白竜_(漫画)
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百科事典に相応しくない内容の増大は歓迎されません。内容の整理ノートで検討しています。(2021年3月)

白竜
ジャンルヤクザ漫画
漫画:白竜
原作・原案など天王寺大(原作)
作画渡辺みちお
出版社日本文芸社
掲載誌漫画ゴラクネクスター(増刊含む)
レーベルニチブンコミックス
発表号1996年 - 2008年2月号
発表期間1996年9月 - 2007年12月26日
巻数全21巻
漫画:白竜LEGEND
原作・原案など天王寺大(原作)
作画渡辺みちお
出版社日本文芸社
掲載誌週刊漫画ゴラク
レーベルニチブンコミックス
発表号2008年1月11日号 - 2016年10月14日号
発表期間2007年12月28日 - 2016年9月30日
巻数全46巻
原子力マフィア編 上下巻
漫画:白竜HADOU
原作・原案など天王寺大(原作)
作画渡辺みちお
出版社日本文芸社
掲載誌週刊漫画ゴラク
レーベルニチブンコミックス
発表号2016年11月4日号 -
発表期間2016年10月21日 -
巻数既刊38巻(2024年5月29日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『白竜』(はくりゅう)は、原作:天王寺大、作画:渡辺みちおによる日本漫画、またそれを原作とするオリジナルビデオ。1996年から『漫画ゴラクネクスター』(日本文芸社)にて連載が開始されたが、その後同誌が休刊となったため、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)に移動し連載された。その後舞台を渋谷から六本木に移し、直接の続編『白竜LEGEND』(はくりゅうレジェンド)として連載された。2016年からはさらなる続編『白竜HADOU』(はくりゅうハドウ)が連載中である。
概要

構成員わずか約40人の黒須組を率いる若頭・白竜こと白川竜也を主人公としたヤクザ漫画で、もっぱら黒須組のシノギとそれに絡んだ他組織・企業との抗争を描く。エピソードの中には現代社会の事件を素材にした話(西都鉄道編、医療ミス隠蔽編、オリオン編、原子力マフィア編等)も存在する。話数カウントは「暴力の○」(『LEGEND』でも同様)。

単行本は『白竜』全21巻、『白竜LEGEND』全46巻、『白竜HADOU』既刊35巻。このほか、連載を中断した「原子力マフィア編」が『白竜LEGEND原子力マフィア編』として、上下巻の別編として刊行されている。「大相撲野球賭博編」など、現実で問題になるより先に題材として取り上げることが近年は多い。
原子力マフィア編の中断・再開

2011年2月より連載中であった「原子力マフィア編」は、同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に関連して発生した福島第一原子力発電所事故における状況・および被害状況の深刻さに配慮されたことにより、3月18日発売の4月1日号の掲載をもって中断し[1]、連載は次のエピソードに移行した。中断された章の最後の回は雑誌が既に印刷されていたため差し替えが間に合わず、地震による事故後の掲載となった[1]。2013年8月23日発売の同年9月12日号より中断された回から再開されたが、その結末は震災が関わる内容となっている。
登場人物
黒須組

渋谷を拠点とする独立系組織。元は練馬の組織で組の規模は40人ほど。『LEGEND』では六本木に進出している。判明しているものは年齢も記載するが、作中での時間経過の状況は不明[2]
白川 竜也(しらかわ たつや)
本作の主人公。通称白竜。暴力団黒須組若頭。一時期組長代行だったが現在は若頭に戻っている[3]。常に冷静沈着で、ほとんど感情を表に出さない。年齢は判明していないが30過ぎとされている[4]。頭の切れる人物であり組の勢力拡大のためなら非情な手段も取るが、一方で組員たちとは家族同然の強い信頼関係にある。 その行動から他のヤクザには恐れられるものの子供好きを思わせる一面もあり、知り合った子供のために示談で得た金を全額渡す、園児のために保育園を利益度外視で豪華に改装するなどしている。都内の一流大学法学部出身[5]で特に法律に精通している。同窓生には役人からヤクザまで居るという。大学時代以降の詳しい経緯は明らかにされていないが、黒須組が練馬区で旗揚げする以前、黒須がタイで活動していた頃から行動を共にしており、ヤクザにならず大学に行くよう指示したのも黒須だった。黒須組長が衆議院選挙に出馬した際、二代目組長に就任するよう黒須より要請されるが、「オヤジさんが戻ってくる場所はいつでも空けておく」と言って組長就任を固辞し、しばらくは組長代行の座についていた。哲学からクラシック音楽美術などにも造詣が深く、時にそれらをシノギの手段ともする。初期は事務所でゲーム機で遊んでいる姿も見られたが、現在は新聞を読んでいることが多い。女性に対しては淡白な一面、あるいは弱い一面がある。シノギには極めて鋭敏な感覚があり、金のニオイを嗅ぎつけた時、黒須に対して伝える「オヤジさん。この一件、私が仕切らせていただきます」が決め台詞で、その時にはコマのバックに龍が描かれる。「LEGEND」の最終エピソードである「地の果て海の始まり」編で、その出自がタイであり、生まれの名が「リュウ」であったことが明かされる[6]。日本人のような容姿の自分の出自に疑問を抱いていたが、同郷の少女メーオのトラブルに関わり故郷を離れ、バンコクで黒須と出会い、メーオを追って来日。自分が通信会社「サイバー・バンク」創業者の狩場曜一郎の子であり、日本人女性の卵子を使いタイの代理母に産ませた子だったことを知る。なおタイでの事件で名目上「リュウ・シンラット」は死亡しており、不正な手段で取得した日本人としての戸籍上の本名は「野沢義男」[7]。「白川竜也」も黒須が与えた通称名である。
黒須 勘助(くろす かんすけ)
黒須組組長、48歳[8]。白竜に絶対の信頼を置き、侠気あふれる人物ではあるが一方で女好き。他組織との抗争中に組事務所を抜け出して呑みに出かけたり、色情狂な愛人の行動を組員に見張らせるなど、自分の気分や都合を優先して空気を読まない部分もあるが、白竜曰く「人を惹きつける才能がある」とのことで多くの人間から慕われている。高所恐怖症。かつて妻を覚醒剤で亡くしたことから、組内では薬物を扱うことは禁じている。この禁を自ら破ったことの顛末が本作の最初のエピソードであり、これ以降は薬物の禁止体制を継続している。 知り合いからある政治家の資金集めパーティのチケットを購入して出席したが、その席で面子を潰された事に怒りを覚え、衆議院選挙に出馬しその政治家を落として自分が国会議員となり、しばらくは組長を退き議員を務めている[9]。器が大きいため、多くの人から慕われ頼られる事も多い。格闘には弱く見えるが、チンピラ程度なら束になってもかなわないほどの強さをもっている。また、銀座のホステスに挑発された際に本気で店の酒を飲み干そうとしたり、スポーツマンでもある剛野とのサウナ対決では意識を失いながらも1時間以上も耐え抜いて勝利するなど凄まじい根性の持ち主。黒須組を立ち上げる前は大手組織の系列の組で若頭を務めていたが、自身の親分に愛想が尽き、独立するために一攫千金を狙ってバンコクへやってきた。そこで日本人用の裏カジノを始めようと考えるもその資金を光村に騙し取られる。しかし、成り行きで買ったサーイがきっかけでリュウ(白竜)と接触し、協力関係となる。彼の度胸や頭の回転を高く評価し、白い肌の持ち主だったリュウを「まるで『白竜』だな」と評した。リュウの悲惨な過去を知って涙を流し、残ったわずかの資金でカジノを開業し、店が軌道に乗ったことをリュウに感謝しつつメーオを買い戻すための金を渡した。リュウが冤罪で逮捕された際には彼を救い出そうと手を尽くし、強い信頼を見せた。その後は日本に戻ってリュウと共に練馬で黒須組を立ち上げ、表向きは死亡した彼に日本での戸籍と「白川竜也」という通り名を与えた。
田代 輝人(たしろ てるひと)
黒須組若頭補佐。28歳[10]。頭が固く細かい事に拘るタイプ。少年時代に家庭の事情で家出して黒須に拾われて可愛がられた。そのため20代で幹部を務めている。女性関係には非常に弱く、それが原因で追い詰められた事もある。
佐田安啓二(さだやす けいじ)
黒須組組員。36歳[11]。額に悪の一文字(入墨と思われる)がある。主要な黒須組若衆の中では唯一の妻子持ちであり、実子の有名私立中学受験に際しては白竜に保護者面接を代わってもらった。組員の中では格闘系タイプ。
若菜ケンジ(わかな けんじ)
黒須組組員。24歳[12]。田代の舎弟として登場、組内のご法度である薬物に手を出し、売人も行っていたことを白竜に見抜かれ制裁を受けたが、以降は組の主要メンバーとして活躍する。制裁を受けた際、割れた瓶で白竜に滅多刺しにされた額の傷はその後も残っている。白竜からは男として信頼されており、裏カジノ襲撃事件で剛野組に拉致された時は拷問に耐え抜いた。女絡みや組の慰安旅行の際など本人の意思と関係なく剛野とトラブルになる事が多い。70歳を過ぎた母親が田舎におり、ケンジは8年前に家出してから1度も会っていないという[13]


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