「男と女」のその他の用法については「男と女 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
男と女
Un homme et une femme
監督クロード・ルルーシュ
脚本クロード・ルルーシュ
ピエール・ユイッテルヘーベン
『男と女』(おとことおんな、仏: Un homme et une femme)は、1966年のフランスの恋愛映画。監督はクロード・ルルーシュ、出演はアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャンなど。第19回カンヌ国際映画祭でグランプリ(当時)を受賞し、ルルーシュの名を世界に知らしめた。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください
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スタントマンの夫ピエールを事故で亡くしたスクリプト・ガール(映画監督の助手)のアンヌは、娘フランソワーズを寄宿学校に預け、パリで一人暮らしをしていた。ある日、娘に会うために寄宿学校に行った帰り、パリ行きの列車を逃してしまう。そんなアンヌにジャン・ルイという男性が車で送ると申し出た。ジャン・ルイも同じ寄宿学校に息子アントワーヌを預けており、また、妻ヴァレリーを自殺で亡くしていた。 役名俳優日本語吹替 クロード・ルルーシュの盟友である、フランシス・レイが担当している。「ダバダバダ」のスキャットが全編に流れる主題歌は非常に有名で、後に様々なアーティストにカバーされている。 歌っているのは、フランシス・レイの盟友であり、出演もしているピエール・バルーと、『愛と哀しみのボレロ』や『個人教授』で歌声を披露しているニコール・クロワジール
キャスト
TBS版1TBS版2
アンヌアヌーク・エーメ小沢寿美恵
ジャン・ルイジャン=ルイ・トランティニャン西沢利明
ピエールピエール・バルー中田浩二堀勝之祐
ヴァレリーヴァレリー・ラグランジュ信沢三恵子
寄宿学校の校長シモーヌ・パリ
アントワーヌアントワーヌ・シレ(フランス語版)[注 1]佐藤隆浩
フランソワーズスアド・アミドゥ(フランス語版)藤枝成子
ラジオのアナウンサージェラルド・シレ(フランス語版)[注 1]納谷六朗
ガソリンスタンド店員ポール・ル・パーソン(フランス語版)藤本譲
TBS版1:初回放送1975年4月14日『月曜ロードショー』[注 2]
翻訳:森田瑠美
TBS版2:初回放送1983年4月28日『名作洋画ノーカット10週』
演出:小林守夫、翻訳:森田瑠美、制作:東北新社/TBS
音楽
なお、この映画中の曲「サンバ・サラヴァ(邦題:男と女のサンバ)」は、ヴィニシウス・ヂ・モライスとバーデン・パウエルが作った曲「サンバ・サラヴァ」をピエール・バルーがフランス語に訳して自ら歌ったものである。 たちきれぬ過去の想いに濡れながら 愛を求める永遠のさすらい ………その姿は男と女 (1966年劇場公開当時のキャッチコピー) 本作は、クロード・ルルーシュの出世作とも言うべき作品である。ルルーシュ自身は、20歳前後から短編映画を中心に作品を撮っていたが、無名の存在であった。本作の撮影に際しては、制作費のスポンサーが付かなかった為に自ら製作したが、本作で一躍有名となり、フランスを代表する映画監督の一人となった。 また、ピエール・バルーも本作の出演を契機に俳優としての地位を確かにした。ピエール・バルーは、本作品のための資金集めのために、音楽出版社サラヴァを組織していた。 フランシス・レイは、それまでもエディット・ピアフの晩年に曲を提供したり、イブ・モンタンの伴奏などで活躍していたが、本作の主題歌で作曲家としての地位を築き上げた。 主人公の男はレーサーという設定で、フォード・GT40をテストするシーンやフォード・マスタングでモンテカルロ・ラリーに出場するシーンなどがある。また、ル・マン24時間レース、モンテカルロ・ラリーの実際の映像も使用されている。 音楽家の高橋幸宏は公開当時中学生であったが、この映画を観るために映画館に18回も通い、後の彼の音楽やファッションに多大な影響をもたらしたという。劇中歌から「Saravah(君に幸あれ)」というポルトガル語をとってファールトアルバムのタイトルにし、ジャケットや曲のアレンジからも非常に影響を受けていることが窺える(詳しくは「サラヴァ!」参照)。ピエール・バルーとはその後、映画「四月の魚」の主題歌にて共作が実現した。
主なカバー
野宮真貴 - カバーアルバム『男と女 ?野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』(2016年8月31日)に収録。横山剣とのデュエット版とクレモンティーヌとカジヒデキとのオールスキャット版が収録[1]。
キャッチコピー
その他
出世作
自動車
高橋幸宏
Size:53 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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