町田リス園(まちだリスえん)は、東京都町田市にあるリスなどの小動物を専門とした小規模動物園。町田市の代表的な観光施設の一つ[2]。 1988年12月に、東京都大島町(伊豆大島)にある「伊豆大島椿花ガーデン・リス村(2013年にリス村部分は閉鎖)」の全面協力のもと、同園から約400匹のリスを譲り受けて開園[4]。敷地面積9,388.01m2のうち、約65%(6,108.01m2)が園地として使用され、残るは3,280m2は緩衝緑地帯となっている[1]。リスの放育と飼育の他、小動物の飼育も行っており、来園者が動物と直接触れ合うことができるほか、通所授産施設および就労継続支援B型施設として障がい者の働く場としての役割も担う[2]。 町田市薬師台の南西側にあり、野津田町と金井町と金井の町境付近で、鎌倉街道(東京都道18号府中町田線)に面し、薬師池公園の向かい側に位置する。2020年7月に金井町・藤の台団地地区での住居表示実施に伴い、同園は金井町から薬師台に編入された[5]。 年間来園者数は平均15万人前後で、屋外施設という性質上、その年の天候不順によって来園者数はやや増減する[2]。2009年度以降は年間10万人を超えるなど近年は増加傾向にあり[1]、2013年時点で累計300万人が来園した[6]。
概要
沿革
1988年(昭和63年)12月15日 - 町田リス園がオープン[3]
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リス
タイワンリス[7]
シマリス
アメリカアカリス
キタリス
エゾリス
ムギワラリス
オグロプレリードッグ
リチャードソンジリス(ミニプレーリードッグ)
その他の哺乳類
ウサギ
モルモット
ハムスター
カメ(春、夏、秋に見ることができる)
アカアシガメ
ムツアシガメ
ヒラリーカエルアタマガメ
ウモンガメ
ロシアガメ
カロライナハコガメ
ケヅメリクガメ
フチゾリリクガメ
ヘルマンリクガメ
エロンガータリクガメ
カエル
ガマガエル
鳥類
コバタン
ボウシインコ
園内施設
放し飼い広場(放飼場) - フェンスとネットで囲まれた広さ約2,500m2の場所で、約200匹のタイワンリスが放し飼いにされ、来園者がひまわりの餌を与えることができる[8]。
ふれあいコーナー - ウサギとモルモットに触れることができる。(土・日・祝日のみ)
売店 - ぬいぐるみなどが販売されているよん
園内風景
アカリス
キタリス
タイワンリス
タイワンリス
放し飼い広場
アクセス
電車・バスの場合
小田急線町田駅北口近くの『町田駅』21番バス停より神奈川中央交通バス「本町田経由野津田車庫行き(町55系統)」または「鶴川駅行き(町53系統)」で約20分、『薬師池』下車。前方右側。
自家用車の場合
町田リス園の駐車場はない。隣接する薬師池公園の駐車場を使用する事ができる。
駐車料金は1時間まで無料、1時間半まで100円、その後100円/1時間。
中型車・大型車は町田薬師池公園四季彩の杜西園インフォメーション棟にて事前予約が必要になる。
障害者手帳を所持している場合、駐車料金が免除になる。リス園券売所で要提示。
周辺施設
薬師池公園
町田ダリア園
町田えびね苑
脚注[脚注の使い方]^ a b c “「2011年度町田市版事業仕分け」について(2011年5月21日開催)事業仕分け対象事業(施設)概要説明書” (PDF). 町田市. 2021年8月10日閲覧。
^ a b c d “平成30年度(2018年度)課別・事業別行政評価シート 前半書 地域福祉部” (PDF). 町田市. 2021年8月10日閲覧。
^ a b 広報まちだ 第842号(1988年12月11日発行)