百貫島
百貫島の空中写真。2009年4月11日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
百貫島(ひゃっかんじま)は、芸予諸島の上島諸島における島の一つで、愛媛県の最北端にあたる。上島諸島に属し、弓削島の東北東約4kmにある無人島である[1]。 行政区域はかつて弓削町、のち現在では上島町に属する。現在では無人島だが、かつては百貫島灯台に勤務する職員が居住していたため、有人島だった時期がある。 「百貫島」の名は、その昔銭百貫で売買されたところから名づけられたとされている。 明治期に百貫島灯台が建設され、その光は向島を超えて尾道まで届いたと志賀直哉の『暗夜行路』に表現されている。 百貫島灯台は1894年(明治27年)5月15日初点灯の保存灯台である。石造りの白塔形。灯質は単閃白光(毎10秒に1閃光)。灯高は75mで、塔高は9.3m。航路標識番号は4462 [M5728]である。
概要
百貫島灯台
脚注[脚注の使い方]^ 2017年 百貫島(ひゃっかんじま) 愛媛県越智郡上島町
外部リンク
⇒上島町ホームページ