番上(ばんじょう)とは、日本の律令制において雑任などの下級官人が行っていた勤務形態。
常勤形態を取る長上に対して、非常勤の交替勤務の形態を番上と呼び、この形態で勤務していた官人を分番
と呼んだ。後に分番に代わって当該官人そのもののことも番上あるいは番上官と呼ぶようになった。長上と比較して待遇や昇進は低く、五位以上に昇ることは極めて困難であった。
参考文献
野村忠夫「番上」(『日本史大事典 5』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13105-5)
この項目は、日本の歴史に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:日本/P:歴史/P:歴史学/PJ日本史)。
更新日時:2009年3月30日(月)16:08
取得日時:2020/05/03 21:43