中華人民共和国 河南省 登封市
嵩山少林寺嵩山少林寺
鄭州市中の登封市の位置鄭州市中の登封市の位置
中心座標 .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度27分19秒 東経113度1分31秒 / 北緯34.45528度 東経113.02528度 / 34.45528; 113.02528
登封市(とうほう-し)は中華人民共和国河南省鄭州市に位置する県級市。古くから文明の栄えた地で、中国の名山のひとつである嵩山(すうざん)、および少林寺が有名。少林寺をはじめとする文化遺産は、「天地の中央」にある登封の史跡群として世界遺産に登録されている。
歴史嵩山
伝説では夏王朝が陽城(現在の登封市告成鎮とされる)に都を築いたとされ、禹都陽城の別称がある。前漢の第7代皇帝・武帝は嵩山に遊び、この時に崇高県が正式に設立された。
隋代に嵩山の南にあることから嵩陽県と改称した。唐代、自ら皇帝に即位し国号を周と変えた武則天は696年に嵩山に登り、この山を中嶽に封じて嵩陽県を登封県に、陽城県を告成県に改称させた。金代に登封、告成の両県は合併させられ登封県となった。
1994年5月30日、国務院は登封県を廃止し市に昇格させる案を批准し、登封市となった。
地理中国最古級の仏教寺院・法王寺。北に嵩山がそびえる
登封市は河南省の中西部に位置し、五岳のうちの中岳にあたる嵩山の南麓に街が広がる。市域の東西の幅は56km、南北の幅は35.5km。地形は山地と丘陵が主で平地は少ない。温帯の大陸性気候に属する。 陽城区鎮は工業区。陽城区鎮は登封市の東南部、市の中心から13km離れた場所にある面積15km2の工業区で、6つの行政村を管轄する。 嵩山少林寺が多くのアクション映画の舞台となっている。詳しくはCategory:少林寺を題材とした映画作品を参照。
行政区画
街道:嵩陽街道、少林街道、中嶽街道、盧店街道
鎮:大金店鎮、潁陽鎮、告成鎮、陽城区鎮、大冶鎮、宣化鎮、徐荘鎮、東華鎮、唐荘鎮
郷:白坪郷、君召郷、石道郷
文化・観光「「天地の中央」にある登封の史跡群」も参照
中岳嵩山:中国随一の名山。国家級重点風景名勝区と国家級森林公園とされており、名所旧跡も多い。「詩経」では「嵩高維嶽、峻極于天」と書かれている。1991年にはユネスコの支援する世界地質公園(ジオパーク)として認定された。
嵩山少林寺:仏教寺院。「天下第一名刹」と称され、禅宗と少林拳の本山である。
法王寺:後漢の永平14年(71年)に建立された中国最古級の仏教寺院。
中岳廟:道教寺院。
嵩陽書院:儒教の書院。宋代四大書院の一つ。
嵩岳寺塔:北魏時代に建立された中国最古のレンガ塔。
このほか、市内には全国重点文物保護単位が全部で13か所、省級の文物保護単位が18か所、県級の文物保護単位が123か所ある。また先史時代からの文物6,700点以上がこれまでに発掘された。
舞台とした作品
歴
河南省の行政区画
省都:鄭州市