白塚駅
駅舎(2014年7月)
しらつか
Shiratsuka
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白塚駅(しらつかえき)は、三重県津市白塚町にある、近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線の駅である。駅番号はE36。
歴史
1915年(大正4年)9月10日:伊勢鉄道の白子 - 一身田町(現・高田本山)開通時に逆川駅が開業[1]。
1926年(大正15年)9月11日:社名変更により伊勢電気鉄道の駅となる[2]。
1936年(昭和11年)9月15日:参宮急行電鉄が伊勢電気鉄道を合併[2]、参宮急行電鉄名古屋伊勢本線の駅となる[3]。
1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道の駅となる[2]。路線名が改定され、名古屋線の所属となる[3]。
1944年(昭和19年)
5月8日:逆川駅廃止[1]。同時に白塚駅が開業[2]。
6月1日:関西急行鉄道と南海鉄道の合併により、近畿日本鉄道の駅となる[2]。
2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[4]。
駅構造ホーム(伊勢中川方面を望む)
4両編成まで対応の島式ホーム2面4線を持つ、待避可能な地上駅。駅舎は下り(東)側南端にある。ホームとは構内踏切で連絡し、車椅子での移動は容易。構内に後述の検車施設(明星検車区白塚車庫)があり、乗務員区所の白塚列車区が設置されている。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式。
白子駅管理。2023年現在出札窓口は閉鎖されており、係員による旅客常時対応は行っておらず、インターホンまたは白子駅への電話連絡により対応する。窓口営業時代も係員不在が多く、また、定期券や特急券の発売は行われていなかった。
券売機、精算機はそれぞれ1台設置。自動改札機はPiTaPa・ICOCA対応の改札機が導入されている。津駅と異なり、三重交通(emica)用のチャージ機はない。 のりば路線方向行先 内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。 1番線は近鉄名古屋方面への発車に対応しており、白塚車庫に直接入庫することが可能になっている。なお、2022年12月17日時点で1番線から発車する近鉄名古屋方面行き普通列車は、平日ダイヤでは近鉄名古屋行き2本と近鉄四日市行き2本、土休日ダイヤでは近鉄名古屋行き3本が設定されている[6]。 列車待避は少ないが、車両交換(ダイヤグラム上同一の列車だが、都合により車両を取り替える行為。)が行われる普通列車がある。伊勢中川方面の場合、先に1番線に交換用車両が停車してドアを開放し、その後2番線に到着した交換元車両の旅客を同一ホームで乗り換えさせる。 普通列車のみ停車し、日中は上下線共に毎時2本の停車本数が確保されている[7]。 白塚車庫が併設されている関係で当駅発着の普通列車が数本設定されており、志摩線賢島駅からの列車は当駅が北限となっている[7]。
のりば
1・2E 名古屋線下り賢島方面[5]
3・4上り近鉄名古屋方面[5]
特記事項
停車列車
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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