学市川病院(旧:化学療法研究所附属病院)
式場病院
松戸市立矢切小学校
矢切幼稚園
市川市立国府台小学校
松戸矢切郵便局
市川国府台郵便局
千葉銀行 矢切支店
東京ベイ信用金庫 矢切支店
千葉県道1号市川松戸線(松戸街道)
国道298号
東京外環自動車道(松戸インターチェンジ)
人間禅道場本部
矢切神社
野菊の墓文学碑
千葉県水道局栗山浄水場(配水塔は2006年土木学会選奨土木遺産)
じゅん菜池緑地
京成バス「矢切駅」停留所 - 停留所は進行方向により駅前の路上とロータリーに分かれている。
イベント
1994年より毎年8月上旬に駅前広場で『矢切ビールまつり』と称するイベントが開催されている。主催は下矢切商和会で、北総鉄道をはじめとする京成グループ各社が協賛している。
ロケーション撮影
映画
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』 - 劇中では虎ノ門という設定であった。(2003年)
『デビルマン』 - 地下鉄と称しているが、当駅構内が用いられているシーンがある。(2004年)
『電車男』(2005年)
『オトシモノ』(2006年)
『シン・ゴジラ』 - 泉岳寺駅に避難民が押し寄せるシーンとして登場。案内表示を実際の泉岳寺駅と同様のものに付け替えて撮影しており、千葉ニュータウン鉄道9000形が停車している。(2016年)
『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』(2022年)
テレビドラマ
『青い鳥』 - オープニング映像(1997年)
『仮面ライダー剣』 - 第22話(2004年)
『砂の器』 - 柳原水門付近で撮影されたため、厳密にいうと駅構内でのロケではない。(2004年)
『誰かが嘘をついている』(2009年)
『マルモのおきて』 - 第6話(2011年)
『REPLAY&DESTROY』(2011年)
『烈車戦隊トッキュウジャー』 - 第4話。(2014年)
『ようこそ、わが家へ』‐ 第1話(2015年)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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