画面解像度
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(2021年6月)

画面解像度(がめんかいぞうど、display resolution, screen resolution)は、慣用的にコンピュータ等のディスプレイに表示される総画素数を指す。

本来の「解像度」の言葉通り、画面の精細さを指すこともあるが、区別する場合は画素密度またはピクセル密度(pixel density)と称される。詳細は「解像度」、「dpi」、および「ppi」を参照

画素数を表す場合は「横×縦」や「横×縦」などの形(例えば1024×768, 1920×1080)で示され、密度を表す場合は「○dpi」や「○ppi」の形(例えば96dpi, 600ppi)で示される。
概要


RGB 液晶(左)と有機EL(右)の例
赤1個、緑1個、青1個の3つのサブピクセルで、1つのフルカラー正方形のユニットを構成し、1ユニットで1ピクセルとなる。


RGBG , RGBW ペンタイル配列
RGBGは、赤2個、緑4個、青2個、RGBWは、赤2個、緑2個、青2個、白2個のそれぞれ8つのサブピクセルで、1つのフルカラー正方形のユニットを構成するが、縦または横方向に2つのフルカラー長方形となることから、仕様上では1ユニットで2×2ピクセルとされる。


ブラウン管の蛍光体配列 アパーチャーグリル(左)とシャドーマスク(右)の例
アパーチャグリルは液晶のRGB配列に近く、シャドーマスクはペンタイル配列に類似したサブピクセル構成。

画素と画素数

ドットマトリクス型の電子ディスプレイ(以下、ディスプレイ)では画素(ピクセル、pixel)と呼ばれる小さな点を縦横に並べ、それらの点を別々に制御することで画面を表示している。

現在、一般に使用されている液晶ディスプレイでは赤・緑・青の3つの副画素(サブピクセル)のそれぞれの輝度を制御することで多様な色を生み出しており、通常は副画素3つ合わせて1つの正方形画素になっている。例外として、シャープの『クアトロン』では赤・緑・青・黄の4色、ジャパンディスプレイの『WhiteMagic』[1]では赤・緑・青・白の4色で正方形画素を構成している。

一般的には、ディスプレイ上で平面的に展開する画素の総数を、仕様における画面解像度としている。したがって、副画素の総数ではない。ただし、一部の機種では、ベイヤー配列に似たペンタイル配列など、副画素の色と配置構成を変えることで実際よりも見掛け上の画素数を上げている場合があり、この場合正方形画素とはならないが、全体として正方画素と近似するように配置しているため、見掛け上の画素数を仕様における画面解像度としている。
画素密度(表示精細度)と長さの単位

通常は同一の表示サイズで比較する場合、画素数が多いほど細やかで綺麗な表示が可能となる。つまり、表示画面上の長さ当たりに存在する画素数(解像度)によって表示の精細度が定められる。例えば「表示領域の水平長が10cmで水平方向画素数が1,000個」の場合と「表示領域の水平長が20cmで水平方向画素数が2,000個」であった場合、水平方向の画面解像度は同一の10pixels/mmとなる。ただし、実際には、歴史上フラスコの底の形をした円形ブラウン管の直径の解像度を表した経緯から、現在でも水平長ではなく、画面外接円の直径となる、対角線の精細度として表示される。

印刷分野においてインチ単位での解像度(スクリーン線数)が用いられていたことからコンピュータ等もこの単位長さにはインチが用いられておりISO加盟国においても、解像度の単位は1インチ(=25.4mm)当たりの画素数(単位はdpi:dots per inchまたはppi:pixels per inch)で表示されることが多い。
画素密度(ピクセル密度)としての画面解像度
単位

ドットの物理的な並びは「ドットピッチ」、1インチの長さあたりのドット数は「dpi」と表記されるが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}最近[いつ?]では、画面解像度をあらわす単位として印刷分野の単位と区別する目的でppiがしばしば用いられる。これは階調表現能力が異なる別の技術に、同一の単位を用いることで発生すると思われる混同を防止するためである。

例えば印刷の100dpiとディスプレイの100pixels/inchを同じ単位(dpi)で表現すると、あたかも同じ表現能力であるかのような誤解を生じる。単色2値データのみで比較すると同等であるが、印刷においては網点を用いて多色・多階調を表現するため、物理的解像度は落ちてしまう(周囲のドットを利用するため)。一方、ディスプレイの画素では256階調や4096階調といった多値表示が可能であるためディスプレイの100pixels/inchのほうが表示能力が高く情報量が多いことになる。なお、本稿においては誤解を生じる恐れがないため、dpiとppiを同じとして記載している。これは例えば1,000ピクセルの画像を100%表示すれば1,000ドットとなることによる。
代表的な解像度

Classic Mac OS/macOSの場合、1984年に初代Macintoshがリリースされた後、Retinaディスプレイが登場するまでの間、画面解像度は72dpiに統一されていた[2][3]。これは、WYSIWYG設計思想の実装に基づき1ポイントを1ピクセルに相当させたためである。ディスプレイの大きさが同じならばピクセル数は一定で、本体側のソフトウェアやハードウェアでは変更できないため、拡大率を100%にしたときディスプレイで見たままの大きさの文字や図形をプリンターにて印刷できる仕組みであった。

Microsoft Windowsの場合、Windows XPよりも前のバージョンでは、ディスプレイ解像度は96dpiであると仮定されてきた[4]。XPでは96dpiおよび120dpiの2つのDPI値と、カスタムDPI設定が導入されたが、XPのDPIスケーリングは実質的に前述2つの値で決め打ちだった。これは、下位レベルのグラフィックスAPIであるGDIの座標系が、整数にしか対応していなかったためでもある。また、ほとんどのアプリケーションはシステムのDPI設定が96dpiであるという前提であったため、100%の設定以外では正常に描画されないという問題もあった。Windows VistaではDesktop Window Manager(DWM)とともにDPI仮想化の技術が導入され、システムDPI認識(System DPI Aware)[5]に対応していない(マニフェストで宣言していない)古いアプリケーションは96dpiの仮想環境で強制的に動作させることが可能となったが、テキストの描画結果がぼやけるなどの問題が発生した。Vistaとともにリリースされた.NET Framework 3.0では、倍精度浮動小数点数によるデバイス非依存の論理ピクセルを採用したWPFが導入され、またWindows 7では単精度浮動小数点数によるデバイス非依存の論理ピクセルを採用したDirect2Dが導入されたことで、アプリケーションの高DPI対応が容易になった[6]。Windows 7およびWindows 8では、以下のような解像度が選択肢として規定されていた。デフォルト値(既定値)は実際のハードウェアによって異なり、またハードウェアによっては表示されない選択肢もある。

小 - 100%(96dpi)

中 - 125%(120dpi)

大 - 150%(144dpi)

特大 - 200%(192dpi)

カスタムDPI設定

Windows 8まではシステム全体で1つのDPI値しか設定できなかったが、Windows 8.1ではさらにディスプレイごとのDPI設定と認識(Per-Monitor DPI Aware)が可能となった[7]。この機能を利用するには、アプリケーション側の対応も必要となる。

モバイルデバイス環境や4Kディスプレイなど、画面解像度(密度)は多様化する傾向にあるが、プラットフォームごとに用意された方法に従うことで、アプリケーションを様々な画面解像度に対応させることができる[8][9][10][11][12]


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