「アデライン、100年目の恋」とは異なります。
百年目の恋
ジャンルテレビドラマ
脚本北村篤子
『百年目の恋』(ひゃくねんめのこい)は、1973年10月1日から1974年3月25日まで、読売テレビが制作し、日本テレビ系列の毎週月曜日22:00 - 22:55の枠で放送されたテレビドラマ。全26回。 東京・上野・池之端にある料亭「花月」が主な舞台。花月は150年以上の歴史を持つ老舗で、経営する一家は女系家族であり、代々婿養子を取って家業を維持してきた。ある日、花月に曽祖父が借りたという100年前の借金一億円を返しにやって来た男が現れた。その男はブラジルからやって来た日系四世の坂東大介と言う。後に大介は一億円を由利に押し付けることをあきらめ、花月に住み込んで働きながら返すことにした。しっかり者の由利と、大介、そして由利の元々の恋人・森山や見合相手の小杉、思いを寄せる信一らも絡む恋の騒動と行方、ウーマン・リブからの男権復活の模様などを描いていったホームコメディ[1]。 1973年12月31日放送の第14話は、由利役の十朱幸代が江戸小咄を披露するなど、出演者各々が歌やかくし芸を披露するという特別版的なストーリーだった[2]。
概要
キャスト
由利:十朱幸代 - 和代の娘でOL。
坂東大介:浜畑賢吉[3]
友吉:植木等 - 板前で、由利の父。婿養子。
和代:扇千景 - 由利の母で、花月の主人。
たつ:沢村貞子 - 由利の祖母。
保造:曽我廼家明蝶 - 由利の祖父。
一郎:堀内正美
美恵:稲垣光穂子 - おにぎり屋「おはん」の主人。
水野明夫:長門裕之 - 美恵の幼馴染みで、やもめ暮らし。
華木:ハナ肇
永田専務:松下達夫 - 由利の会社の上司。
森山:松川勉 - 由利の恋人。
かおる:田坂都 - 第19話で一郎と結婚。
小杉:原田大二郎 - 由利の見合相手。
水野の母:万代峰子
花月の女中・タミ子:小田まり
犬塚弘
信一:河原崎長一郎 - 由利に思いを寄せていた。第21話で由利をあきらめ、「おはん」に住み込む決意をする。
杉谷志津:高峰三枝子 - たつのいとこで、レストランを広く経営する実業家。
杉谷:田崎潤 - 志津の夫。
竹村:十朱久雄 - 第19話などゲスト
坂本マリア:アン・ルイス - 第22話ゲスト
スタッフ
脚本:北村篤子
演出:鶴橋康夫
音楽:渡辺岳夫
制作:よみうりテレビ
脚注[脚注の使い方]^ 読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、京都新聞 各紙縮刷版(1973年10月1日 - 1974年3月25日)
^ 1973年12月31日 毎日新聞テレビ欄より。
^ 大介の曽祖父・坂東大之進役も浜畑が兼任。
読売テレビ 月曜22時枠
前番組番組名次番組
こんな男でよかったら百年目の恋
(1973.10.1 - 1974.3.25)ひょうたん通り
表
話
編
歴
読売テレビ制作・日本テレビ系列(NNS)月曜22時台の連続ドラマ