異世界おじさん
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異世界おじさん
ジャンル
異世界ファンタジーギャグ
漫画
作者殆ど死んでいる
出版社KADOKAWA
掲載サイトComicWalker
WebComicアパンダ
レーベルMFコミックス
発表期間2018年6月29日 -
巻数既刊11巻(2024年3月現在)
アニメ
原作殆ど死んでいる
監督河合滋樹
シリーズ構成猪原健太
脚本猪原健太
キャラクターデザイン大田和寛
音楽末廣健一郎
アニメーション制作Atelier Pontdarc
放送局AT-Xほか
放送期間2022年7月6日 - 2023年3月8日
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『異世界おじさん』(いせかいおじさん) は、殆ど死んでいるによる漫画作品。Webコミック配信サイトComicWalker』(KADOKAWA)にて2018年6月29日配信分[1]から連載を開始し、2021年6月16日より『WebComicアパンダ』に移籍して[2]連載中。略称は「いせおじ」[3]。2024年3月時点で累計発行部数は400万部を突破している[4]

異世界から帰ってきたという男性「おじさん」を主人公とし、いわゆる「異世界もの」のテンプレート的なお約束を逆手にとったギャグ、コメディが展開される。基本は1話で1か月進み、2018年2月のYouTubeの規約改訂など現実での実際の出来事が反映された話もある。また、元は作者が2017年からTwitterで掲載していた作品である[5]
あらすじ

2017年秋。大学生のたかふみは、17年間の昏睡状態から目覚めた叔父に会うため彼の病室を訪れる。おじさんは、奇妙な言語を発し、異世界「グランバハマル」にいたと語り始めたため、頭がおかしくなったと判断したたかふみは彼を切り捨てようとする。ところが、おじさんが本当に魔法を使ったために態度を改め、その能力を使って、YouTuberとして生計を立てることを勧める。そして、YouTuberとなったおじさんとルームシェアを始めたたかふみは、おじさんから折にふれ異世界での生活について聞かされるようになる。しかし、それは通常の「異世界もの」とは異なる17年間の孤独で壮絶な物語であった。

以降、物語は、おじさんがグランバハマル時代を回想するという形で、当時の活躍や騒動が展開される。同時に現実世界において、17年間の昏睡に伴うジェネレーションギャップや、セガをネタにしたギャグも展開される。
異世界グランバハマル

おじさんが現実世界で昏睡状態に陥っていた17年の間、実際に過ごしていたという異世界。疑似中世ヨーロッパ的な、いわゆる「剣と魔法」のファンタジー世界である。基本的に現実世界と同じく人間が住んでいるが、他にエルフなどの他種族も存在し、全体的に容姿が整っているとされる(ただの村人や店の人間も美男美女揃い[6])。グランバハマルの住人は名前の最後と名字の最後が一致しているという特徴を持つ。基本的に魔法は一定の知識と技能があれば誰でも使う事が出来、詠唱時間の短縮などを目的とした、一回使用で魔力を札に封じて使用する「呪符」が存在する。

また、人間を襲うオークゴブリンなどのさまざまなモンスターも存在する。この世界の詳細な政治情勢は不明だが、作中には「リュシディオン王国」が登場しているほか、エルフの国の存在も示唆されている。流通貨幣として銅貨が扱われており、日本円換算で1枚=10銭(0.1円)程の価値がある[注釈 1][7]。また800年前には魔法技術が発達した文明が存在し[8]、その技術は現在では失われているものの、封印都市ルバルドラムの大規模結界や、魔法技術の粋を集めた「古代魔導具」など、数々の遺産や遺品は残り、大陸各地に存在している。

少なくとも神が存在しており、おじさんを含めて現実世界の者を転移(転生もしくは転送)させている。転移者の存在はグランバハマルでもよく知られており、おじさん以前にもメイベルの祖先にあたる「凍神剣の騎士」や、煉獄の湯を作った「ムラヤマショウジロウ」などがいる。また、転移者の元世界ないし国家として日本のことも伝承で知られており、「ニホンバハマル(日本の在りし処)」と呼ばれている[9]。転移者には過酷な世界を生き抜くためとして、神から願った力が1つだけ与えられる[9]。また、転移者が死亡した時は、肉体と共に転移時に所持していたものはすべて塵に帰り、何も残らない[7]。一方で、おじさんのように現実世界に生きて帰還した場合、異世界で得た力(スキル)やアイテムは持ってくることができる模様。

様々な精霊が普遍的に存在しており、おじさんが使う魔法は精霊と意思疎通して協力を得て行使するものである。実は現実世界にも精霊は存在しており、帰還後もおじさんは精霊の協力を得る形で魔法を行使できる。精霊との交渉により、一時的ではあるがたかふみなどの一般人でも精霊を使役する事ができる[10]が、かなり気難しく、不用意に怒らせるととんでもない事になり、下手をすれば地球滅亡レベルの災害が起きる[11]
登場人物

声の項は特記が無い限りテレビアニメ版の
声優

主要人物.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(嶋ざき陽介の「ざき」は上から山大可)が含まれています(詳細)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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