畠山重篤
畠山 重篤(はたけやま しげあつ、1943年10月7日[1] - )は、日本の養殖漁業家、エッセイスト、京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授。「牡蠣の森を慕う会(現「特定非営利活動法人森は海の恋人
」)」代表。
目次
1 経歴
2 受賞
3 著書
4 参考
5 脚注
6 外部リンク
経歴中国・上海に生まれ、終戦後、父の実家がある宮城県唐桑町へ移住。宮城県気仙沼水産高等学校卒業後、牡蠣、帆立の養殖に従事する。漁業において上流山間部の森林が果たす役割の大きさに着目し、家業のかたわら、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山(現在は矢越山
)への植樹運動を続ける。その活動は歌人・熊谷龍子の短歌の一節から「森は海の恋人運動」と名付けられ、小中学校の教科書にも掲載されている。
受賞
2001年、『漁師さんの森づくり』で第48回産経児童出版文化賞JR賞・第50回小学館児童出版文化賞受賞。
2003年、『日本<汽水>紀行』で第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
2012年、国連のフォレスト・ヒーローズ(森の英雄)[2]、第46回吉川英治文化賞受賞。『鉄は魔法つかい』で第59回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。
2015年、第6回KYOTO地球環境の殿堂入り、第25回みどりの文化賞[3]
著書
『森は海の恋人』北斗出版 1994 のち文春文庫
『漁師が山に木を植える理由』松永勝彦共著 成星出版 1999
『リアスの海辺から』文藝春秋 1999 のち文庫
『漁師さんの森づくり 森は海の恋人』講談社 2000
『日本〈汽水〉紀行 「森は海の恋人」の世界を尋ねて』文藝春秋 2003 のち文庫
『カキじいさんとしげぼう』講談社 2005
『牡蠣礼讃』文春新書)2006
『鉄が地球温暖化を防ぐ』文藝春秋 2008 『鉄で海がよみがえる』文春文庫
『森・川・海つながるいのち』童心社(守ってのこそう!いのちつながる日本の自然)2011
『鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ「鉄」物語』絵:スギヤマカナヨ 小学館 2011
『牡蠣とトランク』ワック 2015
参考
著書に記された紹介文
脚注^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.271
^ ⇒[1]
^ ⇒[2]
外部リンク
⇒NHK「プロフェッショナル私の流儀」2011年12月12日第170回放送「それでも私は海を信じている 畠山重篤
⇒NPO法人森は海の恋人
典拠管理
WorldCat Identities
BNF: ⇒cb17030573b ⇒(データ)
CiNii: DA08782146
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NDL: 00367794
VIAF: 34345948
更新日時:2017年3月6日(月)04:15
取得日時:2018/11/18 08:15
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