この項目では、神奈川県川崎市の地名について説明しています。その他の用法については「百合ヶ丘」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}日本 > 関東地方 > 神奈川県 > 川崎市 > 麻生区 > 百合丘
百合丘
町丁
百合ヶ丘駅南口(2014年6月)
百合丘(ゆりがおか)は、神奈川県川崎市麻生区の町名。現行行政地名は百合丘一丁目から百合丘三丁目。また、施設名などでは「百合ヶ丘」の表記も見られる。住居表示未実施区域[5]。 麻生区北部に位置する。地域内は北斜面となっており、南部は標高が高く、北にある東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線(津久井道)・小田急電鉄小田原線沿いは標高が低くなっている。一丁目に小田急小田原線百合ヶ丘駅、市立百合丘小学校、百合ヶ丘駅前郵便局、横浜銀行百合ヶ丘支店がある。 東、北は高石、西は万福寺、南西は上麻生、南は王禅寺西・東百合丘と接している。 住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、百合丘2丁目11-3の地点で42万円/m2[6]、百合丘2丁目16-1の地点で30万円/m2[7]となっている。麻生区で最も地価が高い。 元は多摩丘陵の高石台地に位置する緑の色濃い地域であったが、1950年代に日本住宅公団が神奈川県最初の大型住宅地域として当地域を開発することを計画、1960年(昭和35年)より開発が行われた。また、地元住民の12年に及ぶ駅誘致により、開発年と同時に百合ヶ丘駅が開業し、翌年には百合丘第二団地の入居が始まった。開発による急激な人口増加により、さらに翌年の1962年(昭和37年)には2225世帯、人口6517人となり、百合ヶ丘郵便局(現:百合ヶ丘駅前郵便局)が開局、1965年(昭和40年)には百合ヶ丘小学校が開設されている。また、1970年代には隣接する地域に新百合ヶ丘駅が開設され、以降はそちらが地域の要として発展してゆくこととなる。 約100(百)人の地主が団地の開発に土地を提供したことと、団地開発以前の当地には山百合の花が咲き乱れていたことをかけて名づけられた。典型的な瑞祥地名[8]。 2024年(令和6年)3月31日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。 丁目世帯数人口 国勢調査による人口の推移。 人口推移年人口 国勢調査による世帯数の推移。 世帯数推移年世帯数 市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年12月時点)[15][16]。 丁目番地小学校中学校
地理
地価
歴史
地名の由来
沿革
1960年(昭和35年) 当地域の住宅開発が始まる。また、小田急小田原線百合ヶ丘駅が開設[8]。
1961年(昭和36年) 高石、生田の各一部より百合丘一丁目?三丁目を新設。川崎市百合丘一丁目?三丁目となる。また、百合丘第二団地(現:百合ヶ丘みずき街)の入居が始まる。
1962年(昭和37年) 百合ヶ丘郵便局(現:百合ヶ丘駅前郵便局)開局。
1965年(昭和40年) 川崎市立百合丘小学校開校。
1972年(昭和47年)4月1日 川崎市が政令指定都市に移行。川崎市多摩区百合丘一丁目?三丁目となる。
1982年(昭和57年) 7月1日 多摩区が分区し、麻生区を設置。川崎市麻生区百合丘一丁目?三丁目となる。また、三丁目の一部が同日に新設された東百合丘四丁目の一部となる。
世帯数と人口
百合丘1丁目2,100世帯3,512人
百合丘2丁目1,669世帯3,087人
百合丘3丁目1,547世帯3,233人
計5,316世帯9,832人
人口の変遷
1995年(平成7年)[9]7,627
2000年(平成12年)[10]7,616
2005年(平成17年)[11]7,766
2010年(平成22年)[12]8,727
2015年(平成27年)[13]9,273
2020年(令和2年)[14]9,634
世帯数の変遷
1995年(平成7年)[9]3,590
2000年(平成12年)[10]3,878
2005年(平成17年)[11]4,044
2010年(平成22年)[12]4,589
2015年(平成27年)[13]4,688
2020年(令和2年)[14]5,010
学区
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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