皿倉山ケーブルカー
皿倉山ケーブルカーの車両
概要
種別鋼索鉄道
起終点起点:山麓駅[1][2]
終点:山上駅
駅数2駅
運営
開業1957年11月12日 (1957-11-12)[3]
所有者北九州市(第3種鉄道事業者)
運営者皿倉登山鉄道[2][1][4](第2種鉄道事業者)
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線総延長1.1 km (0.68 mi)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
最高地点高低差 440 m (1,440 ft)[2]
最急勾配528 ‰ (27 ° 50 ′)
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駅・施設・接続路線
凡例
皿倉山ケーブルカー(さらくらやまケーブルカー)[5][6]は、福岡県北九州市八幡東区にある帆柱連山の主峰皿倉山を登る、皿倉登山鉄道が運営する山麓 - 山上間のケーブルカー路線である[4]。
『鉄道要覧』記載の名称は帆柱ケーブル線[7]であるが、案内上は用いられていない。 20 - 30分間隔で運行される。所要時間6分。営業時間は2020年4月より4月 - 10月は10:00から22:00、11月 - 3月は10:00から20:00(原則毎週火曜日は定期点検のため運休)。 2001年(平成13年)に北九州博覧祭2001開催に合わせて開業以来初めて車両更新が行われ[4]、天井が全面サンルーフとなっている[10]スイスCWA社製の新車両2両で運行している[6]。運転速度も当時日本国内で最も速い18km/h[11](5.0m/s[12])で運行できるようになった。1両は車体塗装が黄色で愛称は「はるか」、別の1両は車体塗装が青色で愛称は「かなた」である[6]。夜間は車内から夜景を見ることができ、そのために照明が落とされる[11]。 新車両は照明等の電源を蓄電池から得るため、架線・架線柱が撤去され、眺望が改善された[12]。冷房装置は搭載されておらず、夏期は駅ホームに定置型クーラーを置き、停車中に窓から車内に冷風を導入して冷却することで対応している[11]。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}車両の検修作業のため、山麓駅・山上駅とも構内の線路はピット構造となっている。また、車両の蓄電池に充電するための給電設備も設けられている[要出典]。 1957年に開業した当初は日立製作所製の車両1・2号が導入された[13]。1号は愛称は「ほばしら」、2号は愛称は「さらくら」であった[13]。1997年頃に塗り替えられ、2000年のリニューアル工事による運行休止後、廃車となった[要出典]。
路線データ
路線距離(営業キロ):1.1km[8][9][4][2]
軌間:1067mm[8]
駅数:2駅(起終点駅含む)
高低差:約440m[2]
最急勾配:528‰[9]
運行形態
車両
歴史
1957年(昭和32年)11月12日 - 尾倉公園 - 帆柱山間が開業[3]。
1985年(昭和60年)4月13日 - 尾倉公園駅を山麓駅に、帆柱山駅を山上駅に改称[14]。
2000年(平成12年)10月9日 - 設備更新のため、この日限りで運行休止。開業当初の車両の運行終了[15]。
2001年(平成13年)6月30日 - スイス製の新車両を導入し運行再開[16][10]。
2015年(平成27年)4月1日 - 帆柱ケーブルから皿倉山ケーブルカーに名称変更[2][1][4][5]。
駅一覧
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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