相模大野駅*
北口(2016年10月)
さがみおおの
Sagami-Ono
(相模女子大学 最寄駅)
相模大野駅(さがみおおのえき)は、神奈川県相模原市南区相模大野にある、小田急電鉄の駅である。駅番号はOH 28。副駅名は「相模女子大学 最寄駅」[2]。 小田原線と江ノ島線が営業上分岐する駅である(施設上の分岐点は当駅より200メートル下り方にある相模大野分岐点)。また、大野電車区と大野車掌区が併設されており(相模大野八丁目18番1号)、当駅で乗務員の交代が行われることがあるほか、大野総合車両所が隣接しており、当駅を始発・終着とする列車が設定されている。 管区長および駅長所在駅であり、相模大野管区として当駅 - 伊勢原駅間と東林間駅の計10駅を、相模大野管内として当駅、小田急相模原駅と東林間駅を管理している。 駅事務室を含めた駅施設やホームなど、当駅の設備のほぼすべては相模大野八丁目にあるが、住居表示実施区域のため、住所表記は主たる出入口とされている北口が所在する相模大野三丁目8番街区内となる。
概要
乗り入れ路線
小田急電鉄 - 駅番号「OH 28」
小田原線
江ノ島線
歴史相模大野駅周辺の空中写真(1975年1月撮影)国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
1929年(昭和4年)4月1日 - 現在地より0.2km小田原寄りに大野信号所開設。
1938年(昭和13年)4月1日 - 当地に移転してきた陸軍通信学校の最寄り駅として、大野信号所が駅に昇格する形で通信学校駅として開業[1]。「直通」と急行の停車駅となる。なお、各駅停車は、新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
1940年(昭和15年)12月15日 - 陸軍施設の秘匿化に伴い相模大野駅に改称[3]。
1944年(昭和19年)11月 - 戦況悪化に伴い、急行の運行が中止される。
1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿駅 - 稲田登戸駅間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に、「直通」は廃止される。
1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
1951年(昭和26年)4月1日 - 急行の停車駅となる。
1955年(昭和30年)3月25日 - 通勤急行が設定され、停車駅となる。
1957年(昭和32年) - 夏季のみ運行の臨時列車が設定され、停車駅となる。
1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
1962年(昭和37年)10月19日 - 大野工場(現・大野総合車両所)開設。
1964年(昭和39年)11月5日 - 「快速準急」が設定され、停車駅となる。
1972年(昭和47年)3月14日 - 快速準急が廃止される。
1996年(平成8年)
9月1日 - 現在地に移転。新駅舎と南北を結ぶ自由通路が供用開始[4][5]。
11月1日 - 小田急相模大野ステーションスクエア(相模大野ミロード)開業[5]。
1997年(平成9年)12月28日 - 営業キロを新宿寄りに0.2 km(現在地と同じ位置)移転、旧駅地点は相模大野分岐点となる。
1998年(平成10年)8月22日 - 相模大野駅改良工事完成[6]。特急ロマンスカーの停車開始[7][6]。
2000年(平成12年)10月14日 - 関東の駅百選に選出される[8]。
2002年(平成14年)3月22日 - 湘南急行が設定され、停車駅となる。
2004年(平成16年)12月11日 - 快速急行、区間準急が設定され、停車駅となる。湘南急行は廃止となる。
2009年(平成21年)12月 - 駅構内コンコース、ホームに設置されている発車標案内がフルカラーLED式に更新される。
2012年(平成24年)3月17日 - JR御殿場線の御殿場駅まで直通する特急ロマンスカー「あさぎり」号の停車を開始。
2014年(平成26年)1月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[9]。
2014年(平成26年)6月19日 - 車両基地に向かう回送電車が脱線する事故が発生[10]。