監察医_朝顔
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監察医 朝顔
ジャンル
推理漫画医療漫画
漫画
原作・原案など香川まさひと
佐藤喜宣(監修)
作画木村直巳
出版社実業之日本社
掲載誌漫画サンデー
レーベルマンサンコミックス
発表期間2006年 - 2013年
巻数全30巻
話数全300話
テレビドラマ
原作香川まさひと(作)
木村直巳(画)
佐藤喜宣(監修)
脚本根本ノンジ
演出平野眞
澤田鎌作(第1シリーズ)
阿部雅和(第1シリーズ)
制作フジテレビ
放送局フジテレビ系
放送期間2019年7月8日 - 9月23日(第1シリーズ)
2019年9月30日(特別編)
2020年11月2日 - 2021年3月22日(第2シリーズ)
2022年9月26日(特別編)
話数11話(第1シリーズ)
1話(特別編)
19話(第2シリーズ)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画ドラマ

『監察医 朝顔』(かんさつい あさがお)は、原作:香川まさひと、作画:木村直巳による日本漫画[1]

漫画サンデー』(実業之日本社)にて、2006年に連載が開始され、2012年に同誌が休刊になった後の6巻以降、電子版で連載が続けられて、2013年に30巻で連載を終了した医療漫画である[2]。法医学者の娘が発見された遺体の生きた証を見出すために、ベテラン刑事の父親とともに遺体の謎を解明していく物語[3]杏林大学医学部名誉教授法医学)である佐藤喜宣[4]が監修を務めている。

2019年7月期にフジテレビ系「月9」でテレビドラマ化された[1](全11話+特別編1話)。続編である第2シリーズが2020年11月2日から2021年3月22日までフジテレビ系「月9」史上初めて2クールで放送された。

2022年9月26日に特別編が放送。
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2019年9月)(使い方

原作漫画について記載しています。

主人公・山田朝顔は阪神淡路大震災で母を亡くし、それをきっかけに興雲大学で法医学の医師として勤めている。
朝顔は常に遺体と向き合い、その人生を探りながら刑事の父・万平と協力し、事件の謎を解き明かしていく。
物語は朝顔の勤める興雲大学、万平の勤める佐多山警察署を中心に展開される。その所在地は不明だが事件捜査の経験が豊富な都市部の警察署であることが明かされている。(大阪、兵庫に新幹線で向かう距離、クロツグミが夏に飛来する中部以北)
物語の主軸を親子二人で事件を解決する医療ミステリーにおきながら、朝顔の結婚、刑事桑原と犬井の対決もストーリーの重要な役割を担っている。

朝顔の結婚

主人公の朝顔は30代の独身女性で、本人もいつかは結婚をしたいという意思がある。
父親の万平にも
寡夫の自分の存在が朝顔の結婚を妨げているのではという悩みがあり、周囲からもたびたび結婚の心配をされている。
朝顔の周囲には当初から朝顔に想いを寄せる検視官の伊東、中学時代に数日間付き合ったことのある初恋の相手・浅井三郎、警察官の桑原真也など、その相手になり得る男性は幾人もいるが、朝顔はその誰とも恋愛に至るまでの感情を抱けずにいる。
ある日、茶子から"「チョコレート・スキップ」と唱えて眠ると その晩夢に出てくる殿方こそ自分が将来結ばれる相手"というおまじないを教えられた朝顔は、こっそりとそれを実行してみる(第90話)。すると、その晩彼女の夢に現れたのは黒いタキシードを着た三郎と白いタキシードを着た桑原だった(第91話)。
夢に現れた人物の1人である浅井三郎はこの直前に朝顔の友人でもある香織と交際を始めていた。交際するに先立って三郎は、これまで朝顔に好意を持っていたこと、しかし朝顔が三郎を友人以上には思っていないことに三郎は気づいており、その未練にけじめをつけたいと告白をしている(第82話)。
もう1人の桑原真也についても桑原は愛妻家で妻を何より大切に思っており、妻である君子も桑原に強い愛情を持っている(第94話)。
朝顔はこのまじないについて「夢は夢」と結論づけたがそれからまもなくの後、桑原は追っていた犯罪者に妻を殺されてしまう(第100話)。
2009年、三郎は香織との結婚を決めたことを朝顔に報告(第150話)、長らく朝顔に片思いをしていた検視官・伊東は異動することとなり朝顔に結婚を前提とした交際を申し込む(第157話)が、朝顔はこれを辞退する。
「自分が誰を好きなのか、どうなりたいのかわからない」と告げる朝顔に対し、伊東は「まだ先生が誰も好きになっていないということ」と諭した(第160話)。
桑原の妻の死から一年半が過ぎた夏、朝顔は桑原が一人で住むアパートを訪れるようになっていたが、朝顔を意識し始めていた桑原はわざと朝顔を遠ざけようとする(第188話)。
そんな折、朝顔は駅である米軍パイロットに出会う。父がハワイの出身だといい一見日本人に見える顔立ちをした彼と朝顔は死を身近に感じるもの同士意気投合し、何度か食事を共にする(第185話)。しかしある時、男は約束のカフェに現れず、その一週間後の新聞で朝顔は彼が結婚詐欺師として指名手配されたという記事を発見する。被害に遭った女たちは必ず「私だけは騙されていない」と言うと指摘する茶子に、朝顔は言葉を詰まらせた(第186話)。
桑原に拒絶を受けた後も桑原と朝顔の親交は続いており、朝顔は桑原に恋愛感情を持っていることを意識し始めていた(第190話)。法医学者であるが故に朝顔は人生には必ず終わりがくること、いつ終わるかわからないことを強く実感している。「恋もせず結婚もせず子供も産まず 私は人生を終えることになるのだろうか」という不安から逃れられずにいた(第189話)朝顔は、いつもうじうじと悩んで行動できずにいる自分を変えようと朝顔は桑原の自宅を訪れ、桑原に告白をするのだった(第190話)。妻、君子のこともあり交際には及び腰だった桑原だが、ふたたび自宅を訪れた朝顔とひょんなことから関係を結び、それをきっかけに交際をスタートさせる(第193話)。
当初は二人の交際に戸惑いを見せた万平だったが、交際の挨拶に訪れた二人に対し早く結婚するように勧める。朝顔と桑原、そして万平の三人は神戸を訪れ、メリケンパークのオルタンシアの鐘の側で結婚を誓い合い(第200話)、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドに宿泊した。
桑原と犬井

刑事・桑原真也は国外に逃亡中の暴力団員・犬井について独自に捜査を続けていた。
桑原が麻薬ルートの一つを潰した際、その情報提供者を殺した犬井は桑原のことも同時に恨んでいると思われた(第94話)。
実際には犬井は国内に潜伏しており、桑原は犬井とその内縁の妻である秀歌の密会現場に突入する(第93話)。結果的に犬井を取り逃がしたものの、残忍な性格である犬井が銃を抜かなかったのは秀歌に対して強い想いを持っているからではないかと予想した桑原は秀歌を激しく尋問し、彼女と連絡を取り合う犬井を挑発、炙り出そうとする。
桑原の上司や同僚白石はそれぞれの保身のため桑原の強引なやり方を諌めるが、桑原は愛する妻のためにも自身に害が及ぶ前に犬井を捕まえようとますます単独捜査に走るようになる(第99話)。
2008年の正月、秀歌を数時間尾行した桑原は突然、秀歌から携帯電話を差し出されるが、それは犬井からの妻君子殺害を告げる電話だった。妻と桑原が初詣で願った「今年も良い一年になりますように」という願いはその日のうちに敗れることになる(第100話)。
それから約2年。朝顔と桑原の結婚後も、警察は犬井が海外に潜伏していると考えていた(第225話)。結婚し、桑原と君子が暮らしていたマンションに移り住んだ朝顔は桑原と幸せな結婚生活を送っていたが、桑原は変わらず犬井逮捕のために奔走していた。
2010年の
木枯らし一号が吹いた日(気象庁の統計によれば10月26日)、情報提供者・鶴見の弟分が桑原をファミレスに呼び出した。彼が持ち込んだ犬井が九州の港から日本に帰国したらしいという情報を桑原は上司に伝えるが(第239話)、捜査本部では犬井がフィリピンに身を隠しているという情報を得ており桑原からの情報を信じようとはしない。実際には犬井は日本に帰国しており病院で朝顔に接触している(第240話)が、桑原もまた捜査本部からの情報を信じ朝顔を不安がらせる情報を伝えるのを避けてしまう(第241話)。
朝顔に二度目の接触をした犬井は、朝顔を拳銃で脅し桑原に電話を掛けさせる(第243話)。犬井の裏をかいて犬井から拳銃を奪い取った桑原は奪い取った拳銃を朝顔に託し部屋から出すが、犬井は隠し持っていた拳銃を抜き桑原と犬井は互いに拳銃を発砲する(第244話)。二人ともそのまま死亡し、死亡確認は銃声を聞いて部屋に戻った朝顔が行った(第245話)。
以上のような経緯により、死亡した2人のほかには2人が死亡した際の正確な状況を知るものはいなかった。茶子による司法解剖が行われたが、警察は桑原を殉職ではなく元妻のための私的な"仇討ち"のために犬井を殺害したと結論づけた。
丸井や伊東など朝顔と親しい警察官は捜査の方針に疑問を持つが上層部の方針は変わらず、朝顔が追い求めてきた「遺体の声」は公になることはなかった(第248話)。
登場人物

この節の加筆が望まれています。 (2019年9月)

原作漫画について記載しています。

興雲大学法医学教室
山田 朝顔(やまだ あさがお)→ 桑原 朝顔
第1話 -本作の主人公。興雲大学法医学教室助教授。
法医学者。本人曰く三十路 [5] 。7月8日生まれ。黒髪のロングヘアと「豊満な乳房」と「熟れていそうで実際はそれほどでもない肉体」と「ちびちび貯めたお金」(第186話)をもつ美人。趣味は山歩き(第27話)十年前、母が旅行先で阪神淡路大震災に巻き込まれて死亡してから父の万平と2人暮らしである。震災でのトラウマから地震が苦手。恋もせず、結婚もせず、子供も産まない自分の人生に悩みを持っていた朝顔だったが、かねてから父親の仕事仲間であった桑原との交際を始め(第193話)、父・万平を伴って訪れた神戸で三人だけの結婚式を挙げるのだった(第200話)。第203話では「役場への届出は近いうちに」と発言しており、正確な入籍時期は不明。第216話で「山田朝顔」と署名し間違いを指摘されており、入籍済み。第211話では結婚後は桑原のマンションに転居し、週5日はそちらで過ごしている。夫・桑原が自宅で死亡し(第247話)、その葬儀の日に妊娠が判明した。朝顔は妊娠を喜び(第250話)、万平の勧めもあり実家に移り住むことになった(第252話)。山田家には桑原の表札も掛けている(第295話)。2011年夏、長女・つぐみを出産(第279話)。母となる。つぐみが桑原姓であることから、朝顔も桑原の死後も桑原姓を使用していると思われる(第280話)。
夏目 茶子(なつめ ちゃこ)
第9話 -法医学教室教授。小柄で特徴的なマッシュルームカット。冬生まれ。独身。とぼけたようなことばかり言う性格だが、時折その発言が核心をつく。頻繁に海外に出かけるため、研究室を留守にしがち。年齢不詳だが三原山病患者の世代よりは若い(第127話)。結核に3回、B型肝炎に1回罹患しているが、その時期に限って交際相手は存在せず、誰かに感染させる心配はなかった(第229話)。朝顔とは阪神淡路大震災時に出会ってからの師弟関係で、朝顔に深く信頼を寄せられている。いつもポケットに遺書を入れ、新しい遺影を用意している(第291話)。一人称は「私(わたくし)」
安岡 光子(やすおか みつこ)
第41話 -興雲大学医学部4年生の学生(物語の途中で進級・卒業していると思われるが変わらず教室に出入りしており以降の身分は不明)。眼鏡に黒髪のボブ。目つきが悪く、言動もキツい。本人曰く友達もいないが、成績は全教科トップ。朝顔に興味を持ち、解剖の見学に訪れたことをキッカケに教室の手伝いをするようになる。朝顔から「朝顔が解剖の見学をしたいと申し出た学生をまず断らない理由」を答えるよう課題を出され、その答えを探している。生後2ヶ月で神社の鳥居の下に捨てられ、発見された際からだに朝の光が降り注いでいたため「光子」と名付けられた(第62話)。8歳の時に今の両親に引き取られ、宝物のように育てられた。光子も生母のことは許せずにいるものの今の両親が悲しむことはしたくないと考え、親子仲は良好な模様。朝顔が出産してから数年で高橋と交際することになり結婚予定(第291話)。冬休みには高橋とハワイに婚前旅行に出かけた(第297話)。
高橋(たかはし)
第2話 -法医学教室で検査等にあたる。白衣は着用していないが医者(第243話)。萬参小学校卒、高校まで地元で過ごし大学進学後は一人暮らし。両親は健在だが実家にはあまり帰らない(第273話)。朝顔を恩師として尊敬している。明るい髪色と垂れ目、軽薄な語り口が特徴。茶子や万平にも物おじすることがなく、茶子とは教室内でお茶を飲んだり食事を共にするなど仲がいい。女遊びが激しいらしく、たびたび女性と揉めている。朝顔が結婚する際には「女癖の悪い自分ですが、本命は先生」と追い縋ったものの、その影では心から結婚を喜んだ(第203話)。朝顔が出産してから数年の間に光子と交際を始めており結婚予定(第291話)でハワイに旅行に出かけた。光子によってビビリキャラにされたとは本人の談(第297話)。軽薄な一面を見せる一方で、時折は亡くなった患者を悼み旅に出たり(第92話)、児童虐待に心を痛め光子と掴み合いの喧嘩をする(第232話)など情に篤い面も見せる。東北地方太平洋沖地震では医師として復旧活動にあたった(第273話)。
山田家
山田 朝顔
(第211話、結婚により転出)(第252話、出産のために実家に転居)
山田 万平(やまだ まんぺい)
第1話 -朝顔の父。小柄で太い眉と厚い唇が特徴。佐多山警察署所属の刑事であり、朝顔とは仕事上でも顔を合わせることが多い。明るくひょうきんな性格である一方、刑事としての仕事に誇りを持っており、朝顔が捜査に口を出すと強く嗜めることもある。阪神淡路大震災で妻を亡くしてからは独身。妻とも暮らした山田家の一軒家で娘の朝顔と二人暮らし。朝顔が結婚しないのは自分を心配してではないかと気に病み、朝顔には結婚し子供にも恵まれてほしいと考えている。
糖尿病予備軍で朝顔に食事制限を受けているが、甘いものや揚げ物、飲酒も好き。
山田 里子
第1話 - (遺影)朝顔の母、万平の妻。10年前、友人の娘の結婚式に参列するために友人宅に滞在中、阪神淡路大震災に巻き込まれる。救出時は意識があり朝顔と会話ができたがクラッシュシンドロームにより死亡。名前は第50話で明かされた。
桑原 つぐみ
(第282話、産科からの退院時より山田家に居住)
ボク
第211話-万平が糖尿病予防の散歩相手として飼い始めたボクサー犬の子犬。朝顔の弟として可愛がっている。
桑原家
桑原 一
第15話 -川板警察署捜査四課(
マル暴)の刑事。万平とは捜査について相談するために自宅に訪れるなど親しくしており、朝顔にとっても憧れの存在。仕事中はオールバックに黒スーツ、黒いシャツ、無精髭を生やしている。渋い声(第241話)。君子、朝顔どちらの妻とも夫婦でマンション住まい。刑事という職業から君子の父や妹には結婚を反対されていたが、本人は愛妻家で結婚以来浮気をしたことがなかった。朝顔が行った結婚相手が夢に現れるというまじないで、桑原も白いタキシード姿で夢に現れた(第91話)が、自宅に招いた桑原夫妻の仲睦まじさに朝顔は「夢は夢」と結論づけた。暴力団員犬井の捜査に心血を注いでおり、残虐な性格である犬井から妻・君子との生活を守るためにも犬井の逮捕に焦るが、そのために家に置き去りになった妻が2008年の正月に犬井の手で銃殺された(第100話)。妻の死後は刑事こそ続けているものの、部署の中では閑職に充てられている(第177話)。妻の死後一年半が経ち、精神的には立ち直りつつあるものの、それを自身が「だらしなくなった」と感じている(第178話)。とあるきっかけにより朝顔と交際を始め(第193話)、2010年、神戸で結婚を誓い合うこととなる(第200話)。幸せな結婚生活を送っていたが、犬井と相打ちになり死亡(第245話)。警察上層部からは私的な怨恨により犬井を殺害したとされその死は殉職としては扱われなかったが、実際には隠し持った拳銃を発砲しようとして犬井に対し防衛的に発砲しており、死の直前朝顔と2人で写った写真を見つめていたことがわかっている(第249話)。山田家の朝顔の部屋には桑原のための小さな仏壇が置かれている(第280話)。
桑原 朝顔
(第211話 結婚により転入)(第252話 出産のために転居)
桑原 つぐみ
第279話 -朝顔と桑原の子供。2011年夏生まれ。朝顔と共に、朝顔の実家である山田家に居住(第282話)。朝顔と桑原の旅行先で見たクロツグミと、朝顔が出産に向かう途中で見かけたクロツグミ、そして朝顔の「早く一緒に歌いたい」という願いを込めて名付けられた(第280話)。出生時に茶子がふざけて「スーザン」と名付けたことから、丸屋などはその後もふざけて「スーザンちゃん」と呼ぶ。第285話では幼児に成長しており、朝顔を「お母しゃん」、桑原を「お父しゃん」(第295話)と呼ぶように。巻毛でおしゃまな女の子。妊娠判明の時にはすでに桑原は故人となっており、父親と会ったことはないが朝顔から父親の話を聞くのが好き(第295話)。
桑原 君子
第94話 -桑原の妻(第200話で桑原と朝顔が結婚したことにより前妻となる)。犬井をとり逃した桑原を宥めるために万平が夫婦を山田家に招待し、朝顔とも面識を持つ。薫という名の妹がいる。現在のマンションに住む前は庭のある家に住んで餅つきをするなどしており、山田家の庭のある家を羨む。桑原家では杵をつく側。朝顔と年末に餅つきをすることを約束した。2008年の正月、犬井の捜査のために出かけた桑原が内縁の妻・秀歌を尾行している間、自宅を襲撃した犬井により銃弾8発を撃ち込まれ死亡(第100話)。戒名は「天徳院献身白衣大姉」(第106話)。桑原の住むアパートには彼女の仏壇がある。
警察
山田 万平

桑原 真也

伊東 純平
第1話 -県警の新人検視官。西部劇の保安官に憧れて警察官を志した(第160話)。優秀な警察官で人当たりもいいが正義感に熱く、遺体を死体と呼んだり死者を蔑ろにする行為には強く反発する。監察医の診断に意を唱えることも多く、判断に悩んだときには朝顔を頼りにしている。下の名前は朝顔の携帯に表示された着信で判明(第158話)。二人兄妹の兄で妹は3歳年下。妹には年長と年少の二人の息子がいる(第157話)。朝顔に惚れており、携帯電話の登録名にはハートマークをつけている。朝顔を呼び出す電話の際には顔が緩んでしまうなど態度に出やすいため、その好意は万平や緒方にも筒抜けになっている。子供好きという面では朝顔と気が合うが、
赤ちゃんポストには批判的であるなど、警官と法医学者では立場の違いから相入れない部分があると感じている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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