監察医・室生亜季子
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監察医・室生亜季子
ジャンル
テレビドラマ
脚本宮川一郎
鹿水晶子
中島玲子
小木曽豊斗
難波江由紀子
監督永野靖忠
山像信夫
馬場昭格
鷹森立一
田中徳三
小松範任
村川透
津崎敏喜
出演者浜木綿子
左とん平
ナレーター平榮子
製作
プロデューサー日本テレビ
長富忠裕
篠木為八男
服部比佐夫
荻野哲弘
佐藤敦
西牟田知夫
東映
桑原秀郎
吉村晴夫
東一盛
伊藤彰将
島田薫
河瀬光
制作日本テレビ放送網
製作東映

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

第1作 - 第36作
(火曜サスペンス劇場)
オープニングオープニングテーマを参照
エンディング主題歌を参照
放送期間1986年12月23日 - 2005年1月11日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数36
火曜サスペンス劇場

第37作
(火曜ドラマゴールド)
エンディングエンディングテーマを参照
放送期間2007年3月27日
放送時間火曜 21:00 - 23:09
放送枠火曜ドラマゴールド
放送分129分
回数1
火曜ドラマゴールド
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『監察医・室生亜季子』(かんさつい むろうあきこ)は、1986年から2007年まで日本テレビ系で放送されたテレビドラマシリーズ。全37回。主演は浜木綿子

放送枠は「火曜サスペンス劇場」(第1作 - 第36作)、「火曜ドラマゴールド」(第37作)。

日本テレビ火曜2時間ドラマ枠では、シリーズ最多の超ロングランシリーズとなり、25年にわたって続いた同枠の大トリを飾った。舞台は埼玉県川越市である。
概要

1986年12月23日、「火曜サスペンス劇場」で放送開始。監察医の室生による緻密な物証の積み重ねや、警部・浜田との掛け合いが高い人気となった。18 - 20%超の視聴率を維持していたが、その後視聴率は15%前後に落ち込む。

火曜サスペンス劇場のタイトル、各新聞のラジオ・テレビ欄でのタイトル紹介は第1作から第25作までは、『女監察医・室生亜季子(放送作品回数)・(タイトル)』となっていたが、第26作目からは“女”が取れて、『監察医・室生亜季子(放送作品回数)・(タイトル)』とのタイトルになった。また、劇中の「看護婦」という呼称も2000年代前半制作辺りから「看護師」に変更されている。

捜査を担当する川越西署は市内だけでなく広範囲に市外で起きた事件も扱っている[1]

「火サス」が終了し、約2年ほど放送がなかったが、「火曜ドラマゴールド」の最終回を飾るスペシャルとして復活した。視聴率は13.8%(関東地区)とシリーズ中最低に終わったが、「火曜ドラマゴールド」中では、最高の視聴率を獲得した。

なお、エンディングなどでは喜多院(川越市小仙波町)のシーンが登場することも多い。

同じ火曜サスペンス劇場、東映製作の『弁護士・高林鮎子』と並び、初期の頃から放送されていたため、現在でもBS日テレを中心に再放送されている。
キャスト
室生医院
室生亜季子
演 -
浜木綿子内科医。夫を不慮の事故で亡くし、川越の町で3代続く室生医院の院長となる。埼玉県川越市本町三丁目に在住。1935年(昭和10年)10月31日生まれ。東京都目黒区出身。もともと内科の開業医であるが、夫の登山中の転落死に疑問を抱き、埼玉中央医科大学の生沢教授のもとで学び監察医も兼務することになる。夫(室生涼一)は法医学者(監察医)で植物学にも関心があり植物画も得意としていた。第9作では小学校の学校医も兼任している設定であった。また、最終作にあたる第37作の冒頭で、心療内科と神経科も認定されたことが報告される。作中のナレーションも担当しており,冒頭に「私、室生亜季子、川越で3代続く街医者です。そしてこの街の監察医でもあるんです。」という言い回しから始まる台詞が恒例となっている。
立花よう子(立花とも子)
演 - 三浦リカ(第1作 - 第8作・第10作・第12作・第14作・第16作 - 第18作)、松岡由美[2](第13作・第15作・第19作・第20作)看護師。山口県出身。料理が得意。第1作から登場。結婚を機に川口市へと移った。名前は松岡由美が演じた第13作と第15作のみ「立花とも子」になっている。
飯田まち子
演 - 鷲尾真知子(第9作・第11作)看護師。第9作と第11作に登場。非常勤。第9作では立花よう子が父の病気で実家に帰っており代わりに室生医院で勤務。
桐野まりえ
演 - 柴田理恵(第21作 - 第24作)看護師。第21作から登場。立花よう子の知り合いで結婚した立花に代わって室生医院で勤めるようになる。
小山朋子
演 - 山田まりや(第25作 - 第30作)看護師。第25作から登場。静岡県土肥町(現・伊豆市)出身。母を看病するために川越を離れることとなった。なお、小山の退職後、しばらく室生医院に看護師が不在となっていたが、浜田の紹介で婦長経験もある今井のり子が看護師として働くことになる。
永井道子
演 - 清水ミチコ(第32作 - 第37作)看護師。第32作から登場。大宮に在住している。大宮の病院に勤務していたこともあるベテラン看護師。
埼玉県警川越西警察署
田原健造
演 -
すまけい(第1作 - 第6作・第15作・第17作・第20作)刑事。階級は警部。福島県出身。第6作で事件解決後に退職。退職後は妻の実家の旅館「しろがね旅館」を手伝うために福島に帰郷したがすぐに妻を胃がんで亡くしている。その後は福島で旅館組合の役員などを務めていた。その後、第20作では福島県警の嘱託となっている。
浜田五郎
演 - 左とん平(第7作 - 第37作)刑事。階級は警部。1937年(昭和12年)5月30日生まれ[3]東京市王子区出身。埼玉県川越市中町五丁目に在住。第7作で田原警部の後任として赴任。亜季子に好意を抱いている。最終作で県警本部に異動となる。妻には先立たれている。
川口
演 - 大場順(第1作 - 第37作)刑事。浜田の部下。主人公以外の登場人物としては唯一、シリーズ全作に登場する。
白井
演 - きくち英一(第1作 - 第3作・第6作・第12作)鑑識係員。
四方晴夫
演 - 渡辺正行(第7作 - 第11作)鑑識課所属の警察官。第7作で鑑識課長が室生先生の弟子になりなさいと言ったのを真に受けて、ケガを負った警察犬・ケン(警察犬バロン号)を引き連れて突然と室生医院に現れ、その日から室生医院の2階で住み込みを始めることになる。
安田
演 - 石田登星(第6作・第8作)、荒木優騎[4](第12作 - 第16作・第18作 - 第22作)、吉田淳(第17作)、冨家規政(第23作・第24作)、外川貴博(第30作)、加門良(第31作)刑事。浜田の部下。

演 - 妹尾洸[5](第12作)、吉田淳(第18作 - 第22作)、山田佳伸(第23作・第25作)、西凜太朗(第24作)刑事。浜田の部下。
北川
演 - 小林正寛(第25作)刑事。

演 - 山田佳伸(第26作)、山本哲也(第32作)、山本紀彦(第33作)、園岡新太郎(第34作)、湯澤公敏[6](第35作)、松村穣[7](第36作)、野元学二[8](第37作)刑事。
馬場
演 - 長岡尚彦(第26作)刑事。


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