町屋 良平
(まちや りょうへい)
誕生1983年??月??日
東京都
職業小説家
言語日本語
国籍 日本
活動期間2016年 -
ジャンル小説
代表作『1R1分34秒』(2018年)
『ほんのこども』(2021年)
主な受賞歴文藝賞(2016年)
芥川龍之介賞(2019年)
野間文芸新人賞(2022年)
川端康成文学賞(2024年)
デビュー作『青が破れる』(2016年)
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示
町屋 良平(まちや りょうへい、1983年 - )は、日本の小説家。 東京都台東区出身。埼玉県立越ヶ谷高等学校卒業[1]。卒業後は大学には進学せずに[2][3]フリーターをしながら小説の執筆を開始し[3]、2016年に「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞してデビュー[4][5]。2017年、同作を表題作とする『青が破れる』で第30回三島由紀夫賞候補。2018年、「しき」で第159回芥川龍之介賞候補、第40回野間文芸新人賞候補。2019年、「1R1分34秒」で第160回芥川龍之介賞受賞。2022年、『ほんのこども』で第44回野間文芸新人賞受賞。2024年、「私の批評」で第48回川端康成文学賞受賞。
来歴
作品リスト
単行本
『青が破れる』(河出書房新社、2016年11月/河出文庫、2019年2月)
青が破れる(初出:『文藝』2016年冬季号)
脱皮ボーイ(書き下ろし)
読書(書き下ろし)
『しき』(河出書房新社、2018年7月/河出文庫、2020年10月)
しき(初出:『文藝』2018年夏季号)
『1R1分34秒』(新潮社、2019年1月/新潮文庫、2021年11月)
1R1分34秒(初出:『新潮』2018年11月号)
『ぼくはきっとやさしい』(河出書房新社、2019年2月)
ぼくはきっとやさしい[6](初出:『文藝』2017年冬季号)
『愛が嫌い』(文藝春秋、2019年6月)
しずけさ(初出:『文學界』2019年5月号)
愛が嫌い(初出:『文學界』2018年7月号)
生きるからだ(書き下ろし)
『ショパンゾンビ・コンテスタント』(新潮社、2019年10月)
ショパンゾンビ・コンテスタント(初出:『新潮』2019年4月号)
『坂下あたると、しじょうの宇宙』(集英社、2020年2月/集英社文庫、2023年3月)
坂下あたるとしじょうの宇宙(初出:『小説すばる』2019年6月号 - 2019年10月号)
『ふたりでちょうど200%』(河出書房新社、2020年11月)
カタストロフ(初出:『文藝』2019年冬季号)
このパーティー気質がとうとい(初出:『文藝』2020年夏季号)
ホモ・ソーシャルクラッカーを鳴らせよ(書き下ろし)
死亡のメソッド(初出:『文藝』2020年秋季号)
『ほんのこども』(講談社、2021年11月)
ほんのこども(初出:『群像』2020年1月号 - 2021年6月号)
『恋の幽霊』(朝日新聞出版、2023年7月)
恋の幽霊(初出:『小説トリッパー』2022年春季号 - 2023年春季号)
『生きる演技』(河出書房新社、2024年3月)
生きる演技(初出:『文藝』2023年秋季号)
電子書籍
『冒険の記録』(惑星と口笛ブックス、2020年4月)
共著
『友だち関係で悩んだときに役立つ本を紹介します。』(河出書房新社、2024年4月)
雑誌発表作品
小説
「ラジオボーイ」 - 『文學界』2020年1月号
「スポーツ 基礎と応用」 - 『早稲田文学』2020年春号
「かれのこえ」 - 『新潮』2020年2月号
「沖野」 - 『ランバーロール』3号(同人誌)
「四半世紀ノスタルジー」 - 『小説トリッパー』2020年夏季号
『25の短編小説』(小説トリッパー編集部 編、朝日文庫、2020年9月)に再録
『文学2021』(日本文藝家協会 編、講談社、2021年5月)に再録
「失踪前夜、揺れ」 - 『小説すばる』2021年7月号
「私の文体」 - 『群像』2021年12月号
「私の労働」 - 『すばる』2022年4月号
『文学2023』(日本文藝家協会 編、講談社、2023年6月)に再録
「生活」 - 『新潮』2022年6月号から連載中
「私の推敲」 - 『文藝』2022年秋季号
『私小説』(金原ひとみ 編、河出書房新社、2023年2月)に再録
「私の批評」 - 『文藝』2023年春季号
「植物」 - 『ことばと
「体重」 - 『新潮』2024年6月号
児童文学
「オレにちゅういするな」 - 『飛ぶ教室』第59号(2019年秋号)
随筆・論考・書評・その他
「ボクシングと舞踏」 - 『新潮』2017年8月号
「来たるべき作家たち2020」アンケート回答 - 『文藝』2017年秋季号
「川の名前を分かつ場所」 - 『文學界』2017年11月号
「部屋と文体」 - 『群像』2018年9月号
「モテの身体性」(片岡義男『くわえ煙草とカレーライス』書評)[7] - 『文藝』2018年秋季号
「よろこびのTikTok」 - 『新潮』2019年5月号
「魔法ではない出会い――岸政彦『図書室』を読む」 - 『新潮』2019年8月号
「井上尚弥とスポーツ言語の可能性」 - 『文藝春秋』2019年8月号
「ごまかしやのしっぱい」 - 『飛ぶ教室』第58号(2019夏号)
『ベスト・エッセイ2020』(日本文藝家協会 編、光村図書出版、2020年8月)に再録
「私の1冊 夏物語」 - 『文藝別冊 川上未映子 ことばのたましいを追い求めて』(河出書房新社編集部 編、河出書房新社、2019年11月)
「ズラされつづける身体性――千葉雅也『デッドライン』論」 - 『新潮』2020年1月号
「ぶかぶかの風景――乗代雄介「最高の任務」」 - 『群像』2020年7月号
「舐められていたい私」 - 『文學界』2021年2月号
「創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー」 - 『新潮』2021年3月号
「尾崎世界観『母影』を読む 書ける/書かれる私になってしまう」 - 『新潮』2021年3月号
「旅は小説か」 - 『新潮』2021年9月号
「恋は予断で」 - 『文學界』2021年10月号
「笑い上戸の私」 - 『文學界』2022年1月号
「子ども大人辞典」寄稿 - 『飛ぶ教室』 第68号(2022年冬号)
「私の書棚の現在地 詩の読者になろーとしとる」(蜆シモーヌ『なんかでてるとてもでてる』書評) - 『新潮』2022年4月号
「怒りの名は私」 - 『文藝』2022年夏季号
「私の書棚の現在地 短編小説の条件、傑作の条件、そして理想の短編小説」(キャサリン・マンスフィールド『郊外のフェアリーテール キャサリン・マンスフィールド短篇集』書評) - 『新潮』2022年7月号
「私の書棚の現在地 「まだ言葉にされていない認識」という信仰」(小砂川チト『家庭用安心坑夫』書評) - 『新潮』2022年10月号
「偏愛ラブレター ダンスボーカルへ」 - 『群像』2022年12月号
「私の書棚の現在地 正直という技術」(山本文緒『無人島のふたり』書評) - 『新潮』2023年1月号
「私の書棚の現在地 小説という「怪物」」(アン・カーソン『赤の自伝』書評) - 『新潮』2023年4月号
「私の書棚の現在地 現代のわれわれにとって捕虜とはなんだったのか」(サラ・コブナー