白山駅
A3出入口(2016年6月2日)
はくさん
Hakusan
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白山駅(はくさんえき)は、東京都文京区白山五丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)三田線の駅である。駅番号はI 13。
ホームにある駅名標の下には「東洋大学前」と表示されているが、正式な副駅名の扱いではなく、路線図などには記載されていない。 2面2線の相対式ホームを持つ地下駅[3]。用地の関係からホームは半径500 mの曲線上に位置する[3]。駅の北側は大断面のシールドトンネル(白山シールド)で、使用するシールド機外径(10.72 m)を小さくするため軌道間隔を狭くしており、南北行線間に支柱がない[4][3]。 当駅を含む指ヶ谷工区(延長876.650 m)は、白石基礎(現・オリエンタル白石)が請け負ったもので、計画時点では開削工法での建設を予定していた[5]。しかし、着工後に当駅の高島平寄りは地質が悪く、地下水が多いことが判明したことから、ケーソン工法(延長34.15 m、沈下深度21 m)に変更して施工した[5][6]。 旧白山通りの薬師坂のほぼ真下に駅がある。改札は春日寄りの出入口A1側と千石寄りのA2・A3側の2ヶ所に設置されており、それぞれ坂の下部と上部方面に位置することから、改札内の案内標では地域の呼び名に合わせて「白山下」・「白山上」と表記されている。改札外コンコースは直接繋がっておらず、一度地上に出ないと行き来することはできない。 バリアフリー設備としてホームと改札内コンコースを結ぶエレベーター2基とA3出入口側に地上と連絡するエレベーターが設置されている。改札内にスロープを備えただれでもトイレ(多機能トイレ)が設置されている。 他にエスカレーターが、各ホームにホーム→改札内コンコース方向のみ運転が2機ずつ、A3出入口改札階→踊り場[注釈 1]方向のみ運転が1機設置されている。 番線路線行先[7] (出典:都営地下鉄:駅構内図 かつては改札の内外に一つずつ売店があったが、改札外の物は2002年頃に閉鎖、改札内のものも2009年2月に閉鎖し、そのスペースは軽食類の自動販売機が設置されている。 改札内にあった倉庫を有効活用する目的でテナントを募集して、これに板橋区に本店のある不動産業者が落札して不動産仲介店舗を設置していたが[8]、2013年3月31日を以て閉店した。
歴史
1972年(昭和47年)6月30日:都営6号線の駅として開業。
1978年(昭和53年)7月1日:都営6号線を三田線に改称。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[2]。
駅構造
のりば
1 都営三田線目黒・ 東急線方面
2西高島平方面
駅構内