盛岡貨物ターミナル駅
もりおかかもつターミナル
Morioka Kamotsu Terminal
◄矢幅 (3.7km) (0.8km) 岩手飯岡►
所在地岩手県盛岡市永井北緯39度38分38.4秒
東経141度8分42.6秒
盛岡貨物ターミナル駅(もりおかかもつターミナルえき)は、岩手県盛岡市永井30-39にある日本貨物鉄道の貨物駅である。東北本線所属。 地上駅。駅構内は南北に通る本線の西側に1キロメートルほど続いている。 構内の北側にはコンテナホーム(コンテナヤード)が2面4線設置され、留置線や仕分け線も敷設されている。ホームの西側には日本オイルターミナル盛岡営業所が設置され、その石油荷役設備へ続く側線も敷設されている。 構内の南側は、本線との分岐点や着発線がある。着発線は上下2本ずつあり、上下本線の内側に敷設されている。これらの着発線からホームなどへ向かう側線が分岐している。なお、側線と下り本線が平面交差しないように、交差部分の下り本線は高架線となっている。
目次
1 歴史
2 駅構造
3 取扱う貨物の種類
4 貨物列車
5 集配エリア
6 利用状況
7 駅周辺
8 1985年時の常備貨車
9 隣の駅
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
歴史
1974年(昭和49年)7月20日:国鉄東北本線の貨物駅として開業。
東北新幹線工事による盛岡駅建替に伴い、これまで同駅構内にあった貨物設備を移転する形で新設された。
1974年(昭和49年)10月1日:小荷物の取扱を開始。
1978年(昭和53年)8月1日:小荷物の取扱を廃止。
1981年(昭和56年)10月1日:日本オイルターミナル盛岡営業所開業。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。
2001年(平成13年)12月1日:仙台港駅との間で石油輸送高速貨物列車の運行を開始。
2006年(平成18年)11月15日:「TOYOTA LONGPASS EXPRESS」運行開始。
2011年(平成23年)3月18日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)被災に伴い不通となった東北本線・常磐線の代替として、タキ38000により当駅を着地として往路基準で4月19日までの32日間、根岸発、新潟・青森経由の迂回燃料輸送を実施。
駅構造
入換用機関車として、仙台総合鉄道部に所属するDE10形ディーゼル機関車が常駐している。IGRいわて銀河鉄道線内にある奥中山の急勾配に備え、ここで機関車の交換や補助機関車の増結・解放を行う列車も多い。但し東北線系統の長距離貨物列車を牽引する電気機関車は、経年劣化が著しいED75形を廃車してEH500形へ置き換え、同機による通し運転への切替が急速に進んでいるため、当駅における機関車交換の機会は近年激減している(2010年3月13日ダイヤ改正時より、当駅以北・札幌方面の貨物牽引機は全てEH500形に統一。これによりJR東日本・IGR・青い森鉄道に支払う線路通行料負担をED75重連時代より軽減)。
取扱う貨物の種類