発砲
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出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2008年11月)


独自研究が含まれているおそれがあります。(2019年3月)


正確性に疑問が呈されています。(2019年3月)


雑多な内容を羅列した節があります。(2019年3月)


拳銃弾/左:.45ACP弾と右:9x19mmパラベラム弾。丸みのある色の部分が弾丸 20世紀に英国の王立砲兵(英語版)隊によって用いられたさまざまな砲弾

弾丸(だんがん、: bullet)とは、火器から発射されて飛ぶ物体のこと[1]銃弾および砲弾総称[1](つまり、それらをまとめて指すための呼称。) 一般的には単に「弾(たま)」とも言う。
目次

1 概説

1.1 銃弾

1.2 砲弾


2 歴史

3 銃弾の種類

4 砲弾の種類

5 弾丸と伝説・迷信・フィクション

6 脚注

6.1 注釈

6.2 出典


7 関連項目

8 外部リンク

概説

から発射され飛ぶ物体を、まとめて指すための用語が「弾丸」である。射手の狙い通りに弾丸が目標に当たれば、目標に物理的損傷を与えることになる。

弾丸の材質や形状は用途により多岐にわたる。 現代の典型的な実包の構造図。1:弾頭。2:薬莢。3:発射薬。4:リム。5:雷管
銃弾

一言で「銃弾」と言っても、現代では一般に、飛んでゆく「弾」はそれ単体で銃にこめられるのではなく、「弾」を発射するための火薬類や着火用の雷管などとともに「薬莢」と呼ばれる一種の容器に収められ一体化した形で事前に用意されている。弾頭・発射薬銃用雷管薬莢に収められ一体化した状態を「実包」や「弾薬」という。

弾頭の材質や構造はいくつかあり、たとえば広く用いられている「フルメタルジャケット」というタイプは、弾の中心部分(「弾芯」、: core コア)は合金であり、それを銅合金の覆い(「被甲」、: jacketジャケット)で覆った構造になっている。

現代の銃弾の分類法としては、弾頭の構造・形状・材質などにもとづいて「フルメタルジャケット / ソフトポイント / ホローポイント...」などと分類されることが多い。→#弾丸の種類

一方、散弾銃散弾では、実包は円柱の形にまとめられ、発射と同時に、多数の球状の小さな弾丸が「ばらまかれ」るようにして、ばらばらの状態で飛んでゆく。

なお、銃弾を実際に発射することを「発砲(はっぽう)」という。 さまざまな砲弾の構造
砲弾

砲弾は構造としては(現代では一般論として言えば)、弾体炸薬・信管・弾帯からなる[2]。使用目的により、榴弾徹甲弾照明弾焼夷弾ガス弾などがある[2]。詳細は「砲弾」を参照
歴史

鉄砲大砲が生まれた時代、弾丸というのは、(「弾丸」に「丸」という漢字が入っていることからも分かるように)金属球形にしたものであった。球形の弾は銃口から発射された後、飛んでゆくあいだ空気抵抗が大きく弾速が落ちやすく弾は遠くまで飛びづらく、また弾道が安定せず(意図しないのに、野球の変化球のように変化しがちで)目標に的中する確率も低くなりがちであった。火縄銃の場合、玉(弾)のこめかたは、1発撃とうとするたびに、まず銃を垂直に立てるように持ち、上側の穴(銃口)から火薬をパラパラと入れ、次に やはり銃口から金属玉を入れ、「さく杖」と呼ばれる棒で押して固め、(火蓋(=火皿の蓋。一種の安全装置)が撃ち終えた直後なら開いた状態なので、そのまま)火皿に着火薬を入れ、(安全のため一旦)火蓋を閉じ、「火挟」に火縄をセットする、という手順である。[3]

「たまこめ」の時間を短くするために、火薬を粉の状態のまま銃口から入れるのではなく、あらかじめ所定量を紙の袋に入れておき、それを銃口から入れる、という方法(紙製薬莢のもっとも素朴な形態)は14世紀には一応発明されていた。が、実際に広く使用されるようになったのは、後の時代である。 シャスポー銃の実包(1866年

弾頭・発射薬・着火薬が薬莢で一体化されたものは、1808年パリで、スイスの銃職人のJean Samuel Paulyとフランスの銃職人Francois Prelatによって開発された。弾頭は球形で、薬莢は真鍮製もしくは製であった。これも普及したのは後の時代である。

たとえば米国では南北戦争の時期(1861年?1865年)でシャープス銃が用いられたが、この銃は、発射薬+弾という方法で装填することもできたし、一体型の紙薬莢で装填することもできた。


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