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1948年生まれの女優「真木洋子」、漫画家の「槙ようこ」、あるいは演歌歌手の「真咲よう子」とは別人です。
まき ようこ
真木 よう子
生年月日 (1982-10-15) 1982年10月15日(41歳)
出身地 日本・千葉県印西市
身長160 cm
血液型A型
職業女優、歌手
ジャンル映画・テレビドラマ・CM
活動期間1999年 -
配偶者片山怜雄(2008年11月 - 2015年9月)
所属劇団無名塾(1998年 - 2000年)
事務所そよかぜ(マネジメント契約:レプロエンタテインメント)
公式サイトYoko Maki official Site
受賞
日本アカデミー賞
最優秀主演女優賞
2014年『さよなら渓谷』
最優秀助演女優賞
2014年『そして父になる』
優秀助演女優賞
2020年『孤狼の血』
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
助演女優賞
2014年『さよなら渓谷』『そして父になる』『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』
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真木 よう子(まき ようこ、1982年10月15日 - )は、日本の女優、歌手。千葉県印西市出身。そよかぜ所属。レプロエンタテインメントとマネジメント契約[1]。 4人きょうだいで唯一の娘。兄、2人の弟に囲まれた男兄弟の中で育つ[2][3]。 1993年、小学5年生の時に安達祐実主演の『REX 恐竜物語』を鑑賞し、同世代の安達が活躍しているのを見て、芸能界に入りたいと強く思った[3]。中学3年生の時に両親に『無名塾』入りと芸能界入りを相談したところ、父から猛反対を受けるが、どうしても女優になりたかった真木は「(女優になるのを反対するなら)援助交際してやる!!」と父を脅し、芸能界入りの許可をもらった[2][4]。 中学卒業後の1998年、応募者約1000人の中からわずか5人の合格者の内の1人に選ばれ[2]、仲代達矢主宰の俳優養成所「無名塾」に入塾。同期に滝藤賢一、内浦純一がいる[5][6]。1999年から2000年にかけて、芝居に没頭していた真木は入塾二年目にして無名塾公演『どん底』で重要な役どころであるナターシャ役に抜擢され、半年間の旅公演に回った[7]。仲代は『どん底』パンフレットの中で、その才能を絶賛していた。しかし、少しでも稽古を多くしたいと思ったことから、合宿で日課となっている早朝の持久走を早い時間に済ませて先に発声練習をして集合場所で待っていたため、それを見た仲代がサボったと思い激怒。2人の発言が行き違ってしまった結果、納得の行かなかった真木は逆に仲代に怒り返したことから、そのまま退塾・帰郷[2][4]。 その合宿以来、仲代とは挨拶もしていなかったが、2013年7月、仲代が報知新聞社のインタビューで「真木さんにいつか会うときがあったら『おめでとう』と伝えてくれないか」と取材者にメッセージを託した。それに対し、真木は、同年12月、第38回報知映画賞表彰式で「無名塾でお芝居の面白さとか、役者の面白さを全部教えてもらった。いつかごあいさつができる日が来たら……『ありがとうございました』ときちんと言いにいきたい」とコメントした[3][8]。 2003年、オムニバス写真集『LIP』を出版。 2006年11月、『ゆれる』で第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞受賞。 2008年11月10日、元俳優の片山怜雄と結婚[2]。2009年5月10日、第一子となる女児が誕生したものの、2015年9月に離婚した[9][10]。 2013年6月、主演映画『さよなら渓谷』の主題歌「幸先坂」で歌手デビューをする。同年11月、ルイ・ヴィトンの街頭広告のモデルに日本人で初めて起用された。 2014年3月7日、『さよなら渓谷』で第37回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞をダブル受賞した[11]。 2017年11月10日、出演が予定されていた映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』を体調不良を理由に降板したことが発表された[12]。代役は板谷由夏[12]。 2018年9月25日、レプロエンタテインメントとマネジメント契約したことが報じられた[1]。 2023年8月26日、パートナーシップを結んでいる相手がいることを公表した[13]。
来歴
人物
人物・性格
「男きょうだいの中で育ったせいか、男っぽい」「気が強い」と自認している。その性格を表すエピソードとして、映画『ゆれる』のオーディションにて控え室で待っていると若くてとても可愛い人が入ってきたので「来やがったな、この野郎!」と思っていたら監督の西川美和だった[14]という笑い話がある。関係の深い友人である大久保佳代子からは真木の印象について「近寄りがたい雰囲気はあるが、実はとてもチャーミング」と語られている[15]。
身長160cm。バストサイズは以前から非公表[16]だったが、本人の公式Twitterにて2017年7月27日に「子供産んで授乳して、34歳の本物のFカップは、重力に逆らえず垂れるのが正常です。申し訳御座いませんです」とFカップであることを本人が認めている[17]。
交友関係・家族
一人娘と2人で暮らしている[18]。
映画『パッチギ!』で共演した江口のりこが芸能界で一番仲が良く、一緒にいて楽だという[19]。
大塚愛とは同い年ということもあり、映画『東京フレンズ』で共演して以来、大の仲良しである。2007年3月25日の『Music Lovers』(日本テレビ)には大塚愛のゲストラバーズとして出演している。また木村カエラとも友人で、同じ『Music Lovers』放送では木村のゲストラバーズとしても出演した[20]。
椎名林檎のファンで、自身が主演する映画『さよなら渓谷』の主題歌を歌うようオファーされた際にも、「歌手ではない自分が歌うなら信頼できる方にお願いしたい」ということで、メールをやり取りするなど以前から親交のあった椎名に楽曲提供を依頼した[21][22]。
趣味・嗜好・特技
趣味は映画鑑賞で、身体を動かすことは得意。小学生の頃3か月間空手を習っていた。中学時代は陸上部に所属。特技は陸上競技とワイヤーアクションである。ショートムービー『Do Androids Dream of Electric Santa?』では、ワイヤーアクションの技を披露している。
大のマンガ好き。『+act.』(プラスアクト、ワニブックス)において『そうだ、好きなマンガ家さんに会って色々しゃべって、サインもらおう。』という対談連載コーナーを持っていた(2014年3月号まで)。小学5年の時に、兄が読んでいたマンガ『ろくでなしブルース』などを読んでおり、他に好きな漫画に『よつばと!』『sunny
好きな歌手は、尾崎豊や長渕剛[27][15]。
評価
演出家の大根仁は2002年に舞台で彼女を初めて見たとき「凄い女優が現れた」と感じたという[28]。正名僕蔵は「神経が鋭い役者」と評している[15]。和田聰宏は「サバサバした性格。昔の女優の香りがする」と評している[15]。永作博美は「瞬間で演技を変えられる。様々な演出を受けながらも対応できる順応性のある役者」と評している[15]。池田鉄洋は「リアリティという言葉がチープに感じるくらい自然な演技をする人」と評している[15]。
受賞
映画
2006年度
第30回 山路ふみ子映画賞 新人女優賞(『ゆれる』)
2013年度
第5回 TAMA映画賞 最優秀女優賞(『さよなら渓谷』)
第38回 報知映画賞 主演女優賞(『さよなら渓谷』)
第37回 山路ふみ子映画賞 女優賞(『さよなら渓谷』)
第35回 ヨコハマ映画祭 主演女優賞(『さよなら渓谷』)
第26回 日刊スポーツ映画大賞 主演女優賞(『さよなら渓谷』)