白管(しろかん)とは、耐食性を持たせるために亜鉛めっきを施したガス・水道用の鋼管である。 日本では高度経済成長期に多用された。しかし、その耐食性は充分ではなかったことが後に判明した。1970年頃には水道管として使用した場合に赤水や白水の発生原因となることで注目されるようになった[1]。さらに、ガス管として使用された白管が腐食し、これによってガスが漏れたことが原因と見られる事故も発生している[2][3]。そして、2014年現在、日本において、この白管の交換を呼びかけるといったことも行われている[4]。なお、日本では、新たに白管をガス管として地中に敷設することは禁止されている。
概要
出典^ 白い水、3年も続く 都心ビル 亜鉛、最高は9.9ppm『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月6日夕刊 3版 11面
^ ⇒老朽ガス管、交換急げ。全国324万箇所、爆発の恐れも。
^ ガス管、水で腐食か 被害広範、住民不安―店舗爆発、6日で発生1週間・福島:時事ドットコム
^ ⇒経年ガス管の取り替えを薦める案内の1例。 (2014年閲覧。)
関連項目
配管
金属管
パイプレンチ
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