目黒記念
Meguro Kinen[1]
第137回目黒記念
優勝馬:ヒートオンビート
鞍上:ダミアン・レーン
開催国日本
主催者日本中央競馬会
競馬場東京競馬場
創設1932年4月18日[2]
2024年の情報
距離芝2500m
格付けGII
賞金1着賞金5700万円
出走条件サラ系4歳以上(国際)(特指)
負担重量ハンデキャップ
出典[3][4]
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目黒記念(めぐろきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。競馬番組表上の名称は「農林水産省賞典 目黒記念(のうりんすいさんしょうしょうてん めぐろきねん)」と表記している。
競走名の「目黒」は東京競馬場の前身[5][6]で、「第1回東京優駿大競走」が行われた目黒競馬場に由来している[5]。
正賞は農林水産大臣賞[3][4]。
概要第126回目黒記念
優勝馬:スマートロビン第128回目黒記念
優勝馬:マイネルメダリスト第129回目黒記念
優勝馬:ヒットザターゲット第130回目黒記念
優勝馬:クリプトグラム第131回目黒記念
優勝馬:フェイムゲーム第132回目黒記念
優勝馬:ウインテンダネス第133回目黒記念
優勝馬:ルックトゥワイス第136回目黒記念
優勝馬:ボッケリーニ
本競走は「各内国抽籤濠州産馬混合競走」を前身とし[5]、のちに「各内国産古馬競走」の名称で行われていた[7]が、競馬場を府中へ移転することが決まった際、「目黒」の名を長く後世に伝えるため、1932年に4歳(現3歳)以上の馬によるハンデキャップ競走として「目黒記念」が創設された[5][7]。第1回東京優駿大競走の6日前に第1回競走が行われたことから、中央競馬に現存する重賞競走としては最古とされている[6][注 1]ほか、日本の競馬におけるハンデキャップ競走としても最古の競走である[5][6][7]。「東京競馬場#歴史」および「東京優駿#歴史」も参照
当初は目黒競馬場の芝3400mで春と秋に年2回施行[5]され、1933年秋から施行場を東京競馬場に変更[5]。競走条件や施行距離は幾度かの変遷を経て、施行距離は1950年秋から2500mで定着[5]。競走条件は1963年から春が5歳(現4歳)以上、秋が4歳(現3歳)以上の条件で行われていた[5]が、1984年にグレード制が導入されGII[注 2]に格付けされた際、秋の競走が廃止され年1回の施行となった[5]。なおこの際、廃止になった秋の競走はアルゼンチン共和国杯を同時期に繰り下げのうえ、本競走と同じGIIに格付けし、東京競馬場芝2500mでの施行とすることにより事実上代替された。詳細は「アルゼンチン共和国杯#歴史」を参照
1997年には施行時期を2月から6月に変更のうえ競走条件も4歳(現3歳)以上に変更[5]、2006年からは「東京優駿(日本ダービー)」と同日の施行(2011年は除く)となった[5]。2012年からは競走条件が4歳以上に変更された[5]。
1984年のグレード制導入にあたってはハンデキャップ競走だったこともありGIIに格付けされたが、長い歴史を考慮しGIにすべきとの声もあったとされる[6]。
外国産馬は1990年から、外国馬は2005年からそれぞれ出走可能になった[2]。2020年からは地方競馬所属馬も出走可能になった。
なお、本競走の優勝馬にはオーストラリアのG1コーフィールドカップへの優先出走権が与えられることになっている。 以下の内容は、2024年現在[4]のもの。 出走資格:サラ系4歳以上 負担重量:ハンデキャップ 2024年の1着賞金は5700万円で、以下2着2300万円、3着1400万円、4着860万円、5着570万円[4]。
競走条件
JRA所属馬
地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
外国調教馬(9頭まで、優先出走)
賞金
歴史
1932年 - 4歳以上の馬によるハンデキャップ競走として創設、目黒競馬場の芝3400mで春・秋の年2回施行[5]。
1959年 - 名称を「農林省賞典 目黒記念(春)」に変更[5]。
1979年 - 名称を「農林水産省賞典 目黒記念(春)」に変更[5]。
1984年
グレード制導入によりGII[注 2]に格付け[5]。
年1回制に変更[5]。
名称を「農林水産省賞典 目黒記念」に変更。
1990年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[2]。
1997年 - 競走条件を「4歳以上」に変更。
1998年 - 「日本におけるフランス年」を記念して、「フランスギャロ賞」の副称をつけて施行[2][8]。
2000年 - 「ハンガリーフェスティバル開催記念」の副称をつけて施行[2]。
2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走条件を「3歳以上」に変更[2]。
2005年 - 国際競走に指定され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる[2]。