白土 武(しらと たけし、1945年12月24日[1] - )は、日本の男性アニメーター、アニメーション演出家、脚本家。東京都出身。 漫画は中学生・高校生のころから好きでよく描いており、さいとう・たかをのファンで、さいとう宅にも遊びに行ったことがあったとのこと[2]。その後何気なくテレビでアニメの『ジャングル大帝』を観て、アニメに興味を持ち始めたという[2]。 最初は大学生の頃に見学に行ったことがある虫プロダクションに応募したが落選[2]、アルバイトで作品を描いて漫画雑誌に送る仕事をしながら過ごした後、友人に勧められて1970年にハテナプロダクション入社[2]、すぐに動画スタッフとして『巨人の星』に参加[2]。1971年に独立してタイガープロダクションを設立[2]。 いわゆるアニメーター系の演出家で、作画監督のみを務める場合もあれば、演出のみを務める場合もある。また、一つの作品で作画監督と演出を兼任することも多い。基本的に東映動画での仕事が多いが、一時期オフィス・アカデミーや国際映画社の仕事に比重を移し、アニメ業界進出後間もなかった同社を支えている。アニメーション下請け制作会社・タイガープロダクションの代表取締役を、長年に渡り務めていた。
人物
参加作品
テレビアニメ
1969年
アタックNo.1(作画)
タイガーマスク(作画監督)
1971年
ゲゲゲの鬼太郎(第2作)(作画監督)
1972年
デビルマン(演出、作画監督)
科学忍者隊ガッチャマン(原動画)
マジンガーZ(演出、作画監督)
1973年
ミクロイドS(作画監督)
ドロロンえん魔くん(キャラクターデザイン、作画監督)
キューティーハニー(作画監督)
1974年
ゲッターロボ(演出、作画監督)
グレートマジンガー(演出、作画監督)
宇宙戦艦ヤマト(絵コンテ、作画監督)
1975年
ゲッターロボG(演出、作画監督)
一休さん(演出、作画監督)
鋼鉄ジーグ(演出、作画監督)
1976年
大空魔竜ガイキング(キャラクターデザイン[3]、演出、作画監督)
ドカベン(絵コンテ、作画監督)
1977年
UFOロボ グレンダイザー(作画監督)
惑星ロボ ダンガードA(作画監督)
1978年
宇宙戦艦ヤマト2(絵コンテ、作画監督)
1979年
宇宙空母ブルーノア(絵コンテ、原画)
ザ☆ウルトラマン(絵コンテ)
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち(チーフディレクター)