真・女神転生
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}真・女神転生シリーズ > 真・女神転生

真・女神転生
SHIN MEGAMI TENSEIジャンルロールプレイングゲーム
対応機種スーパーファミコン(SFC)対応機種一覧

ニンテンドウパワー(NP)
PCエンジンSUPER CD-ROM2(PCE)
メガCD(MCD)
PlayStation(PS)
ゲームボーイアドバンス(GBA)
Windows(Win)
Wii
PlayStation 3(PS3)
PlayStation Portable(PSP)
iOS
Android
Wii U
Nintendo Switch

開発元アトラス
遊企画
発売元アトラス
プロデューサー新野洋右
ディレクター岡田耕始
デザイナー伊藤龍太郎
藤岡一樹
しまだよしあき
鈴木一也(遊企画)
シナリオ鈴木一也
伊藤龍太郎
プログラマー佐藤雅美
岡田耕始
國枝剛
高木秀俊
音楽増子司
美術佐藤佐和子
村上哲也
片岡いずみ
高島志郎
金子一馬
シリーズ真・女神転生シリーズ
人数1人
メディア12メガビット+64キロRAMロムカセット[1]
発売日 199210301992年10月30日
発売日一覧

NP
199712011997年12月1日
PCE
199312251993年12月25日
MCD
199402251994年2月25日
PS
200105312001年5月31日
GBA
200303282003年3月28日
GBA(廉価版)
200411262004年11月26日
Win(SFC版の移植)
200603142006年3月14日
PS(名作ゲーム文庫)
200604012006年4月1日
Wii(SFC版の移植)
200702132007年2月13日
PS3,PSP(PS版の移植)
201007142010年7月14日
iOS(GBA版の移植)
201202242012年2月24日
201403182014年3月18日
201403182014年3月18日
Android(GBA版の移植)
201211012012年11月1日
Wii U(SFC版の移植)
201307032013年7月3日


対象年齢CERO:A(全年齢対象)
その他型式:SHVC-ME
テンプレートを表示

『真・女神転生』(しん・めがみてんせい)は、アトラスより1992年10月30日に発売されたスーパーファミコンゲームソフトナムコから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『デジタル・デビル物語 女神転生』、『デジタル・デビル物語 女神転生II』のゲームシステムを継承しつつ、設定を見直し一から制作された作品[2]

現代の都市を舞台にした設定や、仲間との思想的な決別など、ありがちな勧善懲悪の類型を排したハードな作風とシナリオは多くのユーザーの支持を得た。その結果、『真・女神転生』と冠した作品が後に継続して製作され、アトラスの看板タイトルとしてシリーズ化された(『女神転生シリーズ』との関係性などの詳細は『真・女神転生シリーズ』を参照)。さらに真・女神転生シリーズは後に『ペルソナシリーズ』などの各種派生作品のきっかけになった。移植作品に関しては下記を参照。

舞台は199X年の東京で、ゲーム発売当時の1992年における近未来という設定。吉祥寺のアーケード街や病院、エコービル(後の京王吉祥寺駅ビル)といった1990年代の現代日本をモデルにしており、西洋ファンタジー風の架空世界が主流を占めていた当時のRPG市場の中においては珍しいもので、女神転生シリーズとしては初のイラスト集が発売されるなどの人気を獲得する。

ゲームシステムは悪魔を会話で仲魔[注 1]にしたり、それらの悪魔を合体させたりといったファミリーコンピュータ版『女神転生』のものを継承しつつ、更に発展させている。前作では「魔王」や「邪神」といった「EVIL」属性の悪魔は仲魔にすることができなかったが、本作では条件つきで、ほとんどの悪魔を仲魔にできるようになった。

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にて、スーパーファミコン版はプラチナ殿堂を獲得、PlayStation版はシルバー殿堂を獲得した。
制作

開発はアトラスおよび遊企画が行い、プロデューサーはPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフト『クイズまるごとTheワールド』を手掛けた新野洋右、ディレクターは徳間書店から発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『ラビリンス』を手掛けた岡田耕始、音楽は『女神転生シリーズ』を手掛けていた増子司、キャラクターデザインは『デジタル・デビル物語 女神転生II』と同じくイラストレーター金子一馬が担当した。

地上の2Dマップと3Dダンジョンで構成されているが、地上の2Dマップは当時のコンピュータグラフィックスのイメージであるポリゴン風で描かれている。
システム

地上は東京全域を移動できる俯瞰視点の2Dマップ。エコービルや東京タワー、新宿地下街などでは主観視点の3Dダンジョンになる。
オートマッピング

本作ではシリーズで初めてオートマッピングシステムを採用。ゲーム序盤に「オートマッピングプログラム」入手後は歩いた箇所が自動的にマップに記載されるようになる。SFC版は大まかな地形のみで施設などは表示されなかったが、PS版のオートマッピングは施設名や階段、出入り口なども表示され、プレイヤーが任意に怪しい箇所をマーキングできるようになった。
悪魔会話

地上マップ、ダンジョンいずれもランダムエンカウントで悪魔が出現すると、戦闘メニューになる。「FIGHT」を選択すると敵との戦闘になるが、「TALK」にて悪魔との会話交渉に入ることができる。TALKはおおまかに「友好的」か「威圧的」かを選択する。その後は様々な選択肢を選んで悪魔の気を惹いてゆく。悪魔はお金や貴重なアイテムなどを要求してくるが、上手く気に入られれば契約が成立し自分の使い魔である「仲魔(ナカマ)」になる。逆に悪魔の機嫌を損ねると、逃げられたり、いきなり戦闘になり不意打ちを受けることもある。悪魔会話は悪魔の属性、主人公の属性によっては成立しないこともある。
戦闘

主人公とパートナーの両者がDYING、DEAD、STONE状態になると(まだ仲魔が生き残っていたとしても)ゲームオーバー。三途の川を渡るシーンの後、タイトル画面に戻る。
悪魔合体

邪教の館と呼ばれる施設では、2体または3体の仲魔を合体させることで新たな仲魔を作り出すことができる。また、本作から特定の悪魔と剣を合体させる剣合体が登場した。料金は無料。本作では、まず円筒形の培養槽に入れられた素材の悪魔が、培養槽の底部から湧き上がってきた液体で分解された後、再び底部に吸収され、中央の魔法陣に合体後の悪魔が出現するという演出になっている。

LIGHT属性の悪魔(天使や魔神など)やDARK属性の悪魔(魔王や外道など)は会話(TALK)では絶対に仲魔にならないが、悪魔合体で作り出すことで仲魔にすることができる。
魔法とEXTRA

火炎・氷結・電撃・衝撃の4属性の攻撃魔法は弱・強とその複数形の4種類ずつになり、複数系は接頭辞「マハ」がつくようになった。

万能攻撃魔法の「メギド」系が新設された。

単体回復魔法「ディ」系→「ディア」系に変更。

複数回復魔法「メディ」系→「メディア」系に変更。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:139 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef