相棒
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「相棒」の語義については、ウィクショナリーの「相棒」の項目をご覧ください。

この項目では、テレビ朝日のドラマについて説明しています。その他の「相棒」については「相棒 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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議論は「相棒」を参照してください。(2024年3月)

相棒

ジャンル刑事ドラマ
脚本輿水泰弘
櫻井武晴(S1-3 - S12-7)他
監督和泉聖治(PS1 - S14-20)
橋本一(S2-8 - )他
出演者水谷豊
寺脇康文(PS1 - S7-9、S21-1 - )
及川光博(S7-19 - S10-19、S15-13,14、S17-10、S21-20,21)
成宮寛貴(S11-1 - S13-19)
反町隆史(S14-1 - S20-20)
音楽池頼広
製作
制作テレビ朝日
東映

放送
音声形式ステレオ解説放送(S15-1 - )[注 1]
放送国・地域 日本
公式ウェブサイト
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『相棒』(あいぼう)は、テレビ朝日系列で放送されている東映制作の日本刑事ドラマシリーズ。

警視庁変人刑事杉下右京とその相棒が数々の犯罪事件を解決していく様子を描く。後述通りの多種多様な展開で視聴者を飽きさせない。

2000年からテレビ朝日東映の制作で放送されている。2000年6月から2001年11月にかけてテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で単発ドラマとして放送され、2002年10月からテレビ連続ドラマとしてシリーズ放送されている。派生作品として劇場版4作とスピンオフ映画2作が公開されている。

テレビシリーズの単位は「season」(シーズン)と呼称している。本項での「PS」はpre season、「S」はseasonを表す。

21世紀を代表する刑事ドラマとして今なお高い人気と知名度を誇っている[1][2]。誕生以来、テレビ朝日を支え続ける長寿ドラマの一つでもあり配信サイトであるテラサでも大きくプッシュされ配信限定作品も公開されている。
概要

きわめて優秀なキャリア警察官だが、正義感のために融通が利かず上から邪険にされている、警視庁の「特命係」に所属している杉下右京(演:水谷豊)。その彼が自身の下についた相棒[3] と共に活躍していく刑事ドラマ。いわゆるバディものであり、右京の推理で事件を解決していくストーリーである。

失態により捜査一課から左遷させられた亀山薫(演:寺脇康文)、元は右京を監視するスパイとして警察庁から送り込まれた神戸尊(演:及川光博)、右京の要望で所轄から引き抜かれた甲斐享(演:成宮寛貴)、法務省からキャリア官僚として警視庁へと出向してきた冠城亘(演:反町隆史)、移住先のサルウィンから帰国後に嘱託職員として復帰した亀山薫(演:寺脇康文)と右京の相棒は代替わりしている。

基本的に1話完結型のストーリー構成で、右京とその相棒が、右京の友人である鑑識の米沢守や、特命係の良き理解者である角田六郎などの協力者と協力しながら、難事件の捜査を展開し、謎を解き明かしていくミステリードラマを軸とする。併せて相棒や彼らを取り巻く刑事たちとの人間模様、警察組織との摩擦、社会的な問題、それらに複雑に絡み合う官僚・政治家の陰謀などが展開されている[4]。事件の複雑化等で1エピソードにつき2話完結の場合もあるが、以前の回で登場した登場人物と犯人や事件がのちの回で回想シーンとして言及されることも多い。

全シリーズでの最高視聴率は2011年2月23日放送のseason9 第16話「監察対象 杉下右京」で、23.7%を記録した(ビデオリサーチ関東地区調べ)[5]。このseason9は全体的に視聴率が高く、平均視聴率が20%を超える(20.4%)という快挙を遂げている。

テレビ朝日が2012年4月から2015年3月まで、月曜 - 金曜の夕方の時間帯で行っていた再放送「相棒セレクション」枠[注 2] は高い視聴率を獲得し、同年4月クールでテレ朝開局以来初の視聴率4冠を獲得する要因になったと報じられた[6] が、その後視聴率が低下し、枠自体が廃止された。2015年3月30日からは『ゴゴワイド』の第2部(不定期で第1部でも)にて科捜研の女などのほかの人気ドラマとランダムに再放送を行っている[注 3]
制作背景
制作の経緯

土曜ワイド劇場枠で、水谷豊が主演していた『探偵事務所』シリーズの原作が残り1本になった時点で、同作のプロデューサー松本基弘により、水谷主演の新シリーズというコンセプトで企画が立ち上がった。

その時点で松本に明確なアイディアは全く浮かんでいなかったが、たまたま目にした明石家さんま主演のテレビドラマ(『恋のバカンス』だったかと回想している)の面白さに感銘を受け、そのドラマの脚本を務めた輿水泰弘にコンタクトを取り、輿水も了承したが、輿水のスケジュールが1年先まで埋まっており、水谷も納得した上で撮影開始まで1年半待つことになった[7]

そしてまもなく土曜ワイド劇場枠で同じく松本がプロデュースしていたシリーズの主演を務めていた寺脇康文と松本が打ち合わせした際に寺脇が水谷に憧れている話をし、水谷との共演を希望したことから、まもなく水谷と寺脇のコンビものという企画に決定する[7][8]

当初は輿水が「名探偵もの」、松本が「警視庁の刑事もの」と基本設定の方向性が分かれ、素人探偵では事件に取り組むプロセスが必要となるため、ダイレクトに事件に関われるように設定を刑事にし、所轄と異なり扱う事件が多岐に渡るという点から所属を警視庁へと決定した。

なお、番組タイトルは当初「黄金刑事(ゴールデンコップス)」という候補があった。しかし、なかなかスタッフ全員が納得のいくタイトルがないがために仮タイトルという扱いになり、その後スタッフが中華料理屋で食事中に偶然出てきた『相棒』と言うフレーズがタイトルに決まった[注 4][9]
人物設定
特命係・杉下右京
特命係の設定は企画に今日性が欲しいという要望から、名探偵的な要素と警察ものを合わせて名前だけはかっこいい窓際部署でシリアスな裏設定があると、輿水が考えついて生まれたものである。そこに追いやられた右京もまた輿水により、切れ者すぎて嫌われているという人物像が設定された
[10]。輿水は右京のキャラクターについて水谷が常に敬語の慇懃無礼なキャラを嫌味なく演じてくれたら面白そうだったからと語っている[11][12]。また右京の造形にはシャーロック・ホームズエルキュール・ポアロのような名探偵ものの線で構成し、ネチネチ犯人を追い詰めたり、回りくどい言い方をしたりする部分は『刑事コロンボ』からインスパイアされた[13]。右京の名前の由来は『パパと呼ばないで』の石立鉄男演じる安武右京が由来となっており、作中での「右京さん」と言う呼び方の響きがとても良かったことから名前として採用され、名字に関してはパソコンであれこれ打ってしっくりきたものがあてられた[9][11]


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