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真・女神転生デビルサマナージャンルRPG
対応機種セガサターン(SS)
PlayStation Portable(PSP)
開発元アトラス
発売元アトラス
プロデューサー[PSP]: 橋野桂
ディレクター[SS]: 岡田耕始
[PSP]: 磯貝正吾
シナリオ[SS]: 伊藤龍太郎
音楽[SS]: 増子司、田崎寿子
[PSP]: 山田靖子
美術金子一馬
人数1人
メディア[SS]: CD-ROM
[PSP]: UMD
発売日[SS]: 1995年12月25日
[SS]: 1997年6月20日(サタコレ)
[PSP]: 2005年12月22日
[PSP]: 2007年3月8日(アトラス・ベストコレクション)
[PSP]: 2010年1月21日(ダウンロード版)
対象年齢[SS]: 全年齢(セガのレイティング)
[PSP]: CERO:A(全年齢対象)
デバイス[SS]: パワーメモリー
[PSP]: メモリースティックDuo 544KB以上
売上本数[SS]: 約36万本
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『真・女神転生デビルサマナー』(しん・めがみてんせいデビルサマナー)は、1995年12月25日にアトラスより発売されたセガサターン用ゲームソフト。これまでの「真・女神転生シリーズ」と少々趣が変わっており、初心者にも受け入れやすいように意識した作りになっている[1]。 『真・女神転生』シリーズの外伝作品であり、デビルサマナーシリーズの第1作。 2005年12月22日には、システム調整・追加ボスを加えたPlayStation Portable移植版も発売された。 本作品は当時「次世代ゲーム機」と呼ばれた32ビットゲーム機初のシリーズ作品である。敵として出現する悪魔を会話で勧誘することで仲魔(なかま)にして、自由にパーティーを編成できるシステムなどを継承しつつ、グラフィック、サウンドともに大きくパワーアップし、CGムービーも初めて導入された。後に『デビルサマナー ソウルハッカーズ』(1997年発売)、『デビルサマナー '"`UNIQ--templatestyles-00000006-QINU`"'葛葉ライドウ 対 超力兵団』(2006年発売)、『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』(2008年発売)とシリーズ化されることになる。 199X年。ここ平崎市では、数日前から悪魔の目撃談と、連続殺人事件が街を騒がせていた。 そんなとある日、この街に住んでいた主人公は、ガールフレンドの秦野久美子と待ち合わせる。そして彼女のレポートのため、市の図書館で「日本古代文明論」という本を借りたのだが、これが原因でこの本の秘密を知っている謎の外国人に命を狙われてしまう。主人公は廃ビルへと連れ込まれ、不思議な力で魂と肉体を分離させられる。主人公の魂はそのまま三途の川を渡り、あの世へと行くかに思われたが、三途の川の渡し守カロンの計らいによって別の肉体―葛葉キョウジの体に入り込んで一命を取り留める。 葛葉キョウジは表向きは探偵だが、その実、闇で起こる悪魔の事件を解決するデビルサマナーだったのだ。最初は戸惑いながらも、キョウジとなって平崎市で発生する怪事件をパートナーの麗鈴舫と共に次々と解決していくことによって、少しずつデビルサマナーとして成長していく。そして平崎の影で進展するダークサマナーの陰謀に立ち向かっていくこととなる。 演はテレビドラマ版のキャスト。
概要
ストーリー
登場人物
メインキャラクター
葛葉 キョウジ(くずのは キョウジ)
演 - 正木蒼二職業:私立探偵 / 身長:182cm / 体重:72kg / 血液型:B / 生年月日:1968年7月28日 / 国籍:日本 / 趣味:ガンコレクション / 好物:銘菓矢来まんじゅうデビルサマナーの男性。前髪を立てて居るのとスーツ姿が特徴。口癖は「あばよ」。銃型コンピューター「GUMP」を用いて悪魔を召喚する能力を持ち、その力で悪魔退治などを請け負い、事件を解決する。悪魔召喚師としては由緒正しい葛葉家の末裔で、様々な武器、魔法を扱うことができる。ストーリー内でシドの罠にかかって、肉体から魂を分離させられてしまう。その後はタカシというチンピラの死体に入り込み、主人公の手助けをしてくれる。また、『ペルソナ2 罪・罰』や『ソウルハッカーズ』にも他人の肉体に入り込んでおり、未だに戻ることができない模様。キョウジの家系は葛葉宗家に従う4家系のうち、ライドウ以外の3家系から分かれた分家。霊力で劣るため、悪魔召喚には依り代が必要な流派である[2]。小説『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 死人驛使』では、初代「葛葉 キョウジ」が登場した。
主人公[3]
職業:会社員、公務員、自営業、学生、バイト、無職のいずれか / 国籍:日本本作の主人公。家族は父・耕作と母・紀美子。地方都市「平崎市朝日区」の平凡な一市民。ある日、キョウジの巻き添えで魂を肉体から分離されてしまう。三途の川の渡し守カロンが手を回したことでキョウジの肉体に魂を戻され、以降はキョウジの身代わりとしてデビルサマナーとなる。肉体の方はずっと病院で意識不明として入院中である。久美子の魂を助け、本体に戻しに行くため、レイに魂を肉体から切り離してもらい、擬似アストラル界へ行くが、キョウジによって三途の川を渡ってしまい、霊界「無間地獄」に落とされる。「無間地獄」を潜り抜け、現世に戻るべく三途の川でカロンに再会を果たす。彼の死の真相を話された後、またもキョウジの肉体に戻り、現世に蘇生した。
レイ / レイ・レイホゥ(麗 鈴舫)
演 - 川合千春職業:巫女・探偵助手 / 身長:167cm / 体重:46kg / 血液型:O / 生年月日:1971年9月20日 / 国籍:中国系? / 趣味:ショッピング・食べ歩き / 好物:肉まんキョウジのパートナーを務める女性。中国系の名前を名乗っているが、国籍は不明。デビルサマナーではないが、自分自身の肉体に「神降ろし」をして憑依させた神に由来する魔法を使うことができるシャーマンとしての能力を持ち、神道系の技に優れた葛葉一族の分派[2]である。蛇鶴八拳の使い手として体術にも優れ、様々な武器を使いこなす。蛇鶴八拳や多くの仙術法術は、大陸に渡っていたころに会得した。事件後はしばらくして平崎の街を離れた。モデルは北浦共笑[4]。
秦野 久美子(はたの くみこ)
演 - 七海彩夏