東京都道312号白金台町等々力線(とうきょうとどう312ごう しろかねだいまち とどろきせん)は、東京都港区から品川区、目黒区を経由して世田谷区に至る都道である。通称「目黒通り(めぐろどおり)」。
概要
起点:東京都港区白金台一丁目(清正公前交差点)
終点:東京都世田谷区玉堤二丁目
歴史権之助坂(目黒区下目黒)
江戸時代の古地図に、すでにこの道路の姿を見て取ることができる。江戸から大鳥神社、目黒不動尊、さらには浄真寺(九品仏)に向かうための通りでもあった。
1920年(大正9年)4月1日の「東京府告示第百六十二號」(府縣道ノ認定)により、東京都道312号白金台町等々力線の前身となる、東京府道20号芝溝口線が指定される。
放射第3号線として、1964年の東京オリンピックに合わせて、玉川等々力一丁目・二丁目付近が整備された。
1970年、大鳥神社前交差点から目黒バイパス分岐までの約450m間にバス優先車線が設定される。同車線設定は玉川通りと並び東京都初[1]。 目黒川を横切る権之助坂は比較的勾配がきつい。等々力不動前交差点の先は、国分寺崖線の坂道になっており、急坂を下って、多摩川の土手・多摩堤通りに突き当たり終点となる。
路線状況
通称
目黒通り
地理
通過する自治体
東京都
港区 - 品川区 - 目黒区 - 世田谷区
交差する道路
国道1号桜田通り(港区清正公前交差点)
東京都道418号北品川四谷線外苑西通り(港区白金台交差点)
東京都道418号北品川四谷線(港区上大崎交差点(支線:港区庭園美術館西交差点))
首都高速2号目黒線とも交差し、至近に目黒出入口がある
東京都道317号環状六号線山手通り(目黒区大鳥神社交差点)
東京都道420号鮫洲大山線26号線通り(目黒区目黒郵便局前交差点)
東京都道318号環状七号線環七通り(目黒区柿ノ木坂陸橋交差点)
東京都道426号上馬奥沢線自由通り(目黒区中根交差点)
東京都道311号環状八号線環八通り(世田谷区等々力不動前交差点)
東京都道11号大田調布線多摩堤通り(世田谷区玉堤)
接続する鉄道路線
白金高輪駅 - 白金台駅(東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線)
目黒駅(山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線)
都立大学駅(東急東横線)
等々力駅(東急大井町線)
「等々力大橋」の架橋計画神奈川県側の橋脚が設置された「等々力大橋(仮称)」。