白山
町丁
白山駅 A3出入口(2016年6月2日)
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}白山白山の位置
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度43分0.65秒 東経139度45分8.8秒 / 北緯35.7168472度 東経139.752444度 / 35.7168472; 139.752444
国 日本
都道府県 東京都
特別区 文京区
地域小石川地域
本郷地域
面積[1]
? 合計0.983 km2
人口(2019年(令和元年)8月1日現在)[2]
? 合計18,872人
? 密度19,000人/km2
等時帯UTC+9 (日本標準時)
郵便番号113-0001(一丁目)[3]
112-0001(二?五丁目)[4]
市外局番03[5]
ナンバープレート練馬
白山(はくさん)は、東京都文京区の町名[6]。現行行政地名は白山1丁目から白山5丁目。西片、向丘、本駒込、千石、小石川、大塚と接する文教・住宅地区。学校・寺院が多い。
主要な商業地は、都営地下鉄三田線白山駅の周辺に集中しており、駅周辺をほぼ南北に貫く坂(薬師坂)の頂上の地域を白山上、坂の入口の地域を白山下、白山下から白山上と逆方向に上っていった所を白山御殿町と呼ぶ。 地名は白山神社から。縁起によれば、948年(天暦2年)に加賀一ノ宮の白山神社を分祀しこの地に祭った。徳川綱吉の信仰を受けた。 江戸時代まで武蔵国豊島郡小石川村、駒込村の各一部だった。1878年(明治11年)7月に郡区町村編制法施行により小石川区、本郷区にそれぞれ編入され、1889年(明治22年)5月市制施行で東京市に編入。1947年(昭和22年)に文京区の一部になる。1967年(昭和42年)1月、住居表示の実施に伴い、従来の丸山新町(現:白山1丁目)、指ヶ谷町(現:白山1・2・4・5丁目)、戸崎町(現:白山2丁目)、白山御殿町(現:白山3・4丁目)、白山前町(現:白山1・5丁目)、原町(現:白山3・4・5丁目)、などの合併により白山1 - 5丁目が成立した。 1丁目の円乗寺には八百屋お七(妙栄禅定尼)の墓があり、寺の門前、表通りに面してお七延命地蔵尊がある。2丁目の白山通り沿いは明治期は銘酒屋街、白山通りの西側低湿地(現在の白山1丁目の一部)は大正から昭和初期にかけては白山花街(三業地)として繁栄した[7][8]。明治より盛り場だった指ヶ谷の料理屋店主・秋本鉄五郎が鳩山和夫(鳩山一郎の父、鳩山由紀夫の曾祖父)や地元選出の政治家の支援により警視庁に三業地指定の申請を行い、明治45年(1912年)に「白山三業地」が出来、関東大震災で被害が少なかったことから、大正中期以降、周辺一帯の人口急増を背景に隆盛した[9][10]。樋口一葉の『にごりえ』は私娼窟だった白山の銘酒屋をモデルに書かれ、徳田秋声の『縮図』の主人公は白山花街の芸者である[8][10]。関東大震災以後、小石川区に印刷工場が多く移転してきたことから労働者が集まり、昭和初期の白山御殿町には東京市最大の不良住宅地区(長屋が並ぶ細民居住地)が形成され、労働争議を描いた徳永直の『太陽のない街』は白山のそれら地域が舞台となっている[9]。
歴史・地理