この項目では、島根県にある鉄道駅について説明しています。その他の用例については「益田駅 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
益田駅*
駅舎(2012年8月)
ますだ
Masuda
所在地島根県益田市駅前町105-2.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度40分41.9秒 東経131度50分20.2秒 / 北緯34.678306度 東経131.838944度 / 34.678306; 131.838944 (益田駅*)
益田駅(ますだえき)は、島根県益田市駅前町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。 山陰本線を所属線としており[4]、当駅を終点とする山口線を加えた2路線が乗入れている[5]。 山陰本線は当駅を境に運転系統が分断されており、同線当駅以東は浜田鉄道部が管理し、同線戸田小浜以西は長門鉄道部[6]が管理する。 2005年3月1日に「いそかぜ」が廃止され、「スーパーおき」は当駅から山口線へ入るため、現在は当駅 - 幡生駅間では定期優等列車が一本も運転されていない。また、当駅 - 長門市駅間は、運行本数が1桁台となっている。 事務管コードは▲640772[7]。 単式・島式ホーム混合2面3線を有する地上駅。駅本屋側に単式ホーム1番のりばがあり、島式2・3番のりばとは跨線橋で連絡している。また、3番のりば外側には留置線があり、夜間滞泊も行われている。2階建て駅舎は1961年(昭和36年)に改築されたもの。 浜田鉄道部[6]管理の直営駅[2]で、みどりの券売機プラスが設置されている[12]。 のりば路線方向行先
概要
歴史
1923年(大正12年)
4月1日:鉄道省山口線津和野駅 - 当駅間延伸時に終着駅である石見益田駅(いわみますだえき)として開設。客貨取扱開始[1]。
当初、山陰本線は未開通であり山口線所属駅であった[5]。
東北本線に増田駅(1963年に名取駅に改称)があったため、「石見」の旧国名を冠した。
12月26日:山陰本線三保三隅駅 - 当駅間延伸、同線所属駅に変更する[4]。
1961年(昭和36年):現駅舎竣工。
1966年(昭和41年)10月1日:益田駅(ますだえき)に改称[8]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本・JR貨物の駅となる[9]。
1990年(平成2年)3月10日:普通列車(快速含む)が系統分割、全列車が当駅始発・終着となる。
1997年(平成9年)3月22日:当駅発着貨物列車設定消滅[4]。
専用線が山口線に並走し、駅西側の高津川に面した場所にあるダイワボウレーヨン工場へ続いていた。レーヨン製造に必要な濃硫酸や二硫化炭素、苛性ソーダのような化学薬品や工場燃料用重油入荷がタンク車を使用して行われていた(山陽本線新南陽駅発着)。なお、当駅を通過する貨物列車そのものは美祢線美祢駅 - 山陰本線岡見駅間列車が引続き運転されていた。
2001年(平成13年)7月7日:特急「いそかぜ」が系統分割され、米子駅 - 当駅間を特急「スーパーくにびき(現・スーパーまつかぜ)」とし、「いそかぜ」は当駅 - 小倉駅間となる。これをもって山陰本線当駅以東と以西を直通運転する定期列車は全廃された。
2006年(平成18年)7月29日:再開発による複合ビル「益田駅前ビル EAGA」が駅前に開業。
2013年(平成25年)7月28日:豪雨災害に伴い線路が被災、山陰本線長門市方面、山口線山口方面が運休(山陰本線当駅 - 須佐駅間については11月9日に、山口線当駅 - 津和野駅間については11月16日に運行再開)。
2014年(平成26年)4月1日:JR貨物の駅が廃止、貨物取扱全廃[10]。
2020年(令和2年)4月12日:みどりの券売機プラスが営業開始[11]。
2021年(令和3年)5月14日:この日をもってみどりの窓口の臨時窓口も営業を終了。
駅構造
のりば
1 - 3 山陰本線上り出雲市・松江・米子方面[13]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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