白眉(はくび)とは、白い眉毛のこと。数あるものから、最もすぐれているものや人の例え。 三国時代、蜀の馬良、馬謖ら兄弟は、5人とも字に「常」の字が付くので馬氏の五常と言われ、5人揃って才名があったが、その中でも四男の馬良が最も優れていて、彼の眉の中に白毛が混じっていたという。このため、「馬氏には5人の"常"がいるが、白い眉の"常"が最も良い」ことから、白眉という言葉が生まれた。また、この故事から出て「馬氏の五常」といえば兄弟相並んで才名が高いものに例えられる。
成語の経緯
出典:『三国志』蜀書 馬良伝
関連項目
三国志
更新日時:2018年12月21日(金)20:34
取得日時:2019/02/03 13:49