白符駅
しらふ
Shirafu
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白符駅(しらふえき)は、北海道(渡島支庁)松前郡福島町字白符にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)松前線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲141506[1]。 当駅が所在した地名より。地名は、アイヌ語の「チロプ」(鳥の多い所)に由来する[6][7]とされるがはっきりせず、以前この地に鷹が群棲しており、うち1羽の白鷹が群れの長であったらしいことから、「白符」は「白鷹」の意であるともされる[6]。 廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(松前方面に向かって左手側)に存在した[8]。 開業当時からの無人駅で[4]、駅舎はなくアプローチ階段入口附近に待合所を有した[8]。 周囲よりも高い場所にあり、トンネルに挟まれていた[8]。駅前には、水産加工場があった[8]。 2010年(平成22年)時点では駅関連施設は何も残っていない[9]が、2012年(平成24年)時点では駅へのアプローチ階段と、道路橋の橋台が残存していた[10]。駅の両端にあったトンネルは、コンクリートで塞がれている。
歴史
年表
1957年(昭和32年)1月25日:日本国有鉄道(国鉄)松前線の渡島福島駅 - 渡島吉岡駅間に新設開業[2][3]。気動車の旅客のみ取扱う駅員無配置駅[4]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、日本国有鉄道から北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[5]。
1988年(昭和63年)2月1日:松前線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2][3]。
駅名の由来
駅構造
利用状況
1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は65人[8]。
駅周辺
国道228号 - 駅から東に約0.1km[8]。
福島町立白符小学校
白符簡易郵便局
駅跡
隣の駅
北海道旅客鉄道(JR北海道)
松前線渡島福島駅 - 白符駅 - 渡島吉岡駅
脚注[脚注の使い方]
出典^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在
^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)183ページより。