皆葉 英夫(みなば ひでお、1971年8月2日 - )は、日本のアートデザイナー。東京都出身。有限会社デザイネイションおよび株式会社CyDesignation代表取締役社長。 スクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社後、『ファイナルファンタジーV』から参加し、フィールドグラフィックを担当する。その後も『ファイナルファンタジーVI』や『ファイナルファンタジーIX』でアートディレクターを担当。その他のゲームにも主に背景グラフィックを担当し、デザイナーとして多くのゲームを手掛けた。 その後、『ファイナルファンタジーXII』の制作に参加するが、制作途中の2004年10月末にスクウェア・エニックスを退社し、有限会社デザイネイションを設立。取締役に就任した。また、2012年にCygames子会社としてCyDesignationを設立。同社の代表取締役も兼務している。 坂口博信が立ち上げたミストウォーカーのゲームではキャラクターデザインなどを担当している。
概要
補足
好きなファイナルファンタジーシリーズは『ファイナルファンタジーV』。
「ライバル視している相手は?」という質問にドラゴンクエストシリーズのグラフィックを手掛けた眞島真太郎を挙げている。
参加作品
ファイナルファンタジーV(1992年):フィールドグラフィック
ファイナルファンタジーVI(1994年):アートディレクター
スーパーマリオRPG(1996年):グラフィックコーディネーター
ファイナルファンタジータクティクス(1997年):アーティスティックスーパーバイザー
パラサイト・イヴ(1998年):チュートリアルグラフィック
ファイナルファンタジーIX(2000年):アートディレクター
ファイナルファンタジータクティクスアドバンス(2003年):アートディレクター
ファイナルファンタジーXII(2006年):アートディレクター
ブルードラゴン(2006年):モンスターデザイン
ロストオデッセイ(2007年):コンセプトアート
ASH -ARCHAIC SEALED HEAT-(2007年):キャラクターデザイン
王様物語(2009年):キャラクターデザイン
ファイナルファンタジーXIII-2(2011年):キャラクターデザイン[1]
ブレイブリーデフォルト(2012年):背景デザイン
グランブルーファンタジー(2014年):キャラクターデザイン[2]
ブレイブリーセカンド(2015年):背景デザイン
幻影異聞録♯FE(2015年):ミラージュデザイン[3]
ゼノブレイド2(2017年):レアブレイドデザイン
WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争(2019年):キャラクターデザイン
Granblue Fantasy: Relink(2024年):キャラクターデザイン
画集
Ars Minaba -皆葉英夫の「原点」たち-(2023年、KADOKAWA)
脚注[脚注の使い方]^ 新キャラのアリサ、ユールのデザインを担当
^ “植松伸夫氏や皆葉英夫氏が手掛けるMobage向けRPG「グランブルーファンタジー」発表会をレポート。平田広明さん,長谷川明子さんら豪華声優陣も登場
^ “ ⇒Wii U『幻影異聞録♯FE』クロムやシーダの設定画が公開”. 電撃オンライン (2015年8月28日). 2015年11月27日閲覧。
外部リンク
⇒デザイネイション WEB
⇒株式会社CyDesignation