白井弓子
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白井 弓子
生誕 (1967-03-15)
1967年3月15日(57歳)
日本愛媛県
職業漫画家
代表作『天顕祭
WOMBS(ウームズ)
受賞第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞(2007年)
第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦(2010年)
第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦(2015年)
第37回日本SF大賞大賞(2017年)
公式サイト ⇒弓工房
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白井 弓子(しらい ゆみこ、1967年[1]3月15日[2] - )は、日本女性漫画家
略歴

愛媛県出身[1]京都市立芸術大学美術学部油画専攻[1]卒業。

同人誌として発表していた『天顕祭』が2007年に第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で奨励賞[3]を受賞し、2008年サンクチュアリ・パブリッシングより商業誌として出版される。

2009年からは、『月刊IKKI』(小学館)で『WOMBS(ウームズ)』を連載開始するが、同誌2010年12月号での第16話掲載を最後に連載を終了し、描き下ろしの形式へ移行する[4]2010年には、『WOMBS(ウームズ)』が第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品[5]となる。

2013年から2015年にかけて『月刊アクション』(双葉社)で『ラフナス』を連載し、2015年の第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選定された。[6]

2016年から2017年まで『ミステリーボニータ』(秋田書店)にて『機械仕掛けの神話』シリーズの読み切り作品を不定期で連載。同作は『Champion タップ!』(同社)にアンコール掲載後に新作発表。一連の作品は『イワとニキの新婚旅行』として単行本化された。

2016年12月に『WOMBS(ウームズ)』が第37回日本SF大賞の最終候補作に選出され[7]、2017年2月の選考会で大賞となった[8][9]

2017年4月21日の第37回日本SF大賞贈賞式に先立ち開催された総会で推薦を受け、日本SF作家クラブの会員となった。[10][11]

『ミステリーボニータ』2018年5月号より近未来大阪を舞台にした大阪伝奇クライシス『O(オー) 環状結界都市』を開始するが、判読性の悪さから、2018年11月号掲載の「episode 6」よりタイトルを『大阪環状結界都市』に変更[12]し、2019年9月号に完結した。

2020年8月21日に『WOMBS(ウームズ)』の前日譚『WOMBS CRADLE』の連載が双葉社webアクションにて開始された[13]
人物

高校時代の美術部でのあだ名は『
ドム』だった。当時の美術の恩師からは、今でも『ドム』と呼ばれている[14]

安彦良和アリオン』、萩尾望都大島弓子萩岩睦美などに影響を受けた[15]

漫画を描く際、下書きより後の工程は、PCで行う。使用するソフトウェアは、『Painter』と『Photoshop』(2009年当時)[16]。また、Twitterにて「私はコミスタ挫折組」と発言している(2010年当時)[17]。2012年ごろからは『CLIP STUDIO PAINT』を使用しており[18]、2013年には『第2回 CLIP STUDIO PAINT イメージングプラグイン開発コンテスト』の審査員を務めた[19]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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